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The Dead Earth

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The Dead Earth

5 - episode5:Their era

2024年02月01日

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ロンドンに戻って久し振りに、キーボードに顔を突っ伏して、時差ボケを直しているところである。

「………」

(ソウスポール神話…)South Pole…南極

そう考えながら、私はレイポート大学で私が見たことの無い文献をスラスラと呼んでいた時のことを思い出す。

「もう私達はここに隠れる。もうアイツらの相手は御免だ」

(あの時に言っていた言葉はソウスポール神話の中に似たような、文章を見た気がする…)

【ソウスポール神話】

かつて、古代マヤ文明初期の時代に描かれた南極大陸についての文献。

(そういえば、ソウスポール神話は神々である巨大生物と人間。そして巨大生物同士の殺し合いが書かれていたなぁ。)

ふと、思った事に今の現状と重なる点が少しある。

(もし、今回の件が巨大生物が起こしたものだとして、3000年以上前の事が再来するとしたら、、今度は確実に人類滅亡だな。)

そう思いながら、私は今まで集めた情報をまとめるのだった。


「プルルルルルルル」

「誰だよ。こんな時間に…」

突然研究所内にある外線が鳴った。

私はブチギレながら電話に出た。

「誰だ!こんな時間に!もう2:30だぞ!」

「私だ。先日はすまなかった。」

「一体何のようだ?私は自然環境を専門としている。あんたらのような生物学に通じているわけじゃない。なんで私にかけて来た?」

かけて来たのは、レイポート大学の渡◯謙に似ていたあいつだ。

私は少し腹を立てながら、電話をしている。

「急にすまない。実は来て欲しくて」

「何がだよ。」

いきなり来て欲しい。と言われましても”何が?”って話なわけで主語がないのにまた私は腹を立てた。

「水蛇・ヒドラの卵」

「は?」

突然意味不明なことを言われて思考が固まる。

(ヒドラってギリシャ神話に出てくるやつだろ!?いや、待てよもしかして)

「それって何処から現れた?」

そう問いただすと、あいつはこう言った。

「メキシコ湾バハマ諸島・アンドロス島に今いる。こちらから向かいに行く。世界政府はこのことを知っているから」

とお願いをされてしまい、まあ、仕方なく私は了承した。

「わかった。変に隠しながら話す必要はそいつら相手には無いんだな?」

「ない。そして君自身も今回の件で、少し重要な立ち位置になる。」

「私が?」

(私は自然現象を得意としている。今回の事で重役とは関係ない筈なのに…)

私はそう思った。

だから聞いた。

「私が重要?なぜ?私ただの一般的にみれば自然現象を専門としているのに。卵と確定しているのなら、私は関係ないだろう。

どこが重要な立ち位置になる?」

そう強めに問うと、電話越しに奴は…

「私が欲しいのは君と、君の知っていることだ。教えて欲しい”星舘歩”の話していたことを。」

「………は?」




「おとうさーん!」

「父さんはな、大きな生き物をチェックする仕事をしているんだ」

「ごめんな葵。父さん。また仕事に行かなくちゃなんだ…」




(なんとなくレイポート大学に行った時そんな感じはした。)

(父さんが生きていたら、今のこいつと同じくらいの年齢の筈だ。)

そして、私は考えていると電話越しに彼は、、

「頼む。来て欲しい。星舘葵博士。君の力が必要だ…」

「………」


あの後、迎えのジェット機が飛んで来て、わたしはそれに乗った。

『星舘歩』私は彼の事をあまり知らない。私が4歳の時に仕事場の事故で亡くなった。

『2274年の研究所毒薬蔓延事故』で父さんは、30という若さでこの世を去った。

この事故が起きた原因は30年経った今でも詳細はよくわかっていない。

私を迎えに来たジェット機には、あの男が私を見て頭を下げた

「この前はすまない。彼女は少しヒステリック気味なんだ。」

(あー、あいつか)

