テラーノベル
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「ルーラー?今後のスケジュールなんだけど…え、どなた?」
そこにいるのはピンク髪の少女、全体的に白い服装で所々に宇宙を連想させるアクセサリーがついている。
(体躯からして高校生、耳が生えてないからここの生徒ではないよな?)
「え?ここ何処☆!?」
(あ、起きた)
「あ~…君はどうやってここに来たのかな?鍵は閉めてたはずなんだけど」
ピンク髪の少女はさながら宇宙猫の様な表情をした後口を開いた。
「わからないかな~☆そもそもここが何処かすら解らないし☆」
まさかの解答だった。
(その返答から考えるとこの少女は鍵の閉まっている部屋に突如スポーンしたわけだ…)
「貴方が誰かは知らないけど…ここはどこかな☆」
「ここはトレーニングセンター学園、通称トレセン学園でトレーナーの俺と担当のルーラーシップの部室…あれ?そういえばルーラーどこ行った?」
「見た目は知らないけど私がここに来た時には誰もいなかったよ☆」
(この子は突如ここにスポーンしてきた、ルーラーは居ないし、部室の鍵は閉まっていた。つまりルーラーはここから出ていない…導き出される答えは!)
「もしやルーラーはこの子と座標が入れ替わった?」
「ん~☆だとしたらそのルーラーちゃんはトリニティに行ったのかもね☆」
(トリニティ?三組、3重、三位一体…翻訳するとこのどれかだよな?てか少なくとも外国に送られたわけか)
「そのトリニティは何処の国だ?」
「国?んー…学園都市キヴォトスってとこだよ☆」
(キヴォトス?キヴォトスって都市って言える程でかくなかったよな?え?ギリシャにある村だよな?)
「んー?訳が解らなくなってきた…ところでなんで君は玩具の銃を持ってるんだい?」
「え?オモチャ?本物だよ☆」
少女は引き金を引く。するとノズルから薄紫のエフェクトと共に銃弾が発射され壁に大きな亀裂が入った。
(嘘だろ?モノホン?殺される?)
「ワ,ワァ…」
トレーナーは意識を失った
「それがキヴォトスの常識だよ」
「そ、そうなのか…」
(どうやら彼女がいた所は銃の所持が当たり前、銃弾が数発当たった如きでは致命傷にならないらしい…)
「ルーラー銃持ってないからやばくね?」
「…確かに!」
(でも彼女の様なタフなのが普通とするとこの世界ではあり得ない。別世界と家庭すべきか…ならばルーラーをこの世界に戻すことは出来ない。)
「気長に待つしかないか」
「そうだね☆」
こうして御都合解釈によってどうしようもないと判断された。改めてミカの学園生活が始まった
厨二病の創破
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コメント
3件
馬耳があればフィジカルでウマ娘と張り合えそうな女だ、面構えが違う
第2話、楽しく読ませていただきました!ピンク髪の少女・ミカのスポーン演出と、トレーナーさんの冷静な状況分析が対照的で、見ているこちらもワクワクしました。特に「本物の銃」を平然と壁に向けて撃つシーン、現実常識とのギャップが効いていて、思わず笑ってしまいました。ルーラーシップと座標が入れ替わったのか…という推理も含めて、今後の展開が気になります!御都合解釈で話を進める潔さにも、語り部さんのセンスを感じました🌷