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このオーディションの内容が発表された。
一次審査から四次審査まであり、三次審査からは合宿となる。発表されたのはこれだけでデビュー人数はわからなかった。
俺は一次審査二次審査と駒を進め合宿審査まで残ることができた。ここで落ちる人数は20人中10人が落ちる。そして審査の内容は、5人1組のグループが割り振られ、そのうち2つのグループが脱落する。そして、課題曲やフォーメーション全てグループのメンバーで話し合う。ただし残ったグループの一つがデビューするわけではない。という内容だ。
正直俺はどこまで通用するかわからない。
不安でいっぱいだった。だけど、ここまで来たらやるしかない。絶対デビューする。という思いだ。そんなことを考えていたら、振り分けが発表された。
俺はチームBだった。確認して、廊下を歩いていた時だった。
🤎「あの…シューヤくんですか?」
🩶「えっ、?」
🤎「あっごめんなさい。俺同じチームの
『マサヒロ』です。」
🩶「じゃあーマサでいいー?」
🤎「わかりました。じゃあ俺はシューヤで」
🩶「これからよろしく!!」
🤎「よろしく。」
俺はこの時初めて『マサヒロ』という人に出会った。最初は、礼儀正しくて優しい人という印象だった。だが、この時の俺はまだ知らない。この出会いが今後の人生で大切な出来事になることは…
このチームBは俺とマサヒロの他に
『リクト』と『ユウタ』と『ケンジ』
だった。正直誰がどんな人なのかもまだわからない。そして、俺たちは一つの部屋に集まった。
(今からリクトを💙ユウタを🩷ケンジを🧡で表します!)
🩷「こんにちは!俺ユウタって言います!」
💙「僕はリクトです。」
🧡「俺はケンジ!」
🩶「俺シューヤ」
🤎「俺はマサヒロって言います」
🩷「まずさ!呼び方決めよ!」
そういう流れになり、仲は少し深まった気がする。また課題曲も決まった。俺たちは、buddiisの『Brightness』にした。
そして、俺とリクトを『バックボーカル』にして『メインダンサー』をマサヒロ、ユウタ、ケンジにした。
俺たちは得意不得意が分かれていたからだ。俺はダンスは得意とは言えない。だから、リクトと一緒に歌おう。ということになった。そして、俺はとても感動したことがある。それは、
マサヒロのダンスがとても上手だったこと
マサヒロのダンスは人を感動させる力があった。俺は見入ってしまった。俺はどんどんマサヒロの魅力に気づいていった…
そこから俺たちは2日後に迫った、審査に向けて全力を尽くしていた。俺はあまり得意ではない音程がきた時には、チームメンバーと一緒にこうすればいいんじゃない?などたくさんの意見を出したりしてとても楽しかった。このメンバーでデビューしたい。そう思った。
−審査当日
とうとうこの日になってしまった。緊張で鼓動が早いことがわかる。どうしても落ち着かなかった。俺は人気のないところで気の済むまでずっと歌っていた。その時隣に、マサヒロが来て俺の歌に合わせて踊ってくれた。その踊りは滑らかなのに、キレがあって…もう頭から離れない。マサヒロのことが。この気持ちはなんだろう。この気持ちはこの頃の俺にはわからない。
🤎「歌うまいよねシューヤって」
🩶「ありがと!そういうマサもダンスえっぐいけどね」
🤎「ありがと笑」
🩶「初めて笑った…??」
🤎「そうかも笑」
🩶「マサは笑ってた方が可愛いなっ!」
🤎「…」
🩶「照れんなよ笑」
🤎「今日は頑張ろ。」
🩶「そうだな」
俺たちは審査の前に円陣を組み本番になった。
俺はとても緊張したが、とても良く歌えた気がする。俺はまだ残りたい。というか残ってデビューする。そして発表される時間になった。
「それでは合格したグループを発表させていただきます。」
「まず…」
俺は心から祈った。呼ばれろ…呼ばれろ…
「グループCの方。おめでとうございます」
グループCの人が喜んでいるのがみてた。中には泣いている人もいた。俺の中では焦りが出てきた。あと残れるのは一つ。頼む。呼ばれてくれ。
「最後は…」
これまでにないくらい心臓の音が聞こえる。俺はデビューしたい!
「グループBの方。おめでとうございます。他の方はここまでとなります。」
え…俺呼ばれたよな?
🩷「シューヤー!!こっち!」
「イェーーーーーイ」(みんな)
🩶「俺呼ばれたよな?」
🤎「呼ばれてたよ笑」
🩶「これまでにないくらい心臓バクバクしたー」
俺は最終審査に残れることになった。正直燃え尽きそうだ…だが最終審査はあと3日しかない。残った10人には最終審査の内容が言われた。
その内容は、自分で自分をプロデュースする。という内容だった。メイクや髪のセット、選曲やパフォーマンス構成全てを自分でする。という3日でできるのかわからない内容のものだった。けど俺は、選曲には候補が浮かんでいた。それは、M!LKの『夢路』だ。そんなことを考えていたら夜になっていた。
俺は夜風を浴びようと少し外に出ていた。するとそこに、マサヒロが横に現れた。
そして2人でぼんやりと空を見ていた。
🩶「空星あんじゃん」
🤎「流星とか見えるかな」
🩶「わかんねー笑」
🩶「俺ら最終審査残れるんだな」
🤎「デビューしたいな」
🩶「なあマサ」
🤎「なに?」
🩶「俺さ正直マサのこと舐めてたかも。でもさマサはすげーかっこいいよな」
🤎「なに?急に笑」
🩶「いや褒めてんの!」
🤎「…」
少し沈黙が続いた時、雨がぽつりぽつりと降ってきた。
🤎「この雨やばそう…早く戻ろ」
🩶「急ぐぞ!」
そういった時に急いで中に入ろうとしたせいで俺は足元が滑ってしまった。俺は頭から倒れかけたその時マサヒロが俺のことを支えてくれた。けど勢い余って2人とも倒れそうになりそのまま
キスをしてしまった。
俺はすぐに離れて慌てた。沈黙が続いた。
🤎「漫画みたいじゃん笑」
マサヒロが沈黙を破った。
🩶「実は相性よかったりして笑」
俺はこの出来事を寝る前に何度も思い返した。ファーストキスそれは不意に始まってしまった…
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新しい日々
コメント
3件
うわあ、2話も一気に読んじゃいました…! オーディションの緊張感とかチームBの連帯感がすごく伝わってきて、思わず応援したくなりました。 特にマサヒロのダンスにシューヤが惹かれていく流れ、すごく自然で「こういうの好きだな」って思いました。 最後のキスシーン、あまりに不意打ちでちょっと心臓に悪かったです(笑)「漫画みたいじゃん」ってマサヒロがさらっと言ったのがまたいい…。 次、どうなるんだろう。続きすごく気になります!
#超特急
Sola
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