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イラストの絵柄めっちゃ好きです!可愛い"(∩>ω<∩)" 続き楽しみにしてます😊
イラスト付きで更新、ありがとうございます🤭❣️最後の🙇イラストが可愛いです✨ もし読めるなら、お泊まり会のお話、楽しみにしてます🙏♥️
Sunflower ④ -2 (wm×f)
※センシティブは念の為につけてます
藤澤side
元貴は僕が喋ってるのをお構い無しでシャツを引っ張り、僕の鎖骨の辺りに元貴が軽くキスをしたと思ったら、肌を強く吸われる感覚がした。
若井は若井でさっきとは反対側の肩甲骨のあたりにキスをして強く吸ってきた。
大森「なんでまた若井が付けるんだよっ、」
若井「元貴より俺の方が涼ちゃんに愛されてんだよ」
大森「…………ヂュッ」
藤澤「んあっ、もときっ」
若井「…………ヂュッ」
藤澤「あっ、わ、かいっまって、」
前と後ろから僕に残る跡の数を競ってふたりがどんどんどんどん跡を増やしていく
流石に撮影前にだし、ふたりは最初は見えない場所だったのに若井は項、元貴は首筋にと跡を残そうとしてきてて流石にヤバい
藤澤「ちょ、ふたりとも」
大森「チュッ……涼ちゃん……好きだよ」
藤澤「そうじゃっ、なくっ、ンンっ」
若井「チュッ……愛してるよ、涼ちゃん」
藤澤「だからっ、そう、じゃな、んっ、あっ」
数を競うようにどんどんヒートアップするふたり
何とかして止めなきゃまずい
藤澤「ス、ストーップ!!!」
大森「っ!!」
若井「っ!!」
僕は今までにないくらいの大声を出してふたりをなんとか止めることに成功した
でも多分僕の身体は後の祭り……
ふたりから離れ鏡で確認してみたらありえない量と場所に跡が付けられていた
藤澤「これから撮影なのに!!ふたりのバカァ!!!」
僕の剣幕にふたりは息を合わせたように土下座をしてきた
大森・若井「すみませんでしたっ!」
藤澤「謝って済む問題じゃない!」
大森「お、俺のと交換しよっ!リボンで隠れるから!」
若井「そ、そうだ!それがいいっ!ね?」
藤澤「交換で済む話じゃない!!それに普段リボンは元貴なのに僕だと似合わないって」
大森「そんな事ない!涼ちゃん可愛いから何でも似合う!」
若井「うん、涼ちゃんの方が似合う!」
藤澤「可愛いで誤魔化さないで!それに可愛いのは元貴!僕じゃないっ!」
大森「……ボソッ……絶対涼ちゃんの方が可愛いのにね」
若井「……ボソッ……ほんとそれ……あれじゃね?無自覚ツンデレ的なやつ」
大森「あぁ!それなら無自覚ツンデレあざと女神でどう?」
若井「いいねっ!」
藤澤「全部!!聞こえてるから!!」
大森「!!……と、とにかく、涼ちゃん交換しよ?隠さなきゃいけないのは事実……だし」
若井「俺たちのせいで迷惑かけて本当にごめん!!」
土下座したまま頭を下げるふたり
若井なんて僕と同じ身長あるのに縮こまる様に丸くなって土下座して……
あ、元貴は言わずとも丸まって小さ……
……ゴホンッ……まあ、毎度毎度、行き過ぎたふたりを僕が怒って結局許すの繰り返し……
こんなので本当にいいのかな……
ふたりは……
ふたりはなんで僕なんだろう……
ふたりみたいにかっこいいわけでもない、可愛いわけではない
ましてや同性……
藤澤「そもそもなんで……僕なの」
大森「え、そんなの涼ちゃんが好きだからだよ、若井に取られたくないし」
若井「俺も涼ちゃんが好きだから跡付けたかった。やり過ぎたのは謝るけど……」
藤澤「ふたりとも僕じゃなくても……だって僕はふたりを……」
