nk 「じゃ、おつかれ〜。俺先抜けるね」
sm 「俺も」
shk「あ、スマイルちゃんと見ろよー」
sm 「はいはい、じゃ、」
kr 「はぁー!!マジで今日楽しかった」
shk「今日のきりやんの笑い声えぐk……」
ポロンッ
撮影が終わり、俺はすぐディスコから抜けた
俺もすげー楽しかったな、なんて思いながらPCから離れる
撮影が終わったあとは風呂に入り、ご飯を食べた
暇になった俺はシャークんに言われた通り動画を見る
編集を変えたので見てほしい、との事だ
どうせ暇だしいいか、と承諾してしまった
一通り見たあと、コメ欄も見てみる
誰か編集の違いに気づいているんだろうか
でもこんな変なことするべきじゃなかった
全てここから始まった
俺は後で後悔することになる
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sm 「まぁ、アンチもいるもんだな」
スクロールしてみていく
別にアンチは気にしてない
俺は友達と楽しんでいるだけだし
ただ、
勝手に言わせておけばいいと思っていたのは
“俺だけ”だった
kt 「ねぇスマイル、コメ欄みた?」
sm 「え、あー……みた」
kr 「じゃあ話は早いや。
スマイルもうちょっと喋ってくんね?」
shk「ほんとにな、みんな求めてるし」
nk 「てかミュートも多くて迷惑してるよね」
次々と口にする俺の悪い所
いつもとは違う声色
sm 「お前ら急に何。」
br 「最近アンチがいてさ〜、
スマイルが喋んないせいでみんな
面白くないって言ってるんだよね」
sm 「アンチなんてつきもんだろ
お前らってそんなんも気にすんの?」
kt 「やっぱ動画面白くしたいじゃん?」
sm 「……。」
きんときのは納得出来る
でも俺はただ友達とゲームしてるだけだ
そこに第三者の意見を入れる隙はあるのか
それに俺が居たら面白くない、みたいな
少し自分を傷つけてしまう考えに陥る
アンチは一部だし気にすることじゃねぇだろ
そう思い、俺の考えもしっかり伝えてみんなの方を見るが、コイツらは理解してくれないようだ
この活動に参加したのはnakamuの誘いだが、俺の意思でもあった
俺が直すべきとは分かっている
sm 「……少し考えさせて」
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いつもコメ欄見たかと聞いてくるのはこれだったのか
前からメンバーにも思われていたのか
そう思うと複雑で、胸のあたりがなにかに掴まれるような感覚に襲われる
sm 「見たなんて言わなかったら……
見なければよかったのに 」
考えれば考えるほど辛くなる
あいつらはリスナーのことしか考えてない
俺のことは二の次だ
そんなわけない、と分かってるのに
頭の中はその言葉で埋められる
辛い。苦しい。
誰か______________________
気づいて。
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