テラーノベル
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『涼ちゃーん、若井ー、見て見てー』
TV収録の演奏も終わり、その場所が俺たちの夏祭りを企画していた所だったのでどうせならとMVのロケ以来の夏を満喫している
浴衣姿の元貴はヨーヨーをしたり輪投げをしたりとにかく全力で楽しんでいた
「涼ちゃん…俺、元貴が可愛すぎてどうにかなりそう…」
「ここでおっぱじめるのだけは辞めてね?」
「分かってるよ…でもさぁ…」
可愛い可愛い恋人が浴衣姿ではしゃいじゃってるんだよ?襟からはうなじなんて見えちゃってさ?そりゃもうキラキラと輝くエフェクトがいつもより過剰にかかるわけ
『うわー、見てこれ。おっきいよ?』
元貴が手に持っていたのはフランクフルト
確かに普通のフランクフルトに比べて太くて大きく、よくある的屋みたいな店なんかよりこだわりが有り美味しそうだが…
『口に入るかなぁ?』
元貴のぷっくりとした唇がゆっくりとフランクフルトを咥えた
それはまるで擬似的なアレに似ていて…
「っぐふ!!り゛ょちゃん゛んっ」
視覚的暴力にやられ思わず蹲ってしまう
「若井マジで落ち着いて?」
涼ちゃんの呆れた声が聞こえる
『若井?どうしたの?』
急に蹲ってしまった俺に元貴は心配して駆け寄ってきてくれた。ちょこんと俺の隣に座って、様子を伺ってくるその顔には先程食べたフランクフルトのケチャップが口の端に付いていた
プツンと何かが切れたように衝動的にそのケチャップを舐めとった
『はっ?!わかいっ?』
驚いた元貴は慌てて離れようとするが頭をがっちりと抑えそのままキスをする
舌を入れ込むと元貴の口の中はフランクフルトの塩味とケチャップの甘酸っぱさが広がっていてとても美味しい
『ちょ、あっ、ん、ふぅ…』
このままもっと食ってやりたい
そう思っていたら
「若井ストップーーっ!!」
涼ちゃんに無理矢理離され我に返る
「へっ?あっ…ご、ごめん元貴」
目の前には顔を真っ赤にして半分蕩けた顔の元貴がいた
『おま、えなぁ…本当に馬鹿なの?周りにも人がいるのにっ!』
ハッとして周りを見渡すと明らかに目を逸らし気まずそうにしてるスタッフがちらほら居た
「うあーーっ、俺の元貴を絶対に見るなーっ!」
『そういう問題じゃないわっ!この馬鹿井っ』
ポカポカと怒った元貴に殴られまくる
「痛っ、痛いって、元貴ごめんね」
『絶対に、許さん…!!』
ギャーギャーと騒ぐ俺たちを他所に涼ちゃんはかき氷を頬張っていた
「あぁ、夏も終わるねぇ…」
ポツリと呟いた涼ちゃんの独り言は騒ぐ俺たちの声と一緒に夜の空に消えていった
んん…
浴衣要素どこ?っていうツッコミは無しでお願いいたします🫣
CDTV良かった、本当に良かった🤤
💙❤️でも❤️💙でもどっちでも良いから浴衣えち小説読みたい🫶🫶🫶
イラストでも良い。
っていうか、💛ちゃんは女物の浴衣じゃなかった。当たり前なんだけど、あれぇ?って思っちゃった🤣
絶対似合うよねぇ?
どうせなら3人とも女物着れば良いんだよ🫣
コメント
3件
うおーーー!!!きういさんの小説だ🤭🤭やった!!!浴衣…最高でしたよねぇ🥰🥰確かに浴衣え/っちの小説みたい…きういさんの💙❤️も最高ですよ…︎︎👍︎︎👍
フランクフルトってなんかえっちですよね、
私はもっきー1番浴衣かわいい気がする。 スタッフー!笑