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「お待たせしました!こちらへどうぞ?」
くるみさんが湯気を立てた皿を持ってキッチンから出て来た。今度は食卓へ招かれる。
20分くらいしか経ってないんじゃ?
「もう出来たんですか?」驚いた。レンジの音とかしなかったし普通に料理をしてもこんなに早いのか。
自分は全然料理をしない、またはご飯だけ炊いておかずはレンジアップがほとんどだったので料理勘がない。
「さすが専業主婦ですね」これが褒め言葉になるかはわからないが素直にそう思った。
食卓へ移動する。
「え~パスタなんてこんなもんですよ?茹でてる間におソースを作っただけですって」
お皿にはミートソースがかかったスパゲティが盛られている。
「美味しそうですね!ミートソースですか」
「これはボロネーゼっていいます。お肉の挽きの粗さや、スパゲティじゃなくてパスタを使うところが違うんです」と解説してくれたが、正直あまりわからなかった…
「へぇなんかおしゃれですね?」
「ま、ミートソースみたいなもんですね!さ、食べましょう!」話を合わせてくれる。優しい✨
朝ごはんを食べていなかったのを差し引いても文句無しに美味しかった。
なるほど、確かにミートソースと比べると濃厚というか、風味が違った。
「これがボロネーゼ…美味しいです!さっきのレアチーズケーキとこのボロネーゼでランチセットを売り出せますよ(笑)」うん。普通にお店で出てもおかしくないと思えた。
「もう、誉めすぎですよ(照)」照れた表情もかわいかった。
「ご馳走様でした」
「お粗末様でした」
「あ、洗い物、自分しますよ」なんかこのままじゃ本当に何か悪いことでも起こりそうなくらい上手くいきすぎているので、少しでもお返ししなければと思った。だが
「ありがとうございます😄でも食洗機に入れるだけなんで大丈夫ですよ」断られてしまった。
「でもそうですね、じゃあちょっと肩を揉んでくれませんか?」お返ししたい気持ちは伝わっていたようだ。
「最近、肩こりがひどくて…あ!そんなに小さい胸なのにって思いました!?」
「思ってないです!」思った。視線に気付かれたか?
「もう、違うんです。多分テレビを見るのにソファでごろごろしてるのがよくないんでしょうね。肩から背中、腰がこるというか張るというか…」
「わかりました。素敵なランチのお礼にしますよ、マッサージ!」
「嬉しい✨お願いします❗」
食卓の椅子から立ち上がり、くるみさんが座る椅子の後ろに立つ。
自然と背後から見下ろす位置になり、浅い谷間が見える。
いけないいけない、マッサージに集中しよう。
ただでさえうなじや細い首など、どきどき注目ポイントが多いんだ、惑わされずにしっかりマッサージしてほぐしてあげよう。
そう決意し両手を肩にのせた。
コメント
4件
NTR!!NTR来るか?!