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※seungmin side※






嫌な胸騒ぎが、確信へと変わった瞬間、急いで部屋を飛び出した。








階段をすごいスピードで下る。










S母:も〜、スンミナ、そんなに急いで降りたら危ないでしょ。どうしたのよ…






S:リノがッ……、






S母:リノくん?リノくんがどうかしたの?






S:オンマ、早く車出して!お願い!






S母:わ、わかった…












あの事件があってから、リノとは位置情報共有アプリを入れていたため、リノの家は分かる。





オンマを急かして、急いで車を出し、リノの家へ向かう。






リノの家へ向かう途中、震え・冷や汗が止まらない。






あの、リノの苦しそうで、今にも消えそうなかぼそい声が忘れられない。








S母:リノくん、何かあったの?







先程のたった数分であった事を全て話した。







S母:多分だけど、今の話を聞いた限り、リノくんが無事だとは思えないわ。

S母:あっちについたら、車を安全な所に止めて警察を呼ぶから、あんたはリノくんの家の近くについたらすぐ車を降りてリノくんのところに行きなさい。

S母:警察呼んだら、すぐ駆けつけるから。分かった?






S:わかった…。









リノの家の周辺にまで来た。





車の中で緊張が走る。









S母:リノくんの家ここね…。ほら、早く行きなさい。





S:はいッ…










リノの家の玄関へ走る。





扉の前に立ち、インターホンを押そうとすると、家の中からドンッと大きく、鈍い音がした。





それと同時に、男性と女性の罵声も聞こえる。






怖い。この扉の先で何が行われているのか分からない。考えたくない。


でも、リノを助けないと。






震える手で、インターホンを押してみる。





ピンボーン…





インターホンがなったにも関わらず、罵声はやまない。

無視しているのか、はたまた気づいていないのか。






思い切って、扉の取っ手に手をかけ、引いてみる。





ガチャン…






開いていた。















家の中を見てみると、絶句した。




室内は、物が散乱していて、至るところに血の跡がついていた。








廊下の真ん中に横たわっていたのは、リノだった。頭やら腕やら色んなところから血を流していた。






リノのすぐ横にはいかにも体格が良さそうな男性と、リノによく似た美形の女性がいた。







3人とも僕には気づいておらず、リノはガクガクと震え、女性は腕を組みリノを冷酷な目で見ていて、男性はリノの頭の近くで屈み、リノの髪の毛を鷲掴みしていた。






L:ぅ゛ッッ…いだいッ、






男:お前はいつまで親の顔に泥を塗るんだよ!






男:いい加減にしろよな……。ろくに勉強もできねぇくせに、そこら辺の頭悪そうなやつとたむろってんのか!?ふざけんなよ!!






男:今日も帰りが遅かったそうだな…女か??お前ごときが女作ってんのか?そんなんやってる暇あったらペン握って必死こいて勉強してろや!!






男がリノの顔をめがけて拳を振りかざした瞬間

僕の足が勝手に動き、リノに覆い被さった。







覆い被さった瞬間、背中に、強い衝撃を感じた。







S:ぅぐッッ…!






男:は…?お前誰だよ、。もしかして前言ってた頭悪そうな連中の仲間か?





男:うちの家庭に首突っ込むな!!







肩を凄い力で掴まれ、床に投げつけられる。

家具の角に頭をすごい勢いでぶつける。





ぶつけたおでこからは血がボタボタと流れる。





ぶつけた場所からガンガンと痛みが襲うが、リノの方をみると、先程の男に胸ぐらを掴まれ、頬を殴られていた。






S:やめろッッ…







この男の標的であるリノの盾になり、守る。







男:しつけぇんだよ!クソガキ!!






S:ん゛ッッ…!!ぃ゛ッ、









お腹や腕、首。他人だろうが関係ない。

ひたすら、蹴られる。殴られる。









男:いい加減にしろよ…お前、どこの馬の骨だか知らねぇけど、邪魔なんだよ。今すぐ失せろ。これ以上うちの家庭に首突っ込むんだったらここでお前を殺す。







僕と、リノの目の前で刃物をちらつかせる男。





男が刃物を振りかぶった瞬間、僕は死を覚悟した。リノだけは助けようと、今までに無いくらい強く抱きしめた。








うちの子になにすんのよ!!!





ガシャンッ…








聞き慣れた声とともに、刃物が床に叩きつけられる音がした。


恐る恐る振り返ると、オンマが男を床に押し倒し、取り押さえていた。








S母:スンミナ!!その刃物とリノくん連れて、外に出なさい!!






S:ぇ、でもッッ…!






S母:いいから早くしなさいよ!!







オンマは男を床に取り押さえ、女に引っ張られながら、今までに聞いたこともない大きく乱れた声で僕に指示を出した。







すっかり力が入らなくなった右足を引きずり、リノを抱えて、外に出た。










家を飛び出し、家の前の道路に飛び出た瞬間左足に限界が来て、座り込んでしまった。






S:はぁッ…はぁッ、リノっ…?大丈夫ッ……?





L:カヒュッ…すん…みなッ…?





S:うん、僕だよ…。





L:ごめんねッ………迷惑…かけてッ…





S:全然、迷惑なんかじゃないから…。





S:助け呼んでくれてありがとう、





L:すんみなッ……頭…血、でてる…、





S:こんぐらい大丈夫だから、ちゃんと息して…?





L:カヒュッ…ねぇッ……、はぐ…してほしい……





S:ん、わかった…。





L:、あったか……









その後、パトカー・救急車がきて、僕とリノは救急車で運ばれた。











病院…






リノは、担架に乗せられたまま、治療室へ運ばれた。




僕も個室へ車椅子で運ばれ、怪我の手当を受けた。





あの二人は捕まっただろうか。


オンマは無事だろうか。


リノは生きているだろうか。






たくさんの不安が頭をよぎる。


僕は右足の骨が折れていたらしく、全治1ヶ月と言われた。


看護師さんに包帯を巻かれているときに、リノの担当をしていた医師が僕のもとに駆けつけた。







医師:イ・ミンホさんですが……














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