コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「そ、それ、考えないようにしてたのに……!」
「自分から組長だの獅子神蓮司だのに電話かけてるとこ見ると、監禁されてるとか無理やり言わされてるって感じでもねえしな。帰ってこないのは朱虎さんの意思なんじゃねーの」
「うぐぐっ」
「志麻センパイ庇って怪我して、目が覚めたら見知らぬところにいたわけだろ。弱ってるとこに美少女に迫られて、朱虎サンもちょっと自分の人生見つめ直しちまったのかも」
「ぎゃっ、やめて!?」
「やめろ、馬鹿者」
あたしが耳を押さえていると、環が風間くんの頭をはたいた。
「いって!」
「志麻、君も簡単に動揺するな」
環は肩をすくめると、あたしの目を覗き込んできた。
「朱虎さんはそう容易く女性の色香に迷うようなタイプではなかろう。……よしんば彼がその美少女に心動かされた*****************
************
***************************
***********************
*****************
***************
**************
*************************