〜この作品を読む上での注意⚠️〜
・ご本人様とは全く関係はありません
・作者の捏造、妄想です
・作者は関西出身ですが、地域によっては変だと感じるかもしれません
・今回はシャオロンさんメイン
・キャラ崩壊注意
・多分意味深回
・問題があれば削除します
是等の事がOKだよと言う方のみ閲覧下さい
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???視点
「ダイスロール。」
そう誰かが呟くと、運命のダイスロールが宙に浮いた。
カラッ…カラカラカラカラカラ…
何かが転がる音がする。
カラカラカラカラカラ…カラッ!!
世界が変わる音がする。
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NOT視点
「ねえねぇ〜ピー君〜」
「なんですか大先生。気色悪いのでやめてもらえません?」
「あぁん!!♡ピー君しんらつぅ!」
「うわぁ…。」
「やめて!ガチ引きしないで!」
真夏の青空が広がる日。そんな暑い日の出来事である。
「で、なんのようなんですか大先生」
「ん〜?ちょっとした雑談?みたいな」
「あぁ、サボったんですね」
「サボってない!」
「進捗は?」
「六割です…」
「一割か…」
「ひどい!」
「で?なんですか、話って」
「さっきグルちゃんと話してたんやけどな〜?ダイスロールの神様っておるんかなぁ?って僕が聞いたんよ。そしたらグルちゃんは、『いるわけないだろ』って」
「あぁ〜めっちゃ言ってそうですね」
「でしょ〜?僕もグルちゃんらしいって言ったんだよね!
そこで、ショッピ君はいると思うか気になったわけ」
「なるほど」
「で?いると思う?」
「ん〜いるんじゃないですかね?
やって、その話があるって事は居るって事なんじゃないっすか?」
「ショッピ君はそっち派?」
「大先生は?」
「そっち派〜」
「どっちやねん!」
「僕は居ると思うんだよね」
「なんでっすか?」
「内緒♡」
「うわぁ……」
「あぁん♡しんらちゅ♡」
「うわぁ……………」
「まって!?そんなにガチ引きしないで!?」
「お前らなに話しとるん?」
「あ、シャオちゃん
訓練終わり?」
「おう。今日はゾムに勝ってんで!」
「そりゃよかったやん!」
「ほんまにシャオさん運動神経良いですね…」
「で、なんの話しとるん?」
「あぁ、ダイスロールの神様ってあると思う?っていう話しとったんよ。
シャオちゃんはおると思う?」
「ん〜?俺はおると思うで?
、、、もしかしたら、案外身近におるかもしれへんな」
「?どういう意味?」
「いや?なんもないで」
そうシャオロンはこれ以上深掘りするな。とでも言いたげな雰囲気を出していた。結局、鬱はそれ以上聞く事はできなかった。
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『こちら第10戦区!応援を要請する!』
『こちらコネシマ!ゾムがやられた!医療班応援を頼む!』
『こちら第12戦区!敵兵の幹部を撃破!』
とある戦場での事だった。
始まりは、D国が宣戦布告をしてきた事だ。D国は、ダイスロールの神様に愛されている。その噂で持ちきりだった。なぜ?それはD国がダイスロールの出た目で戦争をするからだ。そして、D国は今まで戦争に負け続けていたが、ダイスロールの出た目で戦うと、負けなしで、今も勢力拡大している国だった。
W国は戦争国家だが、資源も豊富で、幹部も二十代前半で構成されている。前代未聞の国だった。
多分、W国は勢力がすごく、さきも言った通りだが、資源が豊富だ。つまり、W国を攻め落としその豊富な資源を手に入れようという魂胆だろう。
「やばいな…このままだと攻め落とされる」
「どうします?」
「んーむ」
『こちらシャオロン。グルッペンと一回繋げて』
『わかった』
「なんの用だ。シャオロン」
『あのさ、グルッペンが今D国にどうやって攻め落とそうか考えてるやろ?』
「あぁ、そうだな。」
『その作戦でいけると思うで』
「、、、わかった」
いつも、W国が負けそうになると、シャオロンはこう助言する。そして、その助言は完璧で、シャオロンの助言通りにすると、必ずW国は勝つ。
ーーまるで未来を見てきたのかのように。
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「いや〜今回も勝ったな〜」
「それより、どうしてシャオさんの助言はあんなにも的確なのでしょうか」
「…なんでやろうね、、、」
鬱は、その時考えていた。
鬱は昔、ダイスロールの神に助けられた時のことを。
さてと、ここで少し昔話をしていこうか。
鬱は、ずっと前は貧乏だった。だが、家族愛のある両親をもっていた。父は多額の借金を持っており借金を返す為仕事で父はずっといなかったが、一月に一度、手紙と共に母と鬱が暮らせる程度の金が送られてきた。
普通…と、まではいかないが、それなりに幸せな暮らしをしていた。
だが、その幸せは一生続くわけではない。
ある日、家が燃やされたのだ。鬱と、母の家が。父が借金を返す事ができなかったのだ。期限までに。その腹いせに、借金取り達は家を燃やしたのだ。
結果論を言おう。鬱は助かった。
ーー母を犠牲にして。
母は、命懸けで鬱を助けた。鬱は、父の所へ行こうとしたが、父はもう、殺されていた。大方、借金取りの奴等は、借金を返せないのならもう使えないと判断したのだろう。
鬱は絶望した。
そりゃぁそうだ。最愛の父と母を亡くし、住む家もない、頼れる人もいない。このままでは、餓死するのがオチだろう。そこに、鬱の運命を変える人物と会う。
その人物とは?
