テラーノベル
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期末2日目終了した主でーす
いや、もう末期よ末期
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放課後、、といっても
個性把握テストが終わり、まだ小一時間。
相澤「、、よし、、リストバンドの付け心地は?」
輝 「カスでーす。」
相澤 「あの電撃でもまだ倒れなかったか、、なら今度はもっと強くする。」
輝 「は?いやですけど、」
相澤 「いやですけど、じゃない。で、日陰、お前は寄り道せずに直行しろ。
GPSは常に動いている。、、分かってるな?」
輝 「、、はい。分かってますよ。疲れたんで、すぐ寝ます。」
相澤 「家に帰ったらちゃんと、話せよ。あいつと、」
輝 「なんで『僕』があいつと話さないといけないんですか?」
相澤 「何度も言ったろ、お前の精神確認、暴走されてはめんどくさい、」
輝 「、そーですね。」
輝は相澤に背を向け、猫背のまま校門を抜けた。平和な街並みが、眼鏡のレンズに反射する。
輝 「(、、、あいつら、どいつもこいつも『個性』の話ばっかり、、)」
輝は路地裏へと足を踏み入れた。監視の目がついているのは百も承知だが、
胸の奥で渦巻くどす黒い感情が、どうしても収まらない。
右腕のリストバンドが、まだ微かに痺れている。
不良B 「おい、金出せよ。、、あぁ? 聞こえねぇのか?」
不良A 「へへっ、いいじゃねぇか。ちょっと遊ぼうぜ、お嬢ちゃん」
路地の奥から、聞き覚えのある卑屈な笑い声が聞こえてくる。輝の足が止まった。
輝 「(、あぁ。、、これだ。この、クズどもの声。これを聞くと、思い出すんだよな、、)」
輝はゆっくりと、足音を消して近づく。そこには、数人の不良が女子生徒を囲んでいる光景があった。
不良B 「、、おい、なんだテメェ? 邪魔すんじゃねぇよ。ひょろ長い眼鏡だな、、オタクか?」
輝 「、、あー、、いや、別に。ただ、ちょっと、、、虫の居所が悪くてさ」
輝は眼鏡を外し、胸ポケットに雑に突っ込んだ。そしてその前髪をかきあげる。
すると、、
が不良たちを射抜く。
不良A 「あぁ!? なんだその目は! やんのかコラ! 俺の『個性』を見せr」
輝 「喋りすぎなんだよ。クソガキ」
輝の動きは、爆豪や緑谷のような派手な爆発もスピードもない。ただ、
幾多の修羅場を潜り抜けてきた、冷徹な「暴力」の重みがあった。
輝の拳が、不良Aの顔面にめり込む。個性を発動させる暇さえ与えない、急所を的確に突いた一撃。
不良B 「がっ、、!? テメェ、、!!」
不良Bが腕を振り上げるが、輝はその腕を掴み、そのまま壁に叩きつけた。骨の軋む音が、静かな路地に響く。
輝 「あいにく、刀はなくなっちゃっててさ、殺せないんだけど、
再起不能にぐらいはできるよ、」
不良A 「ヒッ、、、!」
輝の口調から、先ほどまでの「クソ陰キャ」の面影は消えていた。低く、地這うような素のトーン。
輝 「ははっ、、やっぱこっちの方が楽しいよね。」
不良C 「ひっ、、!? 化け物、!! 助け、、!!」
輝 「助け? 、、あぁ、いいよ、ホークスでも呼んできてみな?
あいつが来る前に、お前のその、、汚ぇ口、縫い合わせてやるからさ、」
輝は転がった不良の髪を掴み、容赦なく地面に叩きつけようとした。
――ピピピッ。
輝の右腕のリストバンドが、赤く点滅を始める。心拍数の急上昇を検知した、監視システムのアラートだ。
輝 「、、チッ、、萎ーえた。おい、お前」
輝は隅で震えていた女子生徒に視線を向ける。その瞳には、
助けた喜びなど微塵もなく、ただ冷酷な「獣」の光が宿っていた。
輝 「あー、、さっさと失せてよ。それと、、『俺』のことは、誰にも言わないでね?
、、言ったらぁ、、次は、お前をバラバラにするからさ」
女子生徒 「、、っ!!」
女子生徒は悲鳴を殺し、必死に走り去っていった。残されたのは、
意識を失った不良たちと、肩で息をする輝だけだ。
輝 「、、ふぅ。、、クソ。、、薬、ねぇのかよ、、」
輝は震える手でポケットを探るが、そこには空の薬袋しかない。
輝 「、あーあ。明日も、またあの『ヒーローごっこ』が始まんのね、、
マジで、死ねばいいのに、どいつもこいつも、」
輝は再び眼鏡をかけ、前髪を整えた。いつもの「目立たない、優等生の日陰輝」の仮面を被り、
監視カメラを避けるようにして家路へとつく。
その背中には、夕闇よりも深い、救いようのない絶望が張り付いていた。
輝 「ただいま、」
■■■■ 「おかえり~、」
1916文字。
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コメント
6件
おおー腕輪に録画機能とかはないのか、あったらヤバそ…
もしかしてもしかすると、ホークス、!?なわけないよね、きっと忙しいし、、いやでも、速すぎる男だから仕事なんて一瞬or公安がヴィラン退治よりこっちを優先してる可能性も、、、 続き待ってる!