TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

お願いだからクリアさせて!

一覧ページ

「お願いだからクリアさせて!」のメインビジュアル

お願いだからクリアさせて!

1 - 乙女ゲームの世界って……何事?

♥

30

2022年07月02日

シェアするシェアする
報告する

設定ガバガバで申し訳ないでふ……🙇


「ん?何だこれ?」

朝起きたら、視界に違和感を感じた。右下に謎のバロメーターがあったんだ。

まぁ、視界なんて自分にしか分からないし、危険も感じないから、相談なんてしないけどね。

「おはよぉ鏡花ちゃん」

「敦、お早う」

え、どういうこと?

なんと、メーターの針が100%を指していた。

上には信頼って書いてある……な、なんだこれ?本物か?

そう思考を巡らせていると、突然メーターの説明書きが出てきた。いや、違うな……メーターだけの説明では、やけに文字量が多すぎる。まるでゲームの初期画面の文字みたいな細かさだ。見えにくく、僕は目を擦り視度を調節する。

えっと何々……?乙女ゲームの世界へようこそ、か…………って、乙女ゲーム!?!?!

「えぇぇぇぇえ!嘘!?!?!」

「敦、どうしたの?先刻から様子がおかしいけど」

うわ、声に出てた。ふぅ……兎に角落ち着こう。

「あぁ、大丈夫だよ。一寸思い出して……有り難う鏡花ちゃん!心配してくれて!」

取り敢えずこれで誤魔化そう。

うぅ……でも罪悪感が……

「そう。無理はしないようにね」

「うん!」

ごめんなさい……鏡花ちゃん……と、思っている矢先、メーターが露骨に僕の視界を邪魔する。そこに集中すると、ある事件が。

え、120%?100%迄じゃないの?

そう、メーターが100%を超えていたのだ。

困惑している敦は説明書きを頼る。

ふむふむ、どうやらメーターはその人の感情の大きさで診断するらしい。色の方も、感情の重さによって変わるみたい。

メーターを無くすには誰かを攻略する、か……

攻略ってあれだよね?誰かと好き同士になるみたいなやつだよね?

…………僕にそんなこと出来るわけ……



そう面倒臭がっている僕には未だ分からない。

これから、攻略対象と出会うことに……


説明書き↓(適当)

・メーターが100を超えることは結構好きということ。

・メーターの色が濃いほどそれ相応の感情を抱いている。

・メーターを消すには誰かを攻略せねばならない。

・攻略相手は自由。……など


敦くん情報によると、探偵社の皆さんは100%超えていて、色も濃いみたいですよ!よかったね敦くん!!!

お願いだからクリアさせて!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

30

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