初めてのノベル作品…!
作ってみます!
まあ普段の前置き的な感じなんですけど
ノベル、小説
ということで一つの小説をおすすめしたいと思います!
「不滅のワイルズ」
っていうやつなんですけどもうボロ泣きです。
マジで。
是非。
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今回は!
文ストの中原中也で体調不良やっていきます!
アニメしか見てないんで間違いあるかもです!アタタタタタタカイメデミテクダサイ…
汚い擬音注意です
⚠下し表現⚠
では!
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ぎゅるるるる。
先程からやけに痛みを主張する腹は治るどころか悪化する一方だった。
「っ、…はッ」
痛い。
胃のあたりが、いや、腹か?
などと考えているうちに進んでいた足は静かに減速してその場に座り込んだ。
もはや声を上げる気力すら残っておらず、
額には汗が滲んでいた。
誰か、と思う間もなく足音が聞こえた。
腹痛のせいか耳鳴りでよく聞こえない。
「中也。こんなところで何をしているんだい」
太宰か。だが、痛くて声を出すことすら不可能に近かった。
その瞬間、視界がぐら、と傾いた。
「中也、!」
───それからの記憶はほぼ無い。
ただ、腹のえぐれたような痛みが残っていた。
「ッー、ふっ…」
「起きたか、中也」
「ふふ、今日は静かだね」
太宰が笑う。
「るせぇ、…ッ」
ここはベッドの上。きっと寝ていたんだろう。
まだ治まらない腹を擦りながら思う。
そのとき、腹から変な音がした。
「っぅ…!ぁ”」
急な痛み。予測できない。
もはや座っていられなくなり足を丸めてベッドの上に倒れる。
「おい、中也!」
全身から血がさぁっと引いた気がした。
それは現実なのかも分からない。
この腹痛は何かにあたった訳ではなく、
何かに蝕まれているものでもない。
────下だ。
もう1ミリも気を抜けなかった。
目の前には太宰がいて、ここはポートマフィアの救護室。
太宰にそんな姿を見られたら
俺はそれからどんな顔をして会えばいいのだろうか。
足の先が自然に丸まり、手は腹を握る。
汗は容赦なく出てきて焦りからか体温は上がってゆく。
「中也、…」
「…話しかけんじゃ…、ねぇ、」
「立てるか」
話しかけるなという真っ青な顔をする俺の要望に食い気味で太宰が質問する。
「行けそうだったら、」
と太宰が手を伸ばす。
痛みの波が少し引いたところで太宰の手を取った。
腰が浮いた途端に下半身が温かくなるのがわかった。
ブリュッ、
理解するのに3秒ほど要した。
また、それは3分、3時間のようにも感じた。
涙腺とケツの筋肉はもうとっくに緩んでいる。
温かみが増してゆく。
もう終わりだ。
「大丈夫、誰も君をそんな目で見ないから。」
コメント
6件
好き(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎
最高じゃんか....
後風邪治ったんですね!良かったです!投稿もしてなかったので 大丈夫かなとか思っていたので良かったです!治って無かったらすみません