無能な俺が異能力でこの世界を圧倒する

俺は勇者だ。魔王との戦いに敗れ転生した。未だに魔王が生きている。だから異能力学園というものがあるのだろう。そんなことを考えていると、レイが「お前は何者だ？」と問いかける。そんな問いに俺は「山田太郎」と答える。「なぜお前が異能力を使える？」「土壇場で、才能を開花させたのかもな」元勇者というのを隠した方がいいかもしれない。なので俺はあえて嘘をつく。この試験は一回でも攻撃を与えればいいのだ。俺はあるセリフを言う。「顕現」その瞬間何もないはずの俺の手元には、クナイがあった。相手は驚いた顔を見せる。俺はその隙を見逃さない

。そしてクナイを投げる。そのクナイにレイは、反応するが、避けることはできず、手をかすった。試験官や皆驚いていた。「あまり実力を出さない方が良かったのかもな」と俺は言う。なぜなら、魔王軍には、手下がいる。魔王は手下に偵察を生かせてることが多い。前世で俺はそれを知っている。もし見られていれば、魔王はさらに力をつける。その最悪実態は避けたい。そんなことを考えていると。俺は試験に合格していた。