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「――もしもし」
『獅子神さん……いや、岩下さんとお呼びしたほうが良いですか』
「どちらでも結構ですが……どうかされましたか? あなたから連絡があるなんて驚きましたよ」
『用件だけ言います。――俺はお嬢の世話係を降りることになりました』
「……えっ? 世話係を!?」
『色々と事情が変わりましてね。……で、お嬢を託すなら、あんたが一番マシだと思ってこうやってご連絡差し上げたんですよ。今後、お嬢のことは頼みます』
「頼むって、それは……志麻さんと僕の仲を認めるということですか?」
『……ただし、くれぐれも馬鹿な真似はしねえでくださいよ。特にオヤジにあんたの正体について何もかも話すなんて馬鹿の極みですから絶対にやめてください。もしどうしても我慢できないってんなら、斯波のアニキに相談して』
「ち、ちょっと待ってください。突然何故……」***************
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