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〈第四章〉
「丁度今から大集会が始まるわ。そこで、みなではなしあうことにしましょう」
大集会?なんじゃそれ、とか思いつつも、取り敢えずブルースターについていくことにした。
ブルースターについていくと、大きな岩の上に座らされた。そして、ボスと思われる3匹の猫がこちらを怪訝な目で見ている。下にも猫がたくさんおり、皆こちらを見ている。高杉あたりがそろそろキレそうだ。
「これより、大集会を始める。」
右隣にいるハチワレ柄の雄猫が声を張り上げると、それまでほかの猫たちとヒソヒソと話していた猫たちが一斉に黙りこちらを見た。
「して、ブルースター。その子猫たちは何だ?まだ見習いにもなっていなさそうだが、どうして連れてきたんだ?」
他の猫達も、そうだそうだと言うように同調し始めた。
「この猫たちは、さっきここで狐に襲われていたんです。私たちが来る前に。この子たちはサンダー族の猫ではありません」
すると、あごが曲がった茶色い雄猫が言った
「ほう?それはわかったが、どうして連れてきたんだ?浮浪猫の子供、という可能性もあるだろうに」
すると、下の群れの中から、スポッティドリーフが言った
「そのねこたちは、”自分はもと〈二本足〉だ”、と言いはるんです。」
すかさずわしは言った
「アハハハ!そうぜよ!わしらは元人間ぜよ!」
下の猫たちがざわめき出した
「辰馬、ここでは人間のことを〈二本足〉と言うんではないか?」
そうなんかの?などといいつつ、ちらりと左隣の猫を確認する。威厳に満ち足りた表情だ。名は何というのだろう。
すると、ブルースターが口を開いた
「そこでです。この猫たちのことなのですが、先ほどスポッティドリーフとも話し合った結果、我がサンダー族にこの4匹の猫を入れようという話が出ました。」
その言葉が発せられた瞬間、下の一部の猫が騒ぎ出した。さんだー族、とかの猫なのだろうか。すると、岩の下に座っていた三毛猫が話しだした
「ブルースター、そんな話、我々は一つも聞いていません。本当ですか?」
ブルースターが答える
「そうよ、レッドテイル。何せよ、ついさっきのことだから。ごめんなさいね、報告できなくて。」
「ちょっと待ったァ!俺等も聞いてねーんだけど!?」
銀時が叫ぶ
「でも貴方、自力で生きていけるの?」
銀時が言葉を詰まらせた。
すると、それまでずっと黙っていた高杉が口を開いた
「…おィ。そもそも、サンダー族ってなんだ。」
顎の曲がった猫が、そこからかというように話しだした
「…サンダー族というのはな、今はブルースターが率いている部族だ。」
「部族って何ぜよ?」
ハチワレの猫が話す
「猫の集団だ。4つの部族に分かれて、戦士の掟に従い暮らしている」
「つまり、その中の一部族にこれからわしらは入るんじゃな!」
「そういうことね。」
なんだ、おもったより楽しそうじゃのう!
コメント
1件
おお、第四章来たね!猫社会の大集会、空気感がリアルでめっちゃ引き込まれたわ。元人間(二本足)って設定が面白すぎるし、銀時と高杉の掛け合いがツボった。ブルースターのリーダー感もいいね。サンダー族に迎え入れられる展開、ワクワクする!続きが気になるー🔥