テラーノベル
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あの後、日帝は震えて俯いたまま固まってしまったので、オレは日帝の使いの人と合流させて日帝は車に乗せられた。
オレもその日はもう帰った。
月曜日、教室に入ると日帝に呼ばれて屋上に向かった。
現在屋上には人が居ないため、屋上はオレと日帝だけだった。
きっと人目を避ける日帝にとって、この学校で人が少ない場所や時間帯はよく知っていることなのかもしれない。
あの時と変わらず、日帝は落ち着かない表情をしていた。
日帝「あ、あの……えっと」
アメリカ「………なぁ、そんな顔しないでくれよ。本当にオレは別にあのことを周りに言いふらしたりするつもりはないから」
日帝「っえ?」
拍子抜けした様な顔をして上げた。
本当にこいつらはオレは口が軽い やつだと思われているようだ……
アメリカ「お前の反応からして、お前は周りに知られなくなかったってことくらい気づいたよ。
これからも誰かに言ったりするつもりはないから、安心してくれ」
日帝「そ、そうか……………」
あれからずっとこのことで不安を感じていたんじゃないだろうか、辛かったろうに……
あの時、約束もしたが信用されてないなぁ……
身内以外からのこの新鮮な感覚に少し悲しくなった。
アメリカ「それより、あの時オレを助けてくれた礼を言わせてくれ。
ありがとう」
日帝「あ、えっと//、いやそれは身体が勝手に動いただけだし………
その、怪我が無くて良かった///」
少しの間、悪い雰囲気ではないのだが気まずい空気が流れた。
照れくさそうに俯く日帝が可愛かった。
こんな男子現実に存在するのか……
日帝「あっ❗///時間、もう教室に戻らないと」
アメリカ「そうだな、あんまり遅いとお前の友人達に睨まれるし……」
日帝「えっと、そっちが先に戻ってくれるか?その方が違和感とかもないし」
アメリカ「お、おうわかった❗………
……あのさ、日帝」
日帝「?なんだ?」
アメリカ「その、よかったら、よかったらなんだがまたお前のロリータ姿見せてくれないか?」
日帝「え”っ!?////」
アメリカ「実は前から何度もあの姿の日帝を何度も見ていて……毎回可愛いって思ってたんだ。
前の水色にピンクのリボンが付いたエプロンドレスと、花飾りの帽子の服装とか結構好きだったんだ。
もし日帝がよかったら見に行かせてほしいなって……」
日帝「え///……あ/////………」
日帝は顔を赤くして固まった。
オレも恥ずかしくはあるが、何とか真剣な眼差しをしたまま返答をじっと待つ。
日帝「………えっと……あの////
……オマエガイイノナラ/////………」
アメリカ「ありがとう///❗楽しみにしてるから、そっちの都合があったら教えてくれ❗」
日帝「え……ぁ………いや、お互い立場的に難しいだろうし直ぐにはわからないだろ?」
アメリカ「あ、それもそうだな………」
日帝「………連絡先、交換しておこう//」
アメリカ「そうだな、そうしよう❗」
お互いスマホを出して連絡先を手に入れた。
アメリカ「じゃあ日帝、改めてこれからよろしくな❗」
日帝「あ、ああ///」
オレは駆け足で教室へ戻った。
あいつ、けっこうシャイなんだな❗
街で声をかけた後にもちょっと思ってたんだが、これまで殆ど関わり無かったし日常的にも無表情の顔ばかり見てたから、あんなに表情が変わるのを見るのはとても新鮮だ。
……………というかぶっちゃけずっと可愛い。
……これ、本人に言ったらキモがられるかなぁ…
……ってその前に日帝の取り巻きにブッ飛ばされるな……………
おしまい🎀
作者です。
まずは、ここまで読んでくださり大変誠にありがとうございますm(__)m
そしてこんなにすぐにこの物語を終わらせてしまい、申し訳ございません。
実はこの物語は最初からすぐに終わらせるつもりでした(なのでタイトルもあの様な形になりました)。
作者も現段階でもうまく話を続けられる自信や案(……と気力)が無いので、折角気に入っている物語を変に頑張って続けて段々つまらなくしてしまうのも嫌なので、キリよくここで本編は終わらせていただきました。
もっと続くと思われていた方々、本当に申し訳ございませんm(_ _)m
ですが今後番外編で1話だけになってしまうと思いますが、その後のアメ日帝を書くつもりです。
また、皆様でこの物語のその後をご自由に書いていただいてもかまいません(なんか上から目線みたいになってしまってすみません)。
※その際に起こったトラブル等に関して、私自身は一切責任を負いません。
改めまして、ここまでこの物語を読んでくださった方も、途中まででも読んでくださった方も、見てくださり誠にありがとうございました❗🎀
コメント
2件
わあああ、、神ってるのですね、、