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俺は夢を見た。
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t「なお、こっちおいで」
手招きする兄の方に自然に足が出る。
n「どうしたの?」
t「ハグしよ、、」
n「うん、」
兄と付き合ってる夢。夢に見るぐらい想いが強くなってる。
t「寂しかった、、」
n「俺も、、寂しかった」
t「ねぇ、、キスしてもいい、、?」
n「ダメって言わないの知ってるくせに、、」
t「チュッ、、、チュッ、、ハムッ、チュッ、、」
n「ん、、ふぅ、、、ん、」
夢なら覚めないで、、。
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n「たくー」
t「どうした?」
俺に向かって走ってくる弟は愛らしく、勢いに任せてハグをしてきた。
n「たく、好き、、だよ、」
t「うん、俺も」
弟と付き合っている夢。
n「ちゃんと好きって言ってよ、、」
t「好きだ、なお」
n「、、うん」
t「照れてるの可愛い、笑」
n「照れてないしっ、、」
t「、、そんなに見つめられたら恥ずかしいんだけど、、」
n「ねぇ、、キスしてくれないの、、?」
t「止まらなくなるけどいいの、、?」
n「いいよ、」
t「チュッ、、、」
幸せな時間、、夢なら覚めないで、、。
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t「ん、、」
先に目覚めた。横を見ると愛おしい寝顔がある。幸せそうな顔をした弟。
t「いい夢見てるんだな、」
頭を撫でてあげると、ふにゃっと笑う笑顔は俺の理性を壊す。
t「やばいって、、」
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n「ふわぁぁ、、、あれ、起きてたんだ」
俺が目覚めた頃には、兄は起きていた。
t「おう、、何か目覚めちゃってさ、」
n「そっか、、おはよ」
t「おはよう、なお」
兄の顔はどこか幸せそうな顔をしていた気がした。
n「たく、、何か嬉しいことでもあった?」
t「え、、何で」
n「いや、、何となく」
俺の勘違いか、、?
t「早く起きるぞっ、、」
n「はーい、」
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今日の朝は、いつもとどこか違った。お互いに幸せなオーラが漂う空気感。どんな夢を見ていたのか気になるが、聞かないことにする。聞いたら何かが壊れそうな不安に駆られたから。そして、変わらない、いつもの1日が始まる。
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n「おはよう、、」
h「なおくん!おはよ〜」
朝レッスン場に行くと、先にメンバーがいた。それも、、ニコニコしながら。
n「、、何かテンション高いね、」
h「え、分かる?何でか聞きたい?」
n「、、ううん、やめとく、笑」
何となく予想はつく。
h「何と、、ふみやとつk」
n「おめでとー、」
だろうと思った。付き合った報告、、。心から祝っているはずなのに口からは冷たくなってしまう。
h「何か冷たっ、笑」
n「俺はまだなのに、、」
先に越された焦りを実感してしまう。自分は勇気がない臆病者で、、。
h「大丈夫!一歩踏み出せば想いは伝わると思うよ」
n「うん、、ありがと。頑張るよ」
よし、、彼もそう言ってるんだし、頑張ってみよ、、。
h「もうすぐレッスン始まるから準備して」
n「分かった」
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t「おはよー」
k「おはよ、、あれ、今日機嫌良いじゃん」
俺は、、顔にも出るぐらいニヤけてんのか、、。
t「いつも機嫌悪いみたいに言うなっ、笑」
k「いや、今日は一段と幸せそうにしてたから」
t「別に何にもねーよ。ただ、、いい夢を見ただけ」
k「へぇ、、どんな夢?」
t「教えない」
k「えぇ、、?少しぐらい教えても、」
h「何々〜?何の話?」
朝から元気な最年少。
k「タクヤがいい夢見たんだって」
h「それってどんな夢?」
k「それが教えてくれないんだよ」
h「タクヤくん、教えて?」
わっ、、必殺”上目遣い”、、彼氏はこれで悶絶するんだろうな。
t「、、好きなものが手に入った夢!、、これでいいだろ?」
k「好きなもの、、ねぇ、、」
、、何となく察しがついたのだろう。
h「タクヤくんのすk」
k「はーいストップ。とりあえずタクヤが幸せそうで何より」
h「うん、そうだね!」
、、最年少の質問攻めを止めてくれて感謝だ。
r「もうすぐレッスン始まるってー」
k「はーい」
h「はーい!」
t「りょー」
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