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あと3秒、2、1、0!飛び込めるとでも思っていた俺が馬鹿だった。
見つかった。
社長に、全て、落ちるようとするところから落ちる直前までのところを見られた。嗚呼誰か俺のことを見て見て見て見て見てくれないかと言って言って言って思った俺が馬鹿だ。
その後の記憶は僕が残してあった。
顔は傷だらけ、いつのまにかタバコの跡だらけ、痣だらけ。
痛いとでも思ったのかな
「痛くない」
うるさい言葉が耳鳴りで消えていく。
いつもも変わらない朝。
帰り道暗いが、一緒に帰る人がいないから1人で帰る。
「どうして自殺しようとしたの?」
そう聞いてきた人が1人いた。
「どうして?」
「…」
何も言えなかった。何も言えなくなっていた。
俺ってなんだ、この人誰だ?
誰誰誰誰誰?!
パニック状態になっていた俺は気絶してしまったのだろう。
起きたらベットの上だった。
「起きた?」
コクリ____
「大丈夫?」
ひらりひらりと舞うカーテン
「…はい」
はいと答える俺いつから思っていたのだろう…か。俺がなんでも出来ると思っていたあの頃にはもう遅かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ねぇ〜えー」
「何?」
「なんでそんなに勉強ができるの?頭いいね」
「それはねぇ…」
嗚呼
誰か
誰か
誰か
誰か
誰か
誰か
誰か教えて教えてうぅ辛いよ辛い哀れな僕を俺を愛してくれるの?
ありがとうと言いたかった言いたかった。
言えなかった。
口が塞がれてた。
開けれなかった。
誰も、俺のことなんて助けたことなかったのに。
この子だけは違う、違うんだ。
「ありがとう」
…やっと言えた。
言えた。
終わりだ早く帰りたい個々にいたくない、嫌だった。ありがたいぐらいに沢山人に気を遣ってきた。何度も何度もありがとうと、言われた。
でも次はありがとうという側になった。多分この子は憎んでるんだ。
そうだ、きっと憎んでるんだ。
絶対そうだ、だってこの子は…
「ねぇ、もう傷は痛くない?強く握ってごめんね。」え?…おかしい。絶対に憎んでる恨んでるはずなのにどうしてそんなに心配してくれるの?
「おかしいな」
「え?」
あ、しまった言ってしまった。
俺はその場を立ち去った。
いや、立ち去ったほうがよかったのかもしれない。
次の日会社に行った。
社長に怒られた君はいらない、必要ない。
と、言われた。
帰りたいです。
俺はこう言った。
だけど、殴られた。
理不尽な世の中に生まれてきた俺に罰を与えてるいのか?神は俺に何をしろと…もう嫌だよ嫌だ嫌だ
____「消えたい」