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こういうの大好きです🥹 まじでありがとうございます🙇🏻♀️
ポケカメンside
俺らは小さい時から一緒
🍄「ぽけー!」
🐷「待ってよまいたけ〜…」
小学生までは何も気にしなかった。ずっと一緒にいた。どんなときもこいつが隣にいた
🐷「まいたけまたテスト100点だったんだろ?」
🍄「まぁな!ポケは?」
🐷「おれはー…75点くらい?」
🍄「頑張ったやん!」
でも中学生になってからは思春期とかいうやつでよく喧嘩した。俺はまいたけに勝てることなんてなかったから
🐷「俺なんかといて楽しい?自分より格下のやつなんかといてさ。本当は優越感にひたってんだろ?お前も俺の事馬鹿にしてんだろ!」
🍄「そんなんじゃ…俺はポケのこと!」
🐷「もうそういうのいいから…俺はお前のこと大っ嫌いだったんだよ」
🍄「ぽけ……」
そっからまいたけとは話さずに中学校時代を終えた。中学に入学した時
🍄「同じ高校に入学できるといいな」
なんて言ってたけどそんなことも忘れ俺は近くの公立高校に。まいたけは親の転勤が理由で県外の高校に行くことになった。
🐷「かにちゃんおはよ」
🦀「おはよー!」
高校では友達もできた。不自由なく高校生活をおくれてる。でもそんなある日うちの学校に転校生が来た
🍄「関西から引っ越してきたまいたけです。みんなよろしくな〜」
🐷「……」
まさかそんなわけがない。まいたけは親の転勤で引っ越してもう戻ってこないって…
「じゃあまいたけくんはポケくんの隣ね」
🍄「よろしくなポケくん」
🐷「うん…よろしく」
久しぶりに見たまいたけは金髪になってて…でも顔のパーツには中学の時の面影がある。休み時間にはクラスのみんながまいたけに寄ってきて質問してた
🍄「ポケくんもこっちおいでや」
🐷「……」
今日1日俺はまいたけを無視し続けた。どんな顔で話せばいいか分からないしそもそも2人で話す時間なんてなかった。
放課後
🦀「じゃ、僕先帰るね!」
🐷「うんまたね」
放課後の教室2人きりになってしまった…俺も帰ろうと思ってバッグを持った瞬間
🍄「なんで俺の事避けたん。」
🐷「…!」
🍄「なんで?」
🐷「別に……」
🍄「なんで無視したん。聞こえてたよな?俺が話しかけてたの」
🐷「…俺予定あるから。また今度」
怖い…怖い…怖い……ただその感情だけが大きくなっていく。怒ってる…絶対に。教室を出ようとした時腕を掴まれて思いっきり引っ張られた
🍄「……」
腕を掴みながらなにも言わずに涙をうかべながらこっちを見つめてる。泣いてる…?
🐷「…!離せよ。」
家に帰ると親が嬉しそうに話しかけてきた
「おかえり〜中学の時仲良かったまいたけくんこっち戻ってきたんだってね!」
🐷「うん。」
「仲直り出来たの?」
🐷「どーでもいいだろ。そもそもクラス違うし仲直りしなくても…」
仲直り…そもそもあいつ俺の事なんて覚えてないんじゃ…