episode 3 ~楽しいと思える事~
道)服、どうしよっかな
道)あ、これなら…
道)よし、これでよし!
持ち物も持ったし大丈夫…だよね
ピコン
道)ん?佐久間くんからだ
佐)「道枝くん、準備できたー?」
道)「今、丁度終わったところだよ」
佐)「俺も丁度終わったところ!
今から向かうね」
道)「了解」
コンコン
佐)道枝くん、迎えに来たよ~
…って隣だけど、笑
道)まぁね、笑
佐)それじゃ、いこっか!
道)うんっ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
佐)道枝くんの服いいね!めっちゃオシャレ!
道)そ、そんな事ないよ?
佐)いや、オシャレだよ!
俺が言うんだから間違いない!
道)あ、ありがと…
佐久間くんも似合ってるよ
佐)ほんと?嬉しい!ありがと!
⤴︎佐久間私服
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
道)ねぇ、佐久間くん
佐)ん?
道)なんで俺と仲良くしてくれるの…?
佐)んーまぁ、お前の事が気になったから
道)え?
佐)でも1番は、お前の支えになりたいと思った
道)俺の支えに…?
佐)うん、話せる相手が
いれば相談してみたら?
道)…….
佐)今は難しいかもだけど、
あまり溜め込むのはよくないと思うよ
道)………
佐)まぁ、今はとにかく楽しも?
道)((・・*)コク
佐)ギュッ(手を繋ぐ)
道)…?(握り返す)
佐)(道枝くん…)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
佐)よし、着いた!
道)ハァハァ…ここ…?
佐)そうだよ!…大丈夫か?笑
道)大丈夫…笑 最近運動不足だからさ
佐)そっか、笑 道枝くん最初どれ乗る?
道)じゃあ、メリーゴーランド乗ろっかな
佐)いいね!乗ろ乗ろ!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
道)わ、すごい…回ってる
佐)そういう乗り物だからね~どう?楽しい?
道)うん、楽しいよ
佐)よかったぁ…次ジェットコースター乗る?
道)ジェットコースター?
佐)あれだよ!スリル感あって面白いんだ~
道)へぇ…じゃあ乗ってみようかな
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
道)え、高くない?
佐)そぉ〜?全然平気~笑
道)あ、落ちる…!
佐)来るぞ!
ヒュ〜=͟͟͞͞
道)うわぁぁぁぁぁぁ!
佐)はは笑 大丈夫か道枝ー!笑
道)佐久間くんっ…!わぁぁぁぁぁ!
佐)フゥ〜⤴︎⤴︎笑
佐)どうだった?
道)疲れた…
佐)そっかそっか、笑
でも、道枝くんがあんな声出すなんてねぇ
道)変…だったかな…?
佐)いやいや全然!
むしろレアな姿見れちゃった!
もしかして絶叫系苦手なのかも?
道)うっ…恥ずかしい…やめて
佐)あぁごめんね?
大丈夫だよ、誰にも言わないから
道)ほんとに?
佐)うん!これを知ってるのは俺だけだねっ☆
道)……なに今の
佐)かっこつけただけ、笑
道)そう…あまりかな
佐)なぬっ?!
道)まぁ、悪くは無いけど
佐)あぁ、よかったぁ
その後、俺達はアトラクションに乗りまくり、
昼飯も終え、すっかり夜になってしまった
道)もう夜か…
佐)だねー…道枝くん、最後にどうしても
乗せたい物があるんだけどいいかな?
道)観覧車?
佐)え!なんでわかったの?!
道)テレビで、夜の観覧車は魅力って
言ってたから…
佐)俺の考え方が
全て失ってしまったじゃねぇか、笑
道)え、あっ…ごめん…
佐)そんな事で気にしなくていいよ、笑
じゃあせっかくだし乗ってみる?
道)うんっ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
道)凄い…めっちゃ綺麗…!
佐)でしょ?でもね、頂上からの景色
もっと綺麗なんだよ
道)これ以上に?
佐)うん、あっそうだ!
そう言って俺に近づいてくる
佐)(手で目を塞ぐ)
道)え、ちょっと…!何も見えない…
佐)このまま目閉じてて
俺がいいよって言うまで開けないでね
道)わ、わかった
……………
佐)はい、目開けていいよ
道)ん…?って…綺麗…!
その景色は、息を飲む程の光景だった
道)ここ、頂上?
佐)そうだよ、ほんとに綺麗だよね…
道)こんなに綺麗な景色初めて見た…
佐)ほんとだよね~…
ねぇねぇ!ツーショ撮らない?
道)いいよ
佐)ほら、もっとこっちおいで?
道)う、うん
佐)めっちゃいい感じじゃん!
道)そうだね、
佐)これスマホのロック画面にしていい?
道)俺もそうしたい…
あとでLINEで送ってくれる…?
佐)もちろん!えへへっ…道枝くんとお揃い
道)そんなに嬉しいの?
佐)当たり前だよ、親友って感じがするし?
道)そうかな…?
佐)俺が言うんだから間違いないよ
大丈夫だから
道)うんっ、そうだね
佐)そろそろ帰るか
道)うん、そうしよう
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
佐)今日は一緒に遊んでくれてありがとう
道枝くんと遊べて凄く楽しかった!
道)俺も楽しかったよ
佐)それならよかった、それじゃまた明日…
道)ま、まって!
道)楽しいと思わせてくれる時間を
シェアしてくれてありがとう、
初めての遊園地で佐久間くんと
一緒に遊べてよかったなと思った。
だから…っ
道)俺の為にこんなプランを立ててくれて
ありがとう…!
佐)…!
佐久間くんはびっくりしながら
俺の方を見てくる
すると微笑みながらこう言った
佐)どういたしましてっ!
もしよかったらまた今度2人でどこか行こ?
道)うんっ…!
佐)じゃあねっ!
道)うん、また今度ね
こうして俺の楽しい一日が終わった
だけど改めて思った
佐久間くんは…何か違う…
それはいい意味で
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