「今回は、そうならないようにしろよ。」

私はそう上から目線で言った。

ロンドンから飛び立ち、フロリダに降りた。

そこから車と船を使って、バハマ諸島アンドロス島に到達した。

「ここは、海底トンネルを掘っていた作業員がこの空間を発見した。」

と彼は語る。

「水蛇・ヒドラなんて神話上の話だろ。」

私はそう言った。だが男は否定した。

「今回これが見つかったことで、ギリシャ神話のヒドラの事は本当の説が出て来た。

卵になって生まれる時間は、自由に生まれることができると考えられる。

こいつらは昔、地球上の空気内に含まれる放射線量が今の約10倍だった時が全盛期だった生き物たちだ。

神話上に出てくる、神話生物のいくつかは実在したものだ。」

と彼はその専門的なことを色々と教えてくれた。

だが、いくつかの疑問点がある。

「だけど、約10倍だった時代って人間は確実に実在しないよな?」

と私は質問した。なのに何故”居た”という記録がのこっているのか。

「あぁ。彼らはカンブリア爆発より前の時代の生き物だよ。」

と彼は言った。

「先カンブリア時代ぐらいか?」

と私は質問をする。そしてすぐに回答は返って来た。

「正確に言うと違う。地球の歴史を二つに分けると、先カンブリア時代と顕性代に分けられる。実はその間には空白の歴史がある。その時代が彼らの全盛期のころだ。」

(空白の歴史?)

私は少し考えてから、質問をする。

「スノーボールアースの前の時代?」

彼はすぐに答えた。

「正解だ。あの頃は彼らの全盛期だ。だが、氷始めていく地球に危険を感じ彼らは生殖し後世に繋いだ。」

「もしかして、これもか?6億年前のやつか?」

「そこは君が分かるだろう。科学界の最高傑作と言われた君なら、、」

「……」

私は何も言えなくたなってしまった。こんな面倒事に巻き込まれるなら、全ての博士号を取らなければよかったと後悔した。

どうやら私が呼ばれたのは、これが(卵)いつの物なのかを調べる為。そして、父、星舘歩の事だ。

「今から観察しなきゃいけない。今の時点で、いつ出てくるかなんてまだ分からない。」

と彼は言った。

(今やこいつらが出て来たら脅威にしかならない。ましてや今の東アジアにこいつらを行かせたくないだろうな…)

と私は考えた。

この怪物共にとって現状、一番その頃に近い環境はあそこのみだ。

(ん?ちょっと待て、この男はさっきから怪物たちを”彼ら”と呼んでいるよな?)

嫌な考えが頭によぎった。そして聞いた。

「あんた、さっきから”彼ら”と呼んでいるが他にも何かいるのか?」

「何も彼(ヒドラ)だけでは無い。そろそろ目覚める筈だ。」

「何をだ?」

「そこはまた話す。ここで話すのはあまりよろしく無いから。」

「わかった。」

「あれだ。」

彼が指を挿したのは、大きな三日月を半分にした形の卵。

私はその卵に驚いた。

ゆうに、私の30倍はあるからだ。

私の身長は科学者の中ではそれなりにあると思うのだが、、、

【星舘葵:身長189cm】

私は卵のそばに駆け寄った

「60mくらいあるよな?」

と私は彼に問うた。そしたら

「まだ正確には測っていないが、50mはある。もし、60mあるなら、完全破壊しなきゃ行けない。」

「なぜだ?」

(別に残してはいけない理由はない筈だが…)

一応何故かと問うた。

そしたら彼はいきなりピリッとした雰囲気を漂わせ、真面目な顔で答えた。

「国が滅ぶ」

「は?」

「水蛇・ヒドラがもし、神話と同じ能力を持っていたら、一国が滅ぶ」

「…………」

私は言葉を失った。そんなことができるのかと。

そして私が考えているうちに、彼が

「そういえば、自己紹介してなかったね。私は、飛鳥肇(あすかはじめ)だ。」

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