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初作品です、暖かい目で見てくださると幸いです
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私は神咲紫紺、近所の森で遊ぶのが日課
遊ぶと言っても読書をしたり昼寝をしたり···遊び場と言うより自分の家みたいな感覚
勿論今日も森へ遊びに行く
肩からさげた大きめのショルダーバッグの中にはさっき握ったおにぎりと水筒、先程買ったばかりのレジャーシートが詰められていた
今日は前々から憧れていたピクニックをしようと準備してきたのだ
「ピクニックするだけだし服は汚れないよね」
そう思い、汚れが気になりいつもは着れない白のワンピースにお気に入りの紺色のカーディガンを着て軽い足取りで森へと向かう
「到着」
森に入ってすぐにあるお気に入りの木の根元にレジャーシートを広げ寝転がる
「快適ね、もっと早くレジャーシートを買っておけばよかった」
長い黒髪がレジャーシートの上に広がっている
「お昼寝の前に持ってきたおにぎりでも食べようかな」
そう呟き身体を起こす、自然と目線が前へ向いた「⋯あれ?あんなのあったかな?」
目線の先には見慣れない洞窟。
紫紺は好奇心に駆られ広げたばかりのレジャーシートをバッグに詰め直し洞窟の方へと足を動かした