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2件
さいこうです!!
こんにちは!ちゃむふです!
るべロウノベル小説第二話!
注意
キャラ崩壊注意
るベロウと言うよりはロウるべ
DV表現あり
不穏だし暗い。
話がぐちゃぐちゃ(繋がってないとこあり)
なんでも許せる人向け!
大丈夫な人はスタート(((o(*゚▽゚*)o)))
伊波ライ「お前、暫く星導に近づくの禁止な」
小柳ロウ「…え」
突然、ライに冷たい声でそう言い放たれた。
訳が分からず唖然とする。
俺はちょうどお仕置中に星導が逃げ出したのでどこにいるか聞きに回っていたところだった。
「星導いない?」と聞くとライは突然俺を二回もビンタして冷たい声でそう言い放った。
俺は震える声で
小柳ロウ「…な、なんで?なんで急に?」
といった。するとライは怒ったような顔をして言う
伊波ライ「わかんないの?お前が星導にしてきたこと」
俺が、星導にしたこと?…分からない…
わかんないよ…そんなの
伊波ライ「星導の髪勝手に切ったり、殴ったり蹴ったり、したんだろ?」
ライは完全にキレてる。
俺は怖くて反論できなかった。
伊波ライ「本当は二度と星導近づかせない予定だったけど、星導がそれはヤダって言ったから特別に一ヶ月な。俺だってお前を二度と星導に近づかせたくないし、お前がそんな最低なヤツだなんて思わなかった。」
涙が止まらなかった。
星導は本当は俺の事嫌いだったんだ…
二度と近づけない可能性もあったんだ…
謝りたい…今までのこと星導に謝って
いつも通りに戻りたい。
小柳ロウ「…ねぇ、星導と話したい…」
だが、伊波はさっきより冷たい声で言った。
伊波ライ「ふざけんな。星導はついさっきお前のこと思い出して過呼吸起こして今やっと落ち着いたんだよ。悪いけど星導には会わせらんない」
こんな悪夢、あっていいのだろうか
俺のせいで過呼吸になって苦しんだ…?
そんなの、嘘だ…
こんなの全部嘘…嘘なんだ…
赤城ウェン「嘘じゃねぇから」
そう言い、ウェンが出てきた。いつもの優しい声じゃない。冷たい声。
赤城ウェン「自分のした事なのに、それを嘘って言ってなかったことにすんな」
小柳ロウ「…ぁ…」
伊波ライ「とにかくもう遅いから帰れ」
小柳ロウ「やだ、待って…」
バタン
小柳ロウ「…星導…やだ…やだ…」
バシャ…
小柳ロウ「…え」
緋八マナ「はよ帰れやクズ」
小柳ロウ「…マ、ナ…」
宇佐美リト「お前もうヒーロー名乗んなよWWW」
みんな…星導の味方なんだ…俺の事なんて誰も守ってくれない…
みんな俺のこと敵だと思ってるんだね
小柳ロウ「…」
そこからどうやって家に帰ったか覚えてない。
ただ、腕をひたすら切っていた。
気づいたら机は血の海で、痛みは感じなかった。
まだ物足りなくて、なんとなくいらいらして
星導との思い出の写真を刻んだ。
カッターでばらばらに刻んでゴミ箱に捨てた。
小柳ロウ「…はは、何してんだろ俺…」
どう考えても俺が悪いのに…なんでイライラしてんだろ…
俺が今まで星導に来てきたことが、帰ってきたんだ。
もう完全に終わったな…
もう恋人ではいられなくなった。
……好きだったな……
気づいたら今度は泣いてた。
止まらなくて、悲しくて、辛くて泣いた。
星導の方が辛いはずなのに…
星導の方が泣きたいのに…
俺は泣いちゃダメだよ…
星導に辛い思いをさせたこと、反省しないと…
俺は星導の優しさに漬け込んで…誰にもチクッたりしないだろという甘えで沢山殴ったり蹴ったりした。その罰が今になってきたんだ
こんなの、…自業自得だ
でも納得できなくて、腹がたって仕方ない。
感情ぐちゃぐちゃで、何も出来ない…
小柳ロウ「……久しぶりに薬飲もうかな」
むかし少し病んでた時期があってその時の薬まだ大量にあるから飲んで楽になろう。
俺は薬を一気に飲み込んだ
頭がふわふわして何も考えられなくなった。
天国に行きそうなくらい気持ちがいい。
今なら不快なことも忘れられる。
きもちいい、きもちいい
小柳ロウ「…ずぅっと、このままでいたい」
そう呟いて、薬をもう一粒のみこんだ。
今なら何しても死なないよね…
うん、だって今の俺は…天使だもん…
死なないよ、死なない!
