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非戦闘員の教授の思い_。




































自分はなんて非力なのだろう。

度々、頭をよぎる。

自分も戦闘ができたなら、

自分も司令が出せたなら、

もう少し、みんなの力になれたのではないか。


「 emさーん!! 」


「 あ、zmさん!どうかしましたか? 」


「 前のあの本、どこにある? 」


「 あ、これですか? 」


「 そう!それ!ありがとぉな! 」


「 いえいえ… 」


ほら、こんなちっぽけなことしか出来ない。

感謝されても素直に受け取れない

自分が嫌い。


「 …ッなんで、出来ないのかなぁ… 」


文献は読んだよ。実戦もした。

でもダメだった。一向に上手くならない。


「 なんで…なんでッ

なんで…出来ないのッッ!! 」



































「 em!この書類のここ分からへん!どうやるん? 」


「 あ、d先生。ここはですね、~~~~~ 」


「 なるほど!ありがとうな! 」


ありがとう、なんて言われたら、

自分が役に立ててると錯覚するじゃないか。

やめてくれ、お願いだから。

感謝、しないで…。


「 emさん!これあげる! 」


「 これは…オハイアリイ、?

なんで、これを? 」


「 emさん最近さ、

自分が戦えたら、みたいなん考えてない? 」


「 ギクゥ)そ、そんなことは… 」


「 だから、さ!この花置いといて!

戦闘出来んくても、emさんはええとこいっぱいあるで! 」


その一言で、少し元気が出た気がした。

戦闘が出来たらなんて、もう考えないでおこう。

私は私ができることを、精一杯やろう。



































オハイアリイの花言葉は「自分らしく」

emさんが自分らしさを大事にできますように_。

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