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こん!そーいえば表紙描いてない…
だれか描いてくんね!?早いものがちで!
それっぽかったからなんでもええから!w
…そーいえばなんか1話と少し書き方変わったかも…?
そんではいってら〜!
朝。天真の部屋。
目覚ましのけたたましい音が鳴り響く。天真は布団の中で顔をしかめながら、手探りでスマホを探し、ようやく止める。
「……んだよ、まだ眠い……」
ぼそりと呟いて起き上がった天真は、隣に敷かれた布団に目をやる。そこには、ぐっすりと眠る蒼の姿があった。人間の姿ではあるが、布団からはみ出したふわふわの尻尾が、無防備に揺れている。
「おい、しっぽ!しまえ!バレるだろ!」
天真が慌てて尻尾を押し込むと、蒼がもぞもぞと動き、目を開けた。瞳はまだ眠たげで、頬が少し赤い。
「……んー、朝か……今日は“がっこう”ってやつに行くんだよね?」
「お前、行く気なのかよ!?昨日の話、冗談じゃなかったのか!?」
蒼は布団の中で伸びをしながら、にこりと笑う。
「だって、君が毎日行ってる場所なんでしょ?人間界を知るには、まず“がっこう”からだよ」
「いや、そうかもしれないけど……お前、絶対トラブル起こすだろ……」
天真は頭を抱えながら制服に着替え始める。蒼はその様子をじっと見つめていたが、突然立ち上がり、天真の制服の袖を引っ張った。
「てんま。これ、どうやって着るの?」
「……お前、ボタンって概念知らないのかよ」
通勤通学の人々が行き交う駅のホーム。天真は蒼の手を引いて改札へ向かう。蒼はキョロキョロと周囲を見回し、目を輝かせている。
「人間って、朝からこんなに動き回るんだね。まるで蟻の行列みたい」
「比喩が極端すぎるわ」
天真がSuicaをかざして改札を通ると、蒼はそのままピョンッと飛び越えようとした。
「ちょ、おまっ!飛ぶな!Suica使え!」
「この小さな板か。……これ、食べられる?」
「食うな!!」
天真は慌てて蒼の手にSuicaを持たせ、改札を通らせる。周囲の人々がちらりと二人を見るが、蒼はまったく気にしていない。
コンビニで朝ごはんを買う天真。蒼におにぎりを渡すと、蒼はじっとそれを見つめ、首を傾げる。
「この黒い布、邪魔だな。中身だけ食べればいいんだろ?」
「それがうまいんだよ!っていうか、布じゃねぇ!海苔だ!」
蒼は不満そうに海苔を剥がそうとするが、天真がそれを止める。結局、蒼はしぶしぶ海苔付きのまま食べることにした。
「……うん、悪くない。君の味覚、少しは信用してもいいかも」
「上から目線やめろ」
授業が始まり、天真は教室の窓際の席に座っていた。ふと外を見ると、窓の外にキツネの姿の蒼がひょこっと顔を出している。
「(小声で)おい、戻れって!バレるってば!」
「天真、こっちの空気の方が気持ちいいよ~」
「先生来てるから!消えろって!」
その時、先生が天真の方を見た。
「天真、何をそわそわしてるんだ?」
「い、いや、なんでもないです!」
蒼はそのまま窓の外から消えたが、天真は冷や汗をかきながら授業に集中しようとする。だが、蒼はその後も、休み時間に校庭の木の上から顔を出したり、購買でパンを買おうとして店員に「この丸いものは何だ」と質問攻めしたり、天真を振り回し続けた。
放課後。神社の境内。天真はベンチに座って、ぐったりとため息をついている。蒼はその隣で、満足そうにおにぎりをもぐもぐしている。
「……お前、今日一日で何回俺の寿命縮めたと思ってんだよ」
「えー?でも君、ずっと楽しそうだったよ?」
「楽しそうじゃなくて、必死だったんだよ!」
「ふふ、でも……君の反応、見てると楽しくてさ、人間って、面白いね」
天真は呆れたように笑いながらも、どこか嬉しそうに蒼を見つめる。
その時――
町の方から、甲高い悲鳴が響いた。
天真「……またか」
蒼はすっと立ち上がり、表情を引き締める。さっきまでの無邪気な笑顔は消え、瞳にあの「虚ろな青」が戻っていた。
蒼「願いの残骸、だね。……行こう、天真」
天真は立ち上がり、蒼の隣に並ぶ。
天真「分かってる。バディだろ」
蒼は一瞬だけ、微笑んだ。
そして二人は、夕暮れの町へと駆け出していく。 星屑と願いを巡る物語は、再び動き出す――。
おかえりぃ!
…( ゚д゚)ハッ!みんなごめん!1話の時
言い忘れてたけど…これ純粋BLだから!!
後々付き合うから!?
もう手遅れの民…ほんとに謝罪するよ…
ゴメンねぇぇぇぇぇぇえぇぇぇえ!!
ァ、ハイ、うるさくてすんません…w
いや、ほんとにごめん、BL苦手な人だって
結構いるだろうに!
…一応付き合う所までだよ!
そんではバイケモ〜!