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#ワンエン
ね る 。
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『俺だけ見てよ』
Lienel|さねそせ
そせ「 」
さね『』
「さね、今日めっちゃ楽しそうだったね」
帰りの楽屋。
創世の言葉に、真之は不思議そうに顔を上げた。
『そう? 今日はメンバーとずっと話してたからかな』
「……ふーん」
『なに、その反応 笑』
「別に」
創世はスマホに視線を落とした。
本当は、ずっと嫌だった。
真之が自分以外のメンバーと笑っているのも、楽しそうに話しているのも。
自分の知らない顔を、ほかの誰かに見せているのが。
「さねってさ、俺がいなくても楽しそうだよね」
『え?』
「俺、さねが誰と話してるかとか、何してるかとか、めっちゃ気になるのに」
真之が黙る。
「……俺だけじゃだめなの?」
小さな声だった。
真之は少し驚いてから、創世の隣に座った。
『創世、嫉妬してんの?』
「してない」
『絶対してるじゃん 笑』
「……してる」
創世は諦めたように答えた。
「さねがほかのメンバーと仲良くしてると、俺よりそっちのほうが好きなのかなって」
『そんなわけないじゃん』
「でも、やだ」
創世は真之の袖をつかんだ。
「俺のこと、いちばん好きでいてよ」
真之はしばらく創世を見つめたあと、そっと頭をなでた。
『……ほんと重いね、創世』
「知ってる」
『でも、そんなに好きでいてくれるのは嬉しいよ』
創世が顔を上げる。
「じゃあ、明日も俺と一緒にいて」
『明日はみんなで仕事だよ?』
「仕事以外」
『はいはい 笑』
真之が笑うと、創世は少しだけ安心した。
……けれど。
「あと、今日誰と一番話した?」
『え、まだ聞くの!?』
「気になるから」
『重いって!!笑』
そう言いながらも、真之は創世の隣から離れなかった。
創世はそんな真之の肩に、こっそり寄りかかる。
誰にも渡したくない。
そんなこと、口にしたら困らせるってわかってる。
それでも。
「……さね、好き」
『はいはい、俺も好きだよ』
「……もっと言って」
『調子乗んな 笑』
そう言いながら笑う真之の隣で、創世は今日いちばん幸せそうな顔をしていた。
——おしまい。
コメント
1件
あ~~~もう、めっちゃ良かった……🥀🤍 創世の「俺だけじゃだめなの?」って小声、心臓にきたよ。 好きすぎて重くなっちゃうの、わかる……ってうなずきながら読んだ。 真之が“重い”って言いながらも離れないところがまたズルい。 楽屋の静かな独占欲、すごく刺さりました。続きが気になる……!