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桃side~
俺たち3人は幼馴染で大親友だ。
かれこれ15年近く一緒にいるだろう。
でも、気付けなかった。
桃「蒼っ、、?蒼ッ、!!」
黄「桃くんっ、救急車ッ!!」
~
医師「小細胞肺がんの進展型ですね。」
蒼「そんな、ッ、。」
桃「はッ、?」
黄「っ、、。」
蒼は小細胞肺がんという病に冒されえいた。
小細胞肺がん進展型の事を詳しく聞けば聞くほど
俺は、絶望感に蝕まれていく。
医師「煙草などは吸われていますか?」
蒼「いいえ、っ。」
医師「では、身近な人で吸っていらっしゃる方は、?」
蒼「えっと、、桃くんが吸ってます、。」
桃「あ、はい、俺です、。」
医師「なるほど、桃さんとはどのようなご関係で?」
蒼「幼馴染で、そこの黄くんと桃くんと僕でルームシェアをしています、。」
医師「ん~、、となると、受動喫煙ですかね。」
医師「桃さんが吸った煙草の煙が蒼さんの肺の中に入ったのだと思います。」
俺が吸った、煙草の煙が蒼の肺に入って
癌を発症した、?
俺の、せいじゃん、。
黄「大丈夫ですよ、桃くん。(ボソッ」
黄「桃くんだけのせいじゃないです。(ボソッ」
桃「っ、、ありがとな(ボソッ」
蒼「ん~お医者さんの話長かったぁぁっ、!!」
蒼「やっと帰ってこれたよ、、って桃くん?黄くん?」
桃「っ、、ごめんな。俺のせいでっ、、!!」
蒼「え、何いってんのw」
桃「え?」
蒼「だって、僕の父さんも僕が高校生くらいの時まで煙草吸ってたし」
蒼「何より、桃くんが煙草を吸うっていうのを知ってて」
蒼「桃くんと黄くんと住んでる僕も同罪でしょww」
蒼「桃くんだけのせいじゃないの!わかった?」
桃「っ、、わかったよ、、笑」
蒼「じゃあ、僕明日から入院なんで、ぱーっと美味しいもの食べに行こ?笑」
黄「じゃあ、お寿司ですか?笑」
蒼「なんでお前が決めてるんだよww」
蒼のこういうところが好きなんだろうな、俺は。
どんなに辛い現実が待ち受けてても
素直で、人のことが大好きで、前向きで。
桃「よし、今日は俺が奢ってやるよ!!」
黄「いいましたからね、?桃くん。」
蒼「よっしゃ~っ!!全力で食べて飲むぞっ!!」
~
そして蒼は入院した。
桃「蒼~お見舞い来たぞ~。」
蒼「あ!桃くんっ!」
蒼のお見舞いに来ると蒼の隣の誰も居なかったベッドに人が居た。
赤「ねぇ、蒼ちゃん、、この人が桃さん?」
蒼「そうだよ~!優しくてかっこよくてなんでもできる僕の自慢の幼馴染!」
赤「あ、えっと、、はじめまして!赤っていいます、。」
桃「えっと、、はじめまして、赤さん。」
蒼「もう、二人共そんなに他人行儀にならないで、笑」
しばらく、俺と蒼と赤で話していたらいきなり病室の扉が開いた。
黄「蒼ちゃ~ん、お見舞い来ましたよ~って、、!」
黄「なんで赤がっ、!?」
赤「え!黄ちゃん!?」
桃「え、黄って赤の知り合いなん、?」
黄「えっと、大学が一緒で、、仲良くしてました。」
赤「黄ちゃん~っ!久しぶりっ!!」
黄「えっと、、ちょっと混乱してるんですけど、、」
黄「なんで赤がここに、?」
赤「いや~、、俺さ酒の飲みすぎで肝臓やっちゃて、笑」
赤「まぁ、すぐ治るって先生もいってたから大丈夫!」
黄「なんだか、赤らしいね、笑」
こいつらめっちゃ仲良さそうじゃん。
医者「蒼さ~ん、検査の時間です。」
蒼「あ、はい!今行きます!」
蒼「ごめんね、二人共。お見舞い来てもらったのに全然話せなくて。」
桃「ううん、大丈夫。蒼が元気そうで安心した。」
黄「僕もです!」
蒼「ありがと!じゃあ、行ってくる~!」
蒼が歩こうとしたとき、
蒼が少しよろめいた事に気づいた。
本当に、あいつ、、元気なのか、?
蒼side~
入院してからは桃くんたちが毎日お見舞いに来てくれた。
それに、隣のベッドの赤くんとも仲良くなれて。
結構幸せだった でも
蒼「っ、”、、ごほっ、ごほっ、、っ、はぁはぁ、、ぉ”ぇっ、、、」
赤「蒼ちゃんっ、、大丈夫?ナースコール押す?」
蒼「っ”、、だいじょぅぶ、、ッごほっ、、」
赤「よしよし、、大丈夫だよ~っ、、落ち着いて深呼吸、、深呼吸。」
蒼「は”ぁっ、、ごほっ、、すぅっ、、は”ぁッ、、すぅッ、はぁっ、、」
赤「よしよし、、」
僕の体は弱っていく一方で
医者「やはり、、かなり癌が進行してきてますね。」
医者「抗がん剤、打ちましょうか。」
蒼「っ、、はいっ、。」
小細胞癌の発展形というのは手術をするのが極めて難しいらしく。
とりあえず、これ以上癌を進行させないように抗がん剤を打つことにした。
蒼「だからさぁ、、僕髪の毛抜けちゃうんだよねぇっ、、、。」
桃くんと黄くんにもその話をした。
桃「っ、、蒼、?やっぱり癌進行してきてるのか、?」
、、、。
蒼「う~ん、、まぁそこそこ、?笑」
正直に言えなかった。
僕の体はかなりぼろぼろで。
自分一人の力で歩くのもきついぐらい。
でも、そんなこと言ったら桃くんと黄くんのお仕事にも迷惑がかかる。
二人なら、仕事よりきっと僕を優先するから。
黄「辛いときは、無理しないでくださいね?」
桃「そうだぞ、俺達に頼れよ。」
蒼「うん、!」
頼っちゃだめだ、これは僕の問題なんだから。
医者「っ、、、抗がん剤、あまり効いてないですね。」
医者「このままいくと、あと半年生きられるか、どうかです。」
蒼「え、、?」
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ご閲覧ありがとうございます~💫
病弱シリーズ個人的に性癖刺さりまくりです、、。
NEXT~♡300