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うっわ . . じんくんイケメンかよ . .
あの楽しかった頃から1年が経とうとしている。
ホバは今頃何をしているのだろうか …
はぁ 、不安で仕方がない。
俺がこうも不安になるのには
れっきとした理由がある。
それは …
ホバが音信不通になった事。
電話も出ないし
チャットも既読がつかない。
投稿もしばらくしていない。
俺がブロックされているんじゃないかと
いらない心配も増える。
『 はぁ . . . 』
「 そんな溜息ついてどうしたのさ ~ 」
『 ちょっと、悩み事が、 』
「 この優しいヒョンが話を聞いてあげようかい? 」
ジンヒョン . .
こういう時だけ頼りになる。
『 いいんですか ? 』
「 あぁ勿論だよ ~ !! 」
「 愛する弟が悩んでるなら話を聞いてやるだろ ~ ? それが兄ってもんよ ✨ 」
『 ありがとうございます . . 』
「 で、悩みって何だい? 」
『 . . . 友達が急に音信不通になったんです。 』
俺はあえて、好きな人 とは言わなかった。
ヒョンに悟られるのが怖かったから。
それに、俺がヒョンに恋愛相談するなんて
… 俺らしくない。
『 もう、心配で心配で、』
『 俺、嫌われちゃったのかなって . . . 』
『 ほんとに嫌われちゃったんですかね、俺。 』
思ってもない言葉が口から滝のように流れ出てくる。
『 かっこ悪いから?イケメンじゃないから?それとも、. . 』
「 落ち着け。」
少し怒っているのか
いつもより低い、冷たい声で言うヒョン
『 あ ッ . . . ごめんなさい、つい、. . 』
「 いいんだよ、ただ自分を責めすぎないで。 」
『 え、? 』
「 別に、音信不通になったのはユンギのせいだって誰も言ってないだろ? 」
「 原因は他のことにあるかもしれないんだから、な?」
『 う ッ 、ヒョン . . . 』
俺は改めて
いいヒョンを持ったなと実感した。
「 オ 、オ ー ヤ ー ヤ ィ 、泣くなよ ~ !! 」
『 だってぇ ッ . . . 』
Seokjin side
寝た。
僕の腕の中で
規則正しい寝息をたてながら
口をちょっとだけ開けて眠るユンギ。
あぁ 、可愛い . . .
この顔が
少しえっちに見えてしまう僕は
かなり重症かもしれない。
悩みを聞いてやったら、
友達が音信不通だとかなんとか。
此奴がホソクとか言うやつの事で悩んでいるのは
何となく察していた。
ただの友達じゃない癖に友達とか言い張っちゃって。
変なとこが意地っ張りなんだよな、ユンギヤ。
『 ンン . . 』
「 あ、起きた? おはよう。」
『 あ ッ 、俺寝てました、?ごめんなさい . . . 』
「 ヤ ー 、最近ちゃんと寝てるか? 」
最近、やけにクマが多いユンギ。
残業をしている素振りも無いのだが 、
『 いやぁ . . 最近は作業ばっかりで、』
“作業”
その一言でたくさんのことを
まとめて言っていることに気づくのには
少し時間がかかった。
「 オ ー ヤ ー 、きちんと寝なきゃダメだろ ~ ?」
『 いや、でも1回やりだしたら止まれないというか . . . 』
「 言い訳厳禁 !!!!!! 寝ろ !!!!! 」
「 ね ~ ん ねんよ ~ 」
赤子を寝かすように、僕の美声で子守唄を唄ってあげると
『 ちょ、子供じゃないんですから ッ 、 ! // 』
と、分かりやすく頬を赤らめる。
はぁ、ほんとに可愛い、
「 ねぇユンギヤ。」
『 は、はい、? 』
「 そんなに悩んでるなら、ヒョンにすればいいじゃん。 」