心の檻

🩷side

「阿部ちゃんありがと」

💚『んーん。その代わり絶対仲直りしてね 』

「分かった。約束。じゃあ行ってくる」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

💛『はい？』

「あの、、」

💛『えｯ、？』

声が出ない、

💛『さくま、？とりあえず中入って』

「あのさ、ごm」

💛『ごめん。』

「え、？」

💛『あんなに酷いこと言って。』

「ううん。俺が気づいてやれなかった。 」

💛『、？』

「2日前。阿部ちゃんと病院で会ったの。

そこで教えてもらった。照のことを。」

💛『そう、、なんだ。』

「ただ俺は照の表しか見てなくて、照の心の中で隠してた気持ちに気づけなかった。 メンバーの変化すら気づかないなんて俺 メンバー失格だよな。」

💛『俺もごめん。嫌いとか言って、、 ほんとはメンバーを嫌いなんて思ったこと ないし、うざいとかも思ってない。 ほんとは辞めたくなかった。 でもスタッフに辞めないと メンバーに危害与えるって言われてさ。』

「あのさそのスタッフの名前だけ教えて。 」

💛『○○さんと○○さん』

「あの、最近新しくスタッフになった人か。 ごめん。思い出させて。絶対辞めさせるから。」

💛『ありがと、』

「あと病院行きなね。 」

💛『なんで？』

「痩せすぎだしパニックになるんでしょ？」

💛『じゃあさ、病院着いてきてほしい、』

「全然いいよ！むしろ行こうと思ってた 」

医『拒食症とパニック障害ですね。』

「そうなんですか、」

医『あの、アイドルやられてるんですよね。

ですと活動休止という、、、』

💛『、、、』

「はい、わかりました。」

医『抗うつ薬出しておきますね。食後に飲んでください。副作用は服用して1~2週間が一番酷いですので。』

💛『ありがとうございました、、』

💛『俺、活動休止したら迷惑かかる、』

「大丈夫。迷惑なんて思わないよ。

実は俺もうつ病って診断されたばっかり。」

💛『は、？俺のせいってこと、？』

「違うよ？」

💛『ﾊｱｺﾞﾎｯﾋｭｰﾊｱﾊｱｺﾞﾎｯ』

「照？聞こえてたら俺の手握って？」

ｷﾞｭｯ

「一緒に呼吸してね

すってー。はいてー。」

💛『すー。ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ。はー。ﾊｱﾊｱ』

「そうそうその調子。」

「落ち着いた？ごめん。こんな話して」

💛『ううん。俺こそごめん』

「照のせいじゃないから。もしそうでも照がパニック障害になったのも俺のせいじゃん。だからお互い様ってこと！だからね？」

💛『みんなに報告しないといけないよね。』

「明日集まってもらう？」

💛『いや、今日もこーじとめめの所集まってるはず。』

「病室何階かわかる？」

💛『4階』

「行ってみる？」

💛『そうだね。』

「てかあれパトカー止まってない？」

💛『ほんとだ。なにかあったのかな。』

「とりあえず行こ。」

💛『うん』

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