私の口からは言えないが、見た目の特徴なら教えてやろう。
肩までつく甘栗色の髪、華奢な体つき、フードで顔は見えないが、瞳は黄金色で、意思の強い目だった。
「お前、、、この運命変えたいか?」
「え、、、?」
「変えたいかって聞いとんねん。結果を言え。」
「変えれる…?」
「お前次第やな」
「変えれるんやったら変えたい、、、!まだ父さんと母さんと一緒におりたい…!」
「そうか。」
「なら、助けてやるよ」
「え、、、?」
「ダイスロール。」
そう黄金の瞳の少年が呟くと、運命を握るダイスロールが宙に舞った。
カラッ…カラカラカラカラカラ…
何かが転がる音がする。
カラカラカラカラカラ…カラッ!!
世界が変わる音がする。
ダイスロールが動きを止めると、鬱は気を失った。そして、目が覚めると、死んだはずの父と母がいて、日にちを見ると、家が燃やされるちょうど1週間前になっていた。
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鬱はふっと瞼を上げた。
そうか、自分はあの後寝てしまったようだ。自分に毛布をかけられていた事から、多分、寝る直前まで話していたショッピあたりが掛けてくれたのだろう。
それよりあの少年は誰だったのだろうか、、、 そう考えていて、ふと、そこで鬱は気づく。
黄金の瞳、甘栗色の髪、華奢な体つき、意思の強い目、、、
まさかと、おもい後ろを振り向き走り出そうとした時。
「大先生?
、、、、、、そこまでやで?」
「あ、、、」
「それ以上、詮索せんほうが身のためやで」
「シャオちゃん、、、
君は一体、どれだけの結末を、、、?」
驚くほどに、不気味な笑顔を貼り付け、まっすぐとした、意思の強い視線で、ただただ、凛と鬱を射抜いていた。
世界が変わる音がする。
ーー“終“
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あとがき(と言う名の補足説明)
どうも〜主事きゅうりですぅ〜
いや〜結構な駄作を生み出してしまった…やっべぇ、、、主が結構なスランプに陥ってますからね…下手くそなのは見逃してほしいです…はい…
ではこれ以上とくに言うこともないので、補足説明の方に移りますね〜
Q:冒頭の「ダイスロール。」って言っていた人はだれなの?
A:ご想像にお任せします☆
Q:シャオさんは何者なの?
A:それもご想像に…って言いたい所ですが、それを言ってしまうと、このお話が破綻してしまうので、言っておきますね
シャオロンさんはダイスロールの神様です。
Q:どうして「運命を握るダイスロール」って言っていたの?
A:それは、さっきも言った通りシャオロンさんはダイスロールの神様です。
この作品の設定では、ダイスロールを振ることで、過去に戻る事ができます。ですが、二分の一の確率で戻れません。
もし、当たると、ダイスロールの目だけ過去に戻る事ができます。
なので、最後に鬱先生が「家が燃える1週間前の日にち」と、言っていたのは二分の一の確率に勝ち、尚且つ、1週間という目が出た為、1週間前に戻る事ができています。
ちなみに、普通の人は一回振ってしまうと、もう2度と振る事はできません。
ただしシャオロンさんはダイスロール(運命)の神様なので何回でも振る事ができます。
さらに詳しく説明すると、過去に戻る→過去で何かしらの出来事を起こす=運命を変える事ができるって事で「運命を握るダイスロール」と言っています。
Q:どうしてシャオロンさんの助言は必ず当たるの?
A:それは、さっきも言った通り、シャオロンさんはダイスロール(運命)の神様です。なので、W国(自国)が負けるたびに、シャオロンさんがダイスロールを投げ、負ける原因となった所を的確に突いた…という事です。
なので、「ーーまるで未来を見てきたのかのように。」と描いてあります。
シャオロンさんがダイスロールを投げ過去に戻っているからこそ感じたのでしょうね。グルッペンさんは。
そして、「D国はダイスロールの神様に愛されている」と描いてありますが、本当はW国がダイスロールの神様に愛されていると言うのを書きたかっただけですね。はい。
Q:いつもなら誰かが喋っている時は「」の横にその言葉を言っている人の名前があるのに、今回はないの?
A:それは主が、“誰が言っているのか“というのをこの小説をね読んでいる人に考えてもらいたかったからです。
Q:大先生が、なんで最後に「シャオちゃん、、、君は一体、どれだけの結末を、、、?」って言っていたの?
A:それは、大先生が唯一シャオロンさんの正体に勘付いたからです。
そして、それをシャオロンさんはこれ以上知ってほしくなかったので、(自分の正体について)「これ以上、詮索せんほうが身のためやで」と、シャオロンさんは言っていますが、裏の意味では、「これ以上、詮索したらどうなるかわかっとるやろな?」という脅迫の意味も持っています。
では、これで補足説明を終わります。
長くなりましたが、ここまでの閲覧、ありがとうございました!
またどこかのお話でお会いできると光栄です
コメント
3件
大先生がいつも通りで笑いました! とっても最高でした!