ーーーNの家ーーー
桃「橙ありがと」
橙「気にせんでええで」
桃「あがる?」
橙「ええの?」
桃「送ってもらったし、茶ぐらいだすけど」
N「桃くーん!!!」
桃「Nくん!仕事じゃないの?」
N「今日は休み!体調は?大丈夫なの?」
桃「うん、大丈夫」
橙「病み上がりやけどな」
N「橙くん!」
橙「ども」
N「桃くん記憶の方どう?」
桃「あと一人だけ、思い出せないんよね」
橙「あとはすと○りの事と家の事やな」
N「そっかぁ、でももうすぐだね」
桃「うん…………」
N「どしたの?嬉しくないの?」
桃「……いや、嬉しいんだけど……怖いってゆうか……」
橙「怖い……?」
桃「記憶思い出す度に、どんどん体調悪化してるし……次はどうなんだろうって……」
橙「俺たちがちゃんと桃ちゃんのこと見るで」
桃「うん……全部思い出した俺は……生きれるのかな」
N「え?」
桃「だって……みんな俺に謝ってくるってことは、それほど酷い事されてたんだろ?」
橙「まぁ……追い詰めてはいた」
桃「そんな記憶戻ったら……俺は……アイツらといられるのかな……」
橙「桃ちゃん、俺たちはただ謝ってるだけじゃない……もう二度と同じこと繰り返さないように気をつけよって、また1からちゃんと始めようって気持ちがあるから、桃に謝ったんや」
桃「…………」
橙「記憶戻っても安心してええで、またみんなで楽しく活動していこ!」
桃「うん……」
N「桃くん、いい仲間じゃん」
桃「そうだな……」
橙「んじゃ、俺帰るな」
桃「あっ…………」
橙「ん?どしたん?」
桃「いや……なんでもない」
N「橙くん泊まっていきなよ!」
橙「え!いいんすか?」
桃「………………」
N「泊まっていきなよ!ね?桃くん」
桃「え、あ……うん」
橙「なら、お言葉に甘えて」
N「クスッ……」
桃くんは素直じゃないねぇ、橙くんが帰ろうとした時、すごい寂しそうな顔してるんだから
桃「部屋荒らすなよ」
橙「もうしないって!」
N「じゃぁ、今日はなんかとろうよ!ご飯!」
橙「お!いいっすね!」
桃「えっ、いいの?」
N「うん!何とる?寿司?」
橙「肉がいいっす!」
桃「橙っ!遠慮しろよ!」
N「いいのいいの!桃くんは?食べれそう?」
橙「あ、桃ちゃんすごい痩せてるんで、いっぱい食べさせてください」
N「え!?そうなの!?」
桃「いや、普通…」
橙「じゃないやろ?」
N「んじゃぁ、色んなのたのんじゃお!」
桃「えっ!」
橙「いいっすね!」
桃「ちょっ…」
N「よしっ!これとこれとこれと…」
桃「どんだけ頼むの!?」
N「ん?いっぱい!」
桃「いっぱいって……」
橙「まぁまぁ、ええやないの」
桃「そんなに食べられんの?」
N「橙くん食べれるでしょ」
橙「いっぱい食いますよ!」
N「ほらぁ」
桃「え〜……」
N「もう頼んじゃったもん!」
桃「はぁ………クスッ」
この人本当に俺らより年上か?まぁ、Nくんらしいけど
橙「笑った」
N「えっ!笑う要素あった!?」
桃「いや、Nくんらしいなって思っただけ」
N「んん???」
橙「お、来たで」
N「何が来たかなー!」
桃「クスッ……」
こんな楽しい日が続けばいいのにな……
俺はもう1回……あの頭痛を……嫌だな……
コメント
2件
がんばれです! もう応援しかできない🥺
今更だけどこれ橙桃か