声が聞こえた。
とても小さくてすぐ周りの音で書き消えそうな声。
泣いているような震えた声で「助けて、助けて」と救いを求めていた。
「宵崎さん!宵崎さん!」
望月さんが私を呼んでる。
『ここにいるよ。』
そう答えるが聞こえてないのかずっと私の名前を呼ぶ。
「起きて下さい!」
『もう私は起きてるよ。』
そう言うがまたも聞こえてない。
先ほどまでいた部屋を後にして望月さんの方ヘ向かう。
「宵崎さん!」
キッチンの方ヘ行くとそこには寝ている私と起こそうとしている望月さんがいた。
『なんで?』
状況を理解出来ない私を置いて望月さんは救急車を呼び始める。
「……はい。…はい。救急車をお願いします。呼吸はしてますし、心臓も動いてます。」
『どういうこと?』
頭の中には?マークが沢山浮かんでいたけどここにいる私は周りから見れないのだろうと理解した。
色々考えている内に救急車がきた。
私の身体と望月さんが乗って行く。
私もコッソリと乗り、私自身を見つめる。
ハートが100いったら続き書くかもしれません。
コメント
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え?!好き....しかも、推しかよ...フォロー失礼。