グサ、…
思い切り包丁でお腹を突き刺した。
熱いものが溢れてくる。
きもちいい、きもちいいきもちいい、♡
グサ、グサ、グサ、
だんだん気持ちよくなってきて、沢山刺す。
お腹からは暖かいものがブシュッと溢れてくる。
小柳ロウ「あはははははははははははははははははははははは!!!」
ついになんかおかしくなってきちゃって、笑いながら刺した。
床に赤いものが溢れていく。
すると
小柳ロウ「ごぷっ…」
口から赤いのが溢れてきた。
小柳ロウ「おっえ…!気持ち悪い〜♡」
包丁は真っ赤になっている。
手も真っ赤で、少しグロいけど楽しい♡
楽しければなんでもいいか
…あれ?なんか忘れてる気がするけどいっか♡
あ〜眠い…
今日も頑張ったし…疲れたよね
…おやすみ…
…あれ、…なんかうるさ…
何…火事?
隣の家かな…でもそれにしては近くから聞こえるんだけど…
小柳ロウ「…ん」(パチ)
佐伯イッテツ「ロウくん!!大丈夫!?」
小柳ロウ「……テツ?」
佐伯イッテツ「良かったー!!みんな!!ロウくん目覚ましたよー!!」
小柳ロウ「…みんな?みんななんていないよ」
佐伯イッテツ「…え?なんで?」
小柳ロウ「だってみんな俺の事嫌いやん…」
佐伯イッテツ「そんなことないよ!!なんでそんな事言うの!?」
小柳ロウ「俺が…酷いことしたからだよ」
赤城ウェン「ロウきゅんのこと嫌いになるわけないだろ!!」
小柳ロウ「えっ…」
赤城ウェン「だってロウきゅんは俺達の仲間なんだから!!」
小柳ロウ「…ッ」(ジワ、)
叢雲カゲツ「そうやぞ!!みんな嫌いとか勝手に決めつけとんちゃうぞ!!」
小柳ロウ「…うん、ごめん…」
伊波ライ「全く!!俺たちがロウの事嫌いなんていつ言ったの!?変な妄想しないでよね!!」
小柳ロウ「……ごめん……」
薬の幻覚かなんか知らんけど…幸せな夢だな…
でも…一番声を聞きたい人はいない…
まあそうだよな…アイツは…
星導ショウ「小柳くん」
小柳ロウ「…へ」
星導ショウ「小柳くんはみんなの愛わかって無さすぎです。俺も皆も小柳くんのこと、大好きですよ」
小柳ロウ「…は、」
星導…お前はこんな最低な俺のことも好きって言ってくれるんだな…
小柳ロウ「…星導…ごめん…」
星導ショウ「…え!?」
小柳ロウ「…ごめんなさい…」
星導ショウ「な、何の話ですか!?」
小柳ロウ「…俺、最低だ…」
星導ショウ「いや最低じゃないです!!泣かないで!!」
俺、お前のこと好きになってよかったよ…
これからはもう殴ったりしないから…
もう一度やり直そう…
ジ、ジジッ…
小柳ロウ「…」
星導ショウ「…」
星導ショウが死んだ。
死因は俺の暴力だった。
やっと星導に近付けたと思ったすぐの出来事。
また浮気したのでお仕置で殴ってたら動かなくなった。
気づいた頃にはもう息をしていなかった。
そんな強く殴った覚えはなかった。
人間は脆い。こんな衝撃ですぐ死ぬ。
星導も人間だ。そりゃあ殴られれば死ぬ。
小柳ロウ「…後処理めんどくせぇな…」
人間の死体を隠すというものはめんどくさい。
準備が必要なのだ。
まずは袋に詰めて……
…
小柳ロウ「…いや、地下部屋に隠すか」
そう言って星導を持ち上げて地下部屋に向かった。
あの部屋、何も使い道がなくて悩んでたが、やっと見つけた。
あそこはいい隠し場になるだろう。
地下部屋に星導ショウを投げ入れる。
ドサッと、鈍い音がしたと同時にホコリが舞う。
思わずむせたが、すぐに切りかえ
小柳ロウ「おやすみ」
といい、扉を閉めた。
次にやらないといけないことは
皆から星導ショウの記憶を消すこと。
急に居なくなったじゃ不自然だし見つかるリスクもある。
なら記憶を消す方が手っ取り早い。
小柳ロウ「…ごめんな。」
そう言って部屋を出た。
長い廊下を歩いたあととあるドアを開けると
アイツらがいた。
伊波ライ「お、」
叢雲カゲツ「おおかみどしたん?」
赤城ウェン「ロウきゅん!どうしたの?」
緋八マナ「お!ロウやん!あれ?るべは?」
宇佐美リト「おー小柳!今日はるべと一緒じゃないんだ」
佐伯イッテツ「ロウくんがるべくんと居ないなんて珍しいね!どうしたの?」
小柳ロウ「あぁ、ちょっと色々あってな」
そう誤魔化した。
星導はもういないのに。
タイミングよく魔法を発動する準備が完了する。
俺は不気味な笑みを浮かべて言った
「■■■■■を、忘れろ」
そう言い放った瞬間、光に包まれて
みんな眠った。
一時間後皆が目を覚ましたので聞いてみた
小柳ロウ「星導ショウって知ってる?」
そう聞くとみんな訝しげな顔をしながら
「誰?」と答える。
成功だ。これで殺したこともバレない。
伊波ライ「で、星導ショウって誰なん?」
俺は人差し指を鼻に当てて言う
「内緒♡」
最後まで読んでくれてありがとう!
また次回!
またね!