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あきな視点
『湊様~?いますか~?』
時刻は夜中の1時
あれからどうも避けられてる気がして、いまは湊様の部屋にきている
返事はない
『…』
今朝のこと、謝りたい
『…俺も、あなたが好きなんですよ…』
だから、そんな回りくどいことしないで…
扉越しに俺は呟いた
だって湊様は寝てると思ったんだもん
『…ぇ』
帰ろうかと思い後ろを向くと、俺を見て唖然としている湊様がいた
『は、え?き、聞いてました!?//』
「あー、いや、なんも」
『絶対聞いてましたよね?ご、誤解ですから!』
「なんも聞いてへんって、多分」
『…~~~~ッ!//もう寝ます!お休みなさい!』
そういって部屋に戻ろうとした俺の手を湊様は掴んだ
『へ…』
そのまま俺を部屋の中に入れ込み、壁に追い込んだ
いわゆる壁ドン、というやつだ
『み、湊様?』
「…ほんとさ、」
「…そういうの、/よくないから、///」
『え…?』
耳まで真っ赤にしながらいう湊様に俺は返す言葉を失った
『ぁ、ぇあ…その…//』
「…ッごめん急にこんなことして」
湊様は俺から離れ、ベットに座った
『…嘘ですよ、本当にあなたのことが好きですから』
「俺も」
湊様に施され、俺は彼の隣に腰を下ろした
『…えっと、いつから?』
「はじめてあったときから」
『へ、へぇ…』
自分でも鼓動が早くなっていくのが分かる
『え、っと…その…』
「付き合ってっていったらあきなはどうする?」
『そ、そりゃあ嬉しいですけど…でも、俺らは身分が違う、それに男同士、だし』
「でも今は俺は国王じゃない」
『そうかもしれないですけど…』
「身分がちがくたっていい、俺はあきなを幸せにしたいし、ずっといっしょにいたい 」
そう、俺の目を 見つめながらはっきりと言ってくれた
『…』
そして湊様は、少しだけきまずそうに窓をみながら呟いた
「……月が、綺麗ですね」
どこかの書物で読んだことのある言葉
『…俺、死んでもいいです』
それを聞いた湊様は俺をみて微笑んだ後、ゆっくりと顔を近づけてきた
二人だけの空間、小さなリップ音だけが響いていた
外では春には花を咲かせそうな胡蝶蘭の花が2つ、月明かりに照らされていた
コメント
1件
完結おめでとうございます〜‼︎ このお話大好きだったので少し寂しいですけど,最終的にはハッピーで私大興奮でした…。活動復帰もおめでとうございます🎊これからも主様の作品見させていただきます♪