テラーノベル
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『 あれ 、 蒼井来るの早かったね 』
「 何もする事ありませんし 、 いつまでも用意して貰うのは申し訳ないです 。 」
『 えぇ 良いのに ~ 。 』
「 会長が良くても僕が嫌です 。 」
『 … じゃあ 、 これ机に運んでくれる? 』
会長が指を指した先には真っ白な皿に盛り付けられた
美味しそうなご飯があり 、 台所に並んでいる 。
会長は他に準備があるのか冷蔵庫を漁っている 。
「 ふぁ 、 」
全てを机に運んだ後 、 僕はあくびをする 。
昼まで寝たせいか寝疲れて頭が痛い … 、
『 まだ眠いの? 』
「 いや 、 昼まで寝たせいで睡眠が狂ったんです 。 」
『 ぐっすりだったもんね ~ 』
「 五月蝿いです 。 」
~ ご飯後 ~
「 ふぅ 、… 」
僕は軽く息を吐き 、 ソファに腰掛ける 。
『 ね 、 蒼井 。 』
「 はい ? 何ですか 。 」
『 今日も一緒に寝よーよ ! 』
「 え 、 嫌ですけど 、… 」
『 えぇ~駄目? 』
会長はわざとらしくそう言いながら
にやりと笑い僕に数珠をちらつかせる 。
『昨日言ってあげた通りにしてあげようか』とでも言いたいのか 、
だけど流石に吊るされながら寝る事になるのは勘弁だ 、…
「 分かりましたよ 、 … 」
僕は嫌悪感を抱きながら了承した 、
そこまでして僕と一緒に寝たい理由はなんなのか 、
会長は寒いのが苦手とは知っているが
なら僕が会長が寝ていた寝室で寝ればいい 。
第一 、 会長は風邪をひくから駄目と言ったが
僕の体はそんなに弱くない …
監視とか言わないと良いけどな 、 …
コメント
1件
まじで、話を書くのが上手い あと、二人が当たり前のように、尊い♡