大森「友達として好き、でしょ?いいよ別に今はそれで。俺は他とかじゃなく涼ちゃんがいい。涼ちゃんじゃなきゃイヤなの。だからこれからもどんどん攻めるし」
若井「俺も元貴と一緒。涼ちゃんじゃなきゃ嫌だよ」
上目遣いで僕を見る2人の目はいつになく真剣で、ふたりが本気なのが伝わってくる
でも僕は…………
大森「ごめんね涼ちゃん。涼ちゃんを困らせる事ばっかりしたり言ったりして……」
藤澤「あ、いや」
大森「涼ちゃん今、困った顔してる」
藤澤「そ、それは……」
若井「俺たち、涼ちゃんを困らせたくて言ったり、してるんじゃないんだ……って実際は困らせてるけど。でも本気なんだよ俺たち。」
藤澤「元貴……若井……」
僕が男だからとか、かっこいい、可愛いとかふたりはそんな事を考えてない。
ただただ、純粋に僕に気持ちをぶつけてくれてるんだ……
藤澤「……わかった……とりあえず、今日は僕と元貴の衣装は交換するよ」
大森「ほんとにごめんなさい」
藤澤「それと」
若井「それと?」
藤澤「ふたりの気持ちはよくわかった」
大森「?!」
若井「え、それって」
藤澤「最後まで聞いて?ふたりが真剣に僕の事を思ってくれてるってわかったから僕も真剣にふたりと向き合うよ」
大森・若井「!!!」
藤澤「僕、今までふたりに流されてばっかりだったから今度からちゃんとするね!」
大森「??!ま、待って涼ちゃん……それは……」
藤澤「友達としてって言いながらふたりには曖昧な態度とっててごめんね……今度からは僕、流されないから!!」
大森・若井「えーーー!!!」
若井「りょ、涼ちゃん、涼ちゃんは今のままでいいんだって」
大森「そうだよ!涼ちゃんを俺に落とすつもりだったのに!!」
若井「おまっ、抜け駆けしようと思ってたのかよ!」
大森「若井だってそうだろ?!まあ、この前は寝落ちしたみたいだけど、笑」
若井「はぁぁぁ?!」
藤澤「ストップ!!また喧嘩しない!!それに僕が頑張るって言ってるんだから応援してよ!」
大森「この状況で応援……」
若井「無自覚とかのレベルを超えたかも」
ふたりに真正面から向き合う。
これが今の僕の答え
藤澤「よし!!」
大森「っ?!」
若井「ま、まだ何かあるのか」
藤澤「着替えよう!!ほらふたりとももう立っていいよ」
大森「…………」
若井「…………!!……元貴、ちょっと」
大森「?…………!!…………」
若井「…………!」
大森「…………」
藤澤「ちょっとふたりで何コソコソしてるの?」
若井「いや、足痺れたって話!」
大森「そうっ、いたたたた……」
藤澤「立てる?手貸した方がいい?」
若井「だ、だいじょぶっ、な、元貴」
大森「涼ちゃん抱き上げてー」
若井「お前ずるっ」
藤澤「元貴、手だけだよ!今日から甘やかさないんだから」
大森「ちぇ……」
藤澤「ほら、着替えなきゃ本番まで時間ないよ」
大森・若井「はぁーい」
その後、僕は元貴が着る予定だった衣装で何とかふたりが付けた跡を隠すことが出来て本番を乗り切った。
今回は衣装交換で何とかなったけど、ふたりには本当にちゃんとしてもらわないと……
それに僕もこれからはちゃんと断らないと!!
てか、この跡っていつ消えるの……?
……To be continued
───────
おまけ
ふたりのコソコソ話の真相
若井「元貴、ちょっと」
大森「?」
若井「今度のお泊まり会、チャンスじゃね?」
大森「!!涼ちゃんを酔わすんだな」
若井「正解!そうすればガードも」
大森・若井「「緩くなる」」
大森「押すならそこか……」
コソコソとふたりは次の計画を立ててました。
めげないふたりです。
私がただ描きたかった落書き
①土下座するふたりとブチ切れ涼ちゃん