smkr
ケーキバース
バイオレンス
死ネタ
ケーキ攻めフォーク受け
ハッピーにはなりません
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いつもの朝食を用意し
食パンを頬張る
kr「?…あれ?味……しなくね?」
「ケーキ」と「フォーク」と「ノーマル」
この世界には3種類。男女分ければ6種類の人間が存在する
その血肉や体液が極上の甘味のような味わいの「ケーキ」
「ケーキ」の血肉や体液のみを美味しいと感じる「フォーク」
そしてどちらでもない「ノーマル」……
「ケーキ」は先天性で、「フォーク」は後天性だと言われている。
後天性の「フォーク」はある時味覚を失ってしまうらしい。
……昨日までは美味しく食べていたはずのバターを塗った食パンは今や味は感じられなくなっている
これってもしかして……
kr「…俺……フォーク…?」
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kr「…腹減ったなぁ……」
あの後味のない食事をまともに食べることが出来ず、コップ一杯の水だけ飲み干して実写撮影に向かった。
水だけじゃ空腹は紛らわせず腹の虫が鳴いている。
食べることが好きなため味を感じれないのは食の楽しみが無くなってしまう。
……嫌だなぁ
気を紛らわすためにいつもより早足でワイテスタジオに向かう
ドアを開けると既に先客が居た
sm「…お、よぉきりやん」
kr「お前早くね?俺早足で来たんだけど…」
……ん?
kr「…お前香水とか付けてる?」
sm「は?付けてないけど…」
鼻腔をくすぐる胃がもたれるような甘ったる香りがすることに気付きスマイルに問うてみるもどうやら違うらしい
kr「えぇ…?めっちゃ甘ったるい匂いするぞ…」
ガチャッ
という音と共に聞きなれた声が聞こえてくる
nk「もう先客が居るじゃん!お前ら早いね〜!」
kr「別に早かねぇよ、言っても時間まで後10分くらいじゃん」
nk「は〜!5分前行動ならぬ10分前行動か!真面目な学生じゃん笑」
kr「社会人なら10分前行動はきほんだろ」
そんな会話をしていると続々とメンバーが集まって来て撮影が始まった
撮影中もずっと甘ったるい匂いがしていていつもより集中力が続かなかった気がする
撮影が終わりみんな帰っていく中スマイルだけが残って俺を呼び止めた
kr「え、何?」
やっぱり甘ったるい…なんだか脳に直接響くようなクラクラする甘ったるさ…
sm「…今はさっき言ってた匂いするか?」
kr「するよ…めっちゃ甘ったるい匂い。」
sm「……きりやん、俺の指舐めてみろ」
は??
kr「ぇ…きも」
sm「そんな感じじゃねぇ!
じゃあ質問変えるわ。お前最近味覚に変化あったか?」
kr「あぁ…今日の朝飯…味しなかったな…」
なんでこんなことを聞いてくるのだろうか
そもそもなぜ味覚に変化があった事がわかるんだ?
kr「ッぐっ!!」
そんな事を考えているとスマイルが無言で口に指を突っ込んできた
…ぁ……甘…
クチッ…ヌルッ…クチュ…
あたまがクラクラする…美味しい。
スマイルは少し口角を上げながら
sm「きりやん、俺の指美味しい?」
なんて聞いてくる
働かない頭で一言
kr「…ッおぃひ…」
とだけ伝える
スマイルは変わらず俺の口内を指でかき混ぜながら
sm「俺ってケーキだったんだなぁ…」
なんて呟いてる
スマイルがケーキ…?
じゃあ全部美味しいって事……?
食の楽しみ無くなったわけじゃない…?
sm「…そんな美味しいならもっと欲しいだろ?」
欲しい…もっと美味しいの欲しい…
スマイルの手首を両手で掴み指を甘噛みする
kr「…ッ欲し…俺…おいしいのもっと欲しい、」
sm「ッ…wお望み通りにいっぱいやるよ」
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その日から俺はスマイルと体を重ねるようになった
行為中にスマイルの汗が俺の唇に垂れてきた時今まで食べてきたどんな料理よりも至高の味がした
指より汗が美味しいならスマイルから直に出てくる体液の方が美味しいのではないだろうか
定期的に行為をする度に好奇心と探究心、己の欲が強くなっていくのを感じた
そんな関係を続けていたら事ある事にスマイルを意識してしまうようになってきた
最初は俺自身美味しいものを求めて体を重ねていたが
行為中にスマイルが愛らしいものを見るような眼差しで「可愛い」だの「愛してる」だの言ってくる
嫌でも意識するだろ…!こんなん!
スマイルは俺のこと好きなのかな…
…うわ俺女々しい〜……
でも好きでもないやつに「愛してる」とか言わないしセックスもしない……よな?
……いくら考えたって仕方ない、思い立ったら即行動だ!
