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プール跡地(2014年1月)
2006年(平成18年)7月31日、小学2年生の女児が流水プール内の吸水口より地下水路パイプに吸い込まれて死亡する事故が発生した。検視の結果、死因は吸い込まれて脱出不可能になったことによる窒息死ではなく脳幹損傷で、急なスピードで吸い込まれ、水路壁に頭を強打し即死したものと判断された。なお、地下水路から女児を救出した際に重機でプールサイドを掘り返すなどしたためプールは使用不能となり、しばらく休館。のちに老朽化などもあってそのまま閉館となりプールは全て取り壊された。
その後の捜査により、ふじみ野市から管理委託を受けていた太陽管財は下請け会社京明プランニングに業務を丸投げしていたこと、プールの監視員に関してはきちんとした研修や指導を行なっておらず泳げない監視員も多数いたこと、蓋が外れているとの通報が事故前にあったにもかかわらず、客をプールから出さずに係員が工具を取りに向かっている間に事故が発生したこと等が明らかになった。問題の蓋は固定するボルト孔は設置時に手作業で穿孔していたためそれぞれの蓋が決まった場所でないと蓋と吸水口のボルト孔がずれてしまい固定できないにもかかわらず、その旨が引き継がれていなかったため、ボルトでの固定ができない蓋を針金でくくりつけることで固定していた。