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《第5章》
戦士の掟ってなんだよめんどくさい。しばらく聞いていると、またブルースターが話し始めた
「ほかの部族の方の意義はありませんか?」
こげ茶色の猫が言う
「サンダー族が引き取ってくれるなら、むしろありがたいよ」
「感謝します。それと、もう一つ皆さんに聞きたいことが。この4匹の命名式はここで行いますか?それとも、ここで行いますか?」
ハチワレ猫が言う
「自分たちがもと二本足だと名乗る猫、か。確かに名前くらいは把握しておきたいな」
顎が曲がった猫が言う
「そうだな。おれも同感だ」
ブルースターが一つ間を空けてから言った
「でしたら、これより部族合同のもと、これからわがサンダー族の子猫となるこの4匹の命名をさせてもらいたいと思います」
「まず、そこのツンツンした毛の子猫さん。貴方は、その銀色の毛が何より綺麗ね。シルヴァーキット(銀色子猫)と名付けましょう。その毛にならって」
「お、おう…」
シルヴァーキット。俺、シルヴァーキットか。……銀色だから?安直だなぁ。…………てかこれ英訳だったの!?つまり、ブルースターって青い 星?スポッティドリーフ…わかんねーよ!
「次はそこの青いバンダナのさん。」
「は、はい!」
ヅラか。
「貴方は、いつ見ても、月明かりに照らされても真っ黒な毛をしているわね。普通月光を反射して白っぽく光るものだと思うけれど。」
「は、はぁ…」
「よし。シェイドキット(日陰子猫)と名付けましょう。その漆黒の毛皮に合わせて」
「あ、ありがとうございます…」
「次に。そこのもう一匹の黒猫さん」
「……」
高杉…どんな名前になんの?気になるんだけど
「貴方って、何だか言動とかが闇っぽいわよね。あと…その毛、角度によっては紫色にも見えて、まるで夜明けや真夜中を表しているよう。ナイトキット(夜子猫)。その暗さに合わせて」
「誰が暗いだ。」
……てか思ったけど俺だけ雑じゃない?名付け
「最後、そこの 茶色のもじゃもじゃさん 」
「ぜよ!?」
「貴方…声でっかいわねぇ…。確かにもじゃもじゃも特徴的だけど…う〜ん…。ビッグキット(大きい子猫)。その声のでかさを表して」
「ビッグキットか!ええ名前やのう!」
的確ゥ!
「以上で、命名式を終わります」
それからは、各部族?の近況報告が続いた。あのハチワレ猫の部族がウィンド族といって、顎が曲がった猫の部族がリヴァー族。こげ茶色の猫の部族がシャドウ族らしい。そんで、ブルースターの部族であり俺達が今から入るのがサンダー族。………甘いもんあるかなぁ。
コメント
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「シルヴァーキット」「シェイドキット」…命名式、めっちゃ良かったです!猫の見た目や性格をちゃんと名前に落とし込んでるのが、世界観にぐっと引き込まれました。主人公の「俺だけ雑じゃない?」って内心のツッコミも笑ったし、最後の「甘いもんあるかなぁ」で現実に戻される感じが絶妙でした。部族の名前も込みで、もっとこの世界を知りたくなります!