沢山ハートありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ではどうぞ~
shk「……..」
座るときしむゲーミングチェアに座る
shk「…~~~♪」
なんだか急に静かになって
寂しいのか、それともちょっと落ち着かないのか
俺は鼻唄を歌う
shk「….~♪」
……..クソッ….
寂しいのか…?いやいや….
shk「…………….」
なんだか急にゲームをやる気が失せてきて
雑にゲーム機を消してベットに放り投げた
shk「………….」
正直にいうと
きんときと喋りたい
いやでもさっき俺からバイバイしたし….
これで寂しかったっていって
馬鹿にされたら嫌だし….
それに俺が一方的に会いたかったみたいな….
同じ家に居るのに
会いたいなんて可笑しいだろ…
この性格も手を焼くものだった
負けたくないとかそんくらいだったらまだ良いけど
shk「……きんとき…」
あぁ~~!!
会いたいけど….会えない…
ドア開けたらほぼゴールなのに….
shk「………..!」
あっそうだ
きんときから来てもらえば良いんだ…!
あいつ結構構ってくるし!
shk「っし…..」
作戦は完璧だぞ俺!!
shk「….」
俺はスマホを持って
弄り始めた
きんときのことだから
「シャケ~~…..」
とか言ってすぐ来ることは目に見えている
オッケー来たとしても俺も過剰な反応しないように….
「やめろよ…w」
とか言っとこ…
約2時間後
……..来ねぇ…..だと..!?
あ、あのきんときが….!?
あぁ~!!きんとき~!!
来いよ~….
さらに約3時間後
部屋に籠ってから…..5時間…!?
え…きんときは….?
死んだ…?(?)
俺はスマホの充電が切れそうで
トイレに行きたくて
流石に出ても良いかなとか思い始めて
でもなんか悔しいそんな感情が喧嘩する
shk「……ッ」
流石に心配されるし健康に悪いからとか
自分に言い訳して部屋のドアを開けた
そのドアノブはいつもより重く
いや、軽いのかも知れない
キィ…
散々言い訳したけど
一番の理由はきんときと喋りたい
この一択
shk「…….きんとき….?」
そっとリビングを覗き
きんときの様子を伺う
kn「….あぁ…シャケ…寝てたの..?おはよう」
shk「…え?あぁ….うん…」
予想外の言葉過ぎて寝てないのに寝た設定にしてしまう
きんときが…..冷たい…?
いやいや…..寝起きだからか…
…でも…スマホさわってる….
shk「….き、きんときは…?」
kn「……………見た通り」
shk「…そ、そう….」
やはりおかしい
あのきんときが
いつも「しゃぁけぇ~!!」とか言って俺にダイブしてくる彼が
こんなに……
shk「…つ、疲れてる…?」
俺が見てない間に何があったのだろう
ただ心配で問い掛ける
kn「…………別…」
shk「….そ、そう…」
きんときは俺をちらっと見た後
スマホを置いて
立ち上がった
kn「飯作るから準備して」
shk「…あ…うん…」
付き合ってはや5ヵ月
こんなにぎこちない会話をするカップルがいるだろうか
歩く度ふわっと揺れる髪がさらに俺の切なさを誘う
明日になったら直ってるかな…
俺がなんか悪いことしたかな..
やっぱ疲れてるのかな…
また言い訳を作って安心させようとする俺にうんざりする
すると
ぴこんっ
きんときのスマホが鳴った
きんときはフライパンをガタガタする音で聞こえてないようで
教えようと口を開くと
喉に何かがつまってる感覚がして
うまく言葉が出ない
俺は焦った
怖かった
きんときが
自分が
急すぎる事実に急かされて
脳がフリーズする
何できんときは冷たいの…?
何で俺はこんなに苦労する性格なの…?
何で声が出ないの…?
kn「……シャケ…?」
shk「…!!」
きんときの声で目が覚める
kn「準備して」
shk「….あ…うん….」
気がつくと俺は手汗がびっしょりで
きんときが冷たいと俺はこうなってしまうのか
またうんざりしながら
取り敢えずさっき鳴ったスマホを見る
誰かだけ言っといて後で報告すればいい
LINEの通知には
「美優」みゆ__🌨️
知らない名前
shk「….ッ…?」
また脳がフリーズしそうになるが俺は必死に自分を押さえる
ただの友達で何かの仕事とか…
俺はまたきんときのスマホに目をやると
美優「次いつ家くる?」
「私はいつでもオッケーだよ😆👍❤️」
「あ、あとあのヒミツはちゃんと守ってね..?」
shk「….は…..」
女
秘密
家
会う
俺の脳に真っ先に浮かんだ文字
浮気___
shk「ッッッ」
俺は自分を叩いた
こんなことを考えてしまう自分を
きんときが…ッ…..そんなわけ….ッ
嘘だ
愛していたのは…俺だけ….?
あの行為は全部嘘….?
嘘だきんときはそんなことは絶対しない..ッ
自然と目に膜がはる
どんどんどんどん
考えが荒くなって
涙が溢れて
kn「…….」
気づいてないきんときを背に
shk「ごめん…ッ….」
こんなことを考えてしまう自分と
疑ってしまうきんときに謝って
カスカスの声を涙と共にこぼして
俺はまた部屋に向かって駆けていった
ハートくれると嬉しい!!
それでは!
コメント
4件
最高だな…! 好きすぎる…
どろどろ系好き…
最高です…!( ´ ཫ ` )