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sh「…んっ、うぅ」


目が覚めた。



sh「…また、ここかよ…」


見覚えのある天井。

といっても、まだ2回しか目にしていないが。


sh「…」






sh『kn、吸血鬼だったんだ…』


俺はあの恐怖が頭から離れず、身震いがした。


sh『まぁ、容易く信じた俺もな…』


sh「はぁ〜……



んっ?…






え⁉︎」


一人で悩みながら寝返りをうつと足元に何か当たった感覚があり、反射的に目を向けた。

すると



sh「こいつは、kr…か?」


金髪の、おそらく”kr”という名前だったはずだ、何故かそいつがベットの足元で寝ていた。


sh「あっ、そうだ。…あの後、俺krに運ばれて…」


そして俺は徐々に眠る前の記憶を取り戻しつつあった。

krは俺を運んだあと、ずっとここにいたのだろう。

そしてしばらくして睡魔が襲って、仕方がなくここで寝たのだと。俺はそう推測した。


だけど唯一引っかかるのが、あの動悸だった。


sh『あの動悸はいったいなんだったんだ?血を吸われてから呼吸がある程度整った後にすぐに動いて…そしたら、鼓動が早くなって…』





sh「いや、それよりも今は…」


俺は吸血鬼であるkrから離れようと、そっとベットから体を出した。

優しそうな雰囲気を出していたが、いつ牙を向くかわからない。

何がどうであれ、この吸血鬼だらけの場所では疑うことを躊躇する必要はないと考えた。



・・・



しばらく歩き、さっきの広間についた。

だけどそこには人影も、気配も無く、寂しい空気感だった。



sh「…?あれ…!」


俺がふと目を向けた方向には、大きな扉があった。



sh「…開けてみる、か」


そうして俺は重そうな扉を思い切って押した。


〈キィィィィ〉


そこにはもう一つ扉があり、二重扉のようだった。

壁には絵画が飾られてあり、扉横の棚の上には「welcome」と彫られた木板が飾ってあった。

俺はその全てを視野に入れた時、ここが玄関だと判断した。





sh「…!もしかしたら、ここから出たら−−−













?「おい、何してる」




sh「なっ…⁉︎」〈クルッ〉

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