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kr「……スマイル。」
sm「ん?どうしたきりやん」
心臓が早鐘を打っている
耳に心臓があるんじゃないかと錯覚するくらい鼓動がうるさい
kr「…ッ俺…スマイルの事……す…き……カモ…」
sm「……フッwそこまで言ってカモ…なのかよ」
kr「ッな!!俺これでも頑張って伝えたんだぞ!!」
sm「すまんw…俺から言えばよかったな」
kr「…それって」
sm「俺も好きだよ、付き合おう。きりやん」
……コイツイケメン過ぎる。
知らないぞこんなスマイル……
嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいいっぱいで「う゛〜///」なんて唸りながらスマイルの胸元に頭を擦り付けた
ヤバい。結構幸せかも
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付き合い初めてから月日が流れ初々しい雰囲気は薄れて来て
意識してからはグダグダだった夜のお誘いも軽くできるようになってきた
でも最近おかしい
スマイルの近くに居ると抑えが効かなくなる気がする
スマイルを見るだけで、声を聞くだけで
「美味しそうだな」と思うようになってしまった
「フォーク」の本能なのだろうか
スマイルを食べたくて仕方ない
sm「……どうしたきりやん。」
ダメだッ……美味しそう……
ポタッと一滴の雫が口から垂れた
sm「……もしかして…俺のこと食べたい?」
その言葉に驚きスマイルの目を見る
……あぁ…なんで………なんでそんな!
そんな優しい顔できるんだよッ……
その顔に加えてスマイルは俺に一言放った
sm「俺、きりやんになら喰われてもいいよ。
その前にきりやんの事食べさせて」
なんて甘い響きの言葉だろうか……
脳みそが溶けるような…全身が沸騰しているような、そんな感覚
甘ったるい……
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クチュッ……ヌチッ…
俺の服を脱がせたスマイルは俺の後孔を解かしながら深いキスをしてくる
kr「んッ♡……ぁ♡♡……ふ…ッ♡」
スマイルの唾液がおいしくて、もっと、もっと欲しくて舌を絡める
sm「ッは……挿れるから力抜いて。」
一言一言に反応して頭が馬鹿になってく
グッ……ズチュッ…
kr「あ♡♡ッん……はッ♡♡…」
コツンと奥に当たる感覚に身体が震える
sm「挿れただけなのにきりやんのナカキューッってしてる」
パチュッ…パチュッ
kr「ッ♡♡あッ♡♡ぉ…♡♡ん♡♡゛」
律動が開始されて俺の奥がコツコツ刺激される
そして「愛してる」なんて囁かれてしまえば脳は正常な判断は下せなくなっていく
sm「ッ〜……」
気付いたらスマイルの指に噛み付いていた
慌てて口から離すが
スマイルは動く事をやめようとしない
kr「ッぁ♡♡゛すまッ…♡♡ごめっ……♡♡゛」
sm「いいよ……俺はきりやんになら喰われてもいいって、さっき言っただろ。」
そう言いながらまた俺の口に指を滑り込ませてくる
sm「ほら…噛みちぎってもいいよ」
ただでさえストッパーが壊れかけている脳にその言葉は凄く甘美なものだった
スマイルの指に歯を立て力を込める
ツプッ…と皮膚を破った感覚がした後想像を絶するほどの味が俺を襲った
なんだこれ……なんだこれ!!美味しい!!
下からの刺激と口内の味覚で俺の脳は完全にショートした
kr「ッ♡♡ッぁ゛ッ♡♡///んふ……♡♡゛おいひ……♡♡」
パチュッパチュッパチュンッ
kr「ん゛ッ♡♡チュッ…ジュル…♡♡はぁ〜♡♡゛」
ふとスマイルの顔を見ると眉間に皺を寄せているが慈しむような眼差しで優しく俺を見ていた
甘い……全部が甘い…味も声も眼差しも
致死量の甘味を大量に摂取している
でも…もっと欲しい
スマイルが動きを早めた
ごちゅっごちゅっ!
kr「♡♡゛あ゛ッ♡♡///んぅ゛ッ♡♡ッぃくッ♡♡゛ッ〜〜!!♡♡゛」
sm「ッは…♡俺もッ出る……」
ドクドクと中にスマイルの精液が流れてくる
脳が溶ける…
気持ちいい……美味しい……
ガリッ!!
sm「ッ」
俺はスマイルの肩に噛み付いた
滲んだ血は美味しくって…美味しくって……夢中になって噛み付いた
kr「ッ♡♡は……♡♡美味しい……おいし……ッ♡♡」
スマイルは俺を抱きしめながら頭を撫でてくれた
必死で噛み付いた。おいしい、おいしい
ハッとしてスマイルの肩から口を離す
噛み付く前と比べてだいぶ肉が抉られた肩。
それでも変わらずスマイルは頭を撫でてくれてる
でも呼吸が震えている
やってしまった…と後悔の波が押し寄せてくる
まだまとまってない脳みそで必死に言葉を紡ぐ
kr「…ごめッ……は…ッすまいる…ッ」
スマイルは俺の目を見つめて言った
sm「俺はきりやんの事食べたから次はきりやんの番」
…見たことないくらい穏やかで青白い顔。
優しく手を広げ俺の事を包み込む
sm「ねぇ。喰べていいよ」
そんなことを耳元で囁かれた
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目の前には血で塗れた脈の無いスマイル。
俺の手と口には同じ血
たべちゃった……
……すまいる…いなくなっちゃった…!
ぐるぐる止まらない頭の中。
コプッ…
そんな思考を止めるかのように後孔から垂れるスマイルの精液
……ぁ……残ってる……まだある……
おれのお腹の中に…胃の中に…まだいる。
よかった…いなくなってなんかいないんだ…!
kr「ずっと愛してるよ…スマイル……」
俺は目の前すまいるにそっと口付けをした
コメント
19件
ケーキバースって本当に最高ですね😇💕しかもフォークが右だと?!?!とびっくりしました、何かこの小説めっちゃ甘いですね、ご馳走でした✨✨
よく抑えきれないケーキバースはいいですね、…… しかも、好き好きで狂っちゃうのも、
整地ってsmさん攻めもいいですよねぇ〜!