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×月×日
???視点
守れなかった、それだけが、頭の中で響き続けた、主様と話した最後の言葉が「???も無理しないでね」になると思わなくて、泣き続けた、俺がもっと強ければ、狂ったように鍛錬を続けていつしか俺はあなたの墓の横に倒れていた、そのまま近くに落ちていた剣を拾い上げ、死にたいと言う心臓に突き立てた
薄れゆく意識の中俺はそちらの世界に行ったらなんと言おうかと考えていた
「おれはやっぱりだめなこでしたね、でもそっちのせかいではかならずあるじさまをおまもりしますね、なのですこしまっててください」
守りたいの呪いにかかった2人
???視点
声が枯れるまで、昨日からずっとそうだった、主様が死んでから次々と人が消えた、そしてさっき、テディくんも死んでしまった、汚かった私に光をくれた、白黒だった毎日が明るくなったのはあなたのおかげだと言うのに、そのあなたが消えてしまっては生きる希望などないのです。せめて、せめて、最期まで、あなたを守れるようにと、???さんから貰った睡眠薬を全て水に溶かして飲み干した、そのままわたしはゆっくりと眠りにつき目が覚めることは無い
「あなたがいないとわたしはだめなようですね、この???あなたのもとへゆくことをおゆるしください」
旅路は最後まで一緒
????視点
私に力が無いから、それだけが心の重りだった、いや、重りになった。4人、3人、2人、そして私、白樺に縄をかけて、首を通して、一生離れないという言葉は嘘だったんですね、嘘つきなあなたの元へ向かうのは容易い事だった、息が詰まる、息が止まる、あなたの元へ向かう、この命救われた時から私はあなたと共に生きることを決めたのですから
「あなたがそちらのせかいでいきるのであればこのからだもいのちも、あなたにすべてささげるときめたみ、おともいたしましょう」
忠誠心の鎖はいつ解けるのか
×月×日
ユーハンくんに、テディくん、それにナック君も死んでしまった、ハナマルくんはとても悲しそうな顔をしていたね、フルーレくんが死んでしまってからラトくんはいつ死んでしまうか分からなかった、でもこんな直ぐに居なくなってしまうとは思わなかった。主様に会いたいと思っているのはみんな同じなようだね