テラーノベル
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本作品はsxxn様の二次創作になります
ご本人様のとは一切関係ありません
血流表現・病み・鬱・精神病要素を含みます
苦手な方・地雷の方はお控えください
本作品は兄弟パロ・学生パロです
緑
黄の1歳下の弟
黄
緑の1歳上の兄
精神病持ち
「Buwa For You」と検索して前作の「For You」を先に読むことをオススメいたします
【過去】
黄side:
緑「お母さん見てー!テスト、95点だったんだー!」
緑くんがこの間あった算数のテストを自信満々にお母さんに見せる
俺は出そうとしていた自分の48点の国語のテストを背中に隠した
「緑、凄いわねぇ…黄は?黄もテスト返ってきたの?」
唇が震えた
全身から冷や汗が吹き出て、俺は薄笑いを浮かべた
黄「う、ううん…まだだって、」
「そう、返ってきたら見せなさいね」
お母さんは立ち上がって洗面所の方へ行った
背中に隠したテストがお母さんに見えないようにする
黄「…っ、」
この時、俺は初めてお母さんに嘘をついた
お母さんは成績が悪くても怒るような人じゃない
そうは分かっていても見せたくなかった
失望されたくなかった
緑「黄ちゃん、なんでテストあるのにお母さんに見せないの?」
後ろから聞こえた緑くんの純粋な疑問に心臓が跳ねた
大好きなのに憎らしい、誰よりも優秀なおとうとが不思議そうな顔をして俺を見る
俺はゆっくりと口を開いた
黄「俺が…緑くんじゃないから、」
緑くんは意味を汲み取れなかったのか、目をまん丸にして首を傾げた
俺の七夕の短冊に書いたお願いごと、教えてあげるよ
「緑くんに、なりたい」
気が付いた時にはもう面接も終わっていて、面接をした店の前に呆然として突っ立っていた
面接の記憶は無いけれど、卒倒したり吐いたりしてないようでよかった
黄「帰らへんと、」
最寄りの駅の地下への階段を駆け下りて人で賑わうホームに再び酔う
今の方が高校生や大学生が増えていて朝より気分が悪くなった
人混みをわけて何とかトイレに行こうとして壁際をゆっくりと歩く
どんっ
黄「す、すみません…」
肩がぶつかる度、相手の人が迷惑そうにこちらを睨み付ける
指先酷く冷たくなって震えた
視界がぼやける
ばたっ
黄「ぁ…っ、」
気が付いた時には、俺は駅の冷たいタイルの上で倒れていた
意識が遠のき、人の輪郭がなくなる
誰かの大声が聞こえた気がした
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