『 タヒ が 見える 目 を 持つ 子 』
ぷろろ ー ぐ
灰谷 竜胆 と いう 名 の 俺は 、 この 目 の 所為 で 周り から 嫌われて きた 。 学校 や 家 、 不良 仲間 からも 影で … いや 、 俺 に 聞こえる よう に 「 キモイ 」 「 タヒね 」「 タヒ神 」 なんて 言われて たっけ 。 今 と なって は もう どうでも 良い けど 。 そんな 人生 を 振り 返ってる と タヒ が 迫る よう に 意識 が 朦朧 と して く 。 嗚呼 、 俺 の クソ みたい な 人生 も __ の 命 を 守る 為 に 失う なら 悪く 無い かも 、 なんて らしくも 無い 事 を 考えた 。 最後 に 意識 が 遠のく 中 で 見た のは 花 の ように 綺麗 な 顔 が 涙 で ぐしゃ ヾ に なった 最愛 の 彼 の 顔 だった ___ 。
ねくすと ↬ 100