テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
メンヘラだったのはどっち?
「灰さんは僕の事なんて好きじゃないんでしょ!!」
事の発端は任務で潜入していた時
僕は臭いのを耐えて香水臭い女の相手をしていた
そこを浮気と勘違いしたらしく…僕の話を聞いてもくれずに出ていった夢
「…少し冷静さを持たす為にも反省させておこうかな、夢には」
こう言ったことは何回かあった。僕はそれでも夢を愛してるし、あの任務だって終わったら夢とイチャイチャするんだと思って頑張ることが出来たんだ
それなのに……はぁ。
「まぁ暫くは距離を置いておこう。あの子は捨てられるのが怖い子だから、必ず戻ってくるしね」
自分で言うのもなんだが、夢が勘違いして出ていくような行為を何度と繰り返されても愛してるのは異常だと思う
いや、凶一郎っていう親友もそっち派だったな
むしろ重い愛で解らせるというか黙らせるというか
とりあえず今回は2週間ほど距離を置いておこう。
いつもみたいにごめんなさいって泣いて謝りに来るだろうしね苦笑
親友からはまたか。といった顔であいつは元気にしてるぞとか、気にしてるようだとか。色んな報告をしてくれる
おかげで僕はあの子が生きているのを知れて幸せだ。
…今回もとくに問題なく反省期間が終わるだろうと思った矢先、遠くであの子の悲鳴が聴こえた
「…夢?!」
僕は急いで夢の方に駆け出した。どんどん近くなるにつれて状況がわかる
夢がめんどい男達になんぱされていた。
まぁ夢が可愛いのは理解できるけど…その子は僕の女性なんだから手は出さないでよね。
、着いた瞬間僕は夢の前に出る
「この子になんの用かな?君たち」
「は?お兄さん誰だよ」
「え?てかこのお兄さんでも良くない?w」
「いい加減にしてくれるかな?君たち。」
「「え/は?」」
「僕はこの子の彼氏だし、この子は僕の女だ!!」
遠くで龍さんがあら♡って言ってたけど、そんなのはどうでもいい。
今は僕の女性を傷つけられたことが問題だ
「……え?いやでもこいつ」
「少し喧嘩をしていただけで僕はずっと愛しているよ。…手離したくないぐらいにはね、夢」
「!!ごめん、なさい灰さん」
「ふふっいいよ夢」
「ちっ、まてよ!その女は」
「悪いけど君達には後でお話きくから。大人しく待っていてくれる?」
「夢、怖かったよね。ごめんね1人にさせて」
「ううん、僕が信じなかったから…」
「そっか、じゃあいつもの仲直りしよっか夢」
「うん!ありがとう灰さん」
「構わないよ」
僕は男達が居ないかのように夢を抱っこして会長室に連れて帰った
「夢、愛してる」
「?僕もだよ灰さん」
「ううん、そうじゃなくて……これぐらい重く、愛しているんだ夢」
「…」
「驚いた?」
「うん…こんなに愛されてたなんて思ってなかった」
「へぇ?それは問題だなぁ」
「ぁ、灰さん」
「ふふ、大丈夫だよ夢♡ずっと隠してた僕が悪いからね♡」
「…ふぁ♡ 」
「じゃあ、ここでするのもいいけど♡僕の家に行こうか、夢♡♡」
「…うんっ♡」
こうして夢に隠していた重い愛を全て打ち明けて、夜遅くまで沢山抱いてと可愛がった
「…夢♡逃げたりなんてしたら僕は許さないからね♡」
「うん??」
「もう離さない…ってことだよ夢♡…今日みたいなのはごめんだ、もう」
「!!あ、ごめんね灰さん」
「構わないよ、あの人らが悪いからね」
「…ありがとう」
「うん!じゃあ逃げた時は監禁するからよろしくね♡♡夢♡」
「んっ、約束♡」
こうして救われたのは灰でした
ふふふ
親友は夢のメンヘラな部分に…。となってはいたけどそれ以上に拗らせてる親友にはぁぁとなってましたね
実は夢が知らないだけで、夢が勘違いしたように何度も灰も勘違いしたことがあり。
そして事実を知っても……💢となっていたこともあり、暴走して監禁しかけてたところを、何度も親友の凶が止めていたわけなんですよねぇ
あーあ、灰に染められちゃって可哀想に
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!