テラーノベル
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俺にはずっと推している推しがいる。
だが今その推しに俺は今、
第1話 出会いは必然か偶然か
ぺいんと「今日も推しが尊い…」
大学の講義後の昼休みに推しの動画を友人と
一緒に見るのが最近の日課だ。
しにがみ「今日もかっこいいですね!」
なんて俺の推しをめちゃくちゃに褒めてくれるのが俺の友人の紫神しょう。あだ名はしにがみというが実際にはすげーいいやつだ。
ちなみに俺が推しているYouTuberはゲーム
実況グループのリーダーである”らっだぁ”だ。
とにかく彼の話のセンスとホラーゲームで出る独特な叫び声が好きだ。彼を推し始めてもう
4年は経とうとしている。
もうすぐ5周年を迎えようとしていて非常におめでたい。
しにがみ「ぺいんとさんはらっだぁさんを恋愛として好きって思ったことはないんですか?」
ひとつ言い忘れていたが俺は
である。
手の届かない相手を推し奉ることがオタクとしての幸せと考える節があるためだ。
なので俺自身が推しにガチ恋することはない。
推しとオタクというこの壁があってこその
“推す”ということなのだと俺は考えている。
ぺいんと「ないね。100%ない」
しにがみ君は少し驚くと同時に疑問を抱いているようなそんな顔をしていた。
推しと同じ時代を生きれているだけで幸せなのだからそれ以上のことは決して望むべからず!!
しにがみ「僕は付き合えるなら付き合いたいと思っちゃいますね笑 可能性0ですけど…」
ぺいんと「まぁ希望はもてないよね」
推しに自分の理想・希望・願望を押し付けては決していけない。推しのありのままを愛していたい。境界線を超えることはあってはならない
そんな強い思想を持っているせいか、なかなかオタク友達は出来ない。だが、しにがみ君は
こんな俺を引かずにそばにいて推してくれる!
なんていい人なんだろうか…君の推しのグッズが出たら一番に渡しに行ってあげるから!
ぺいんと「てかさ午後の講義取ってる?」
しにがみ「取ってますよ!」
ぺいんと「偉いね。 俺帰ろうと思ってたけど
どうしようかな」
しにがみ「帰って推しの動画見まくるチャンスですよ!!チャンスは大事にしなきゃ!」
ぺいんと「天才か?」
その一言に後押しされた俺は、しにがみ君との別れを告げ大学をあとにした。
少し歩いただろうか。小綺麗なカフェを見つけてしまった。少しオシャレなところには少し
抵抗があったが小腹も空いていたこともあったので中に入ってみることにした。
店員さん「いらっしゃいませ!空いているお席にどーぞ!」
促されるままに席に着く。外見と遜色のないほどの室内の綺麗さに唖然としていると店員さんはお水を持ってきてくれた。若いバイト?っぽいその人は少し緊張しているように見えた。
バイト君「注文決まりましたら…ベルで教えてください。では…失礼します。」
緊張している。水が今にも溢れそうなほど振動している。どうにか緊張をほぐす方法はないか考えていたが、店員さんとまともに顔を合わせることは出来ない俺であるため即座に諦めた。
バイト君「…あの…すみません…それってもしかして…ゲーム実況者の…らっだぁですか?」
ぺいんと「…っえ?」
思わず声が出てしまった。話しかけてきたことはもちろんだが、話の話題が推しであることが何よりも驚き、感動した。
ぺいんと「そうです‼︎そうです‼︎…お兄さんもらっだぁ好きなんですか?」
バイト君「えっと…まぁ友人が好きで話を聞く程度ですけどね…」
十分嬉しい…‼︎まさかたまたま入ったカフェでこんな出会いがあるなんて…今日の俺はツいているのかもしれない。
第1話終了
Nera🍀︎❄🐈⬛
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をふ。
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コメント
1件
ゆめかだよ〜🌸 第1話読んだよ! リアコ&ガチ恋拒否勢の主人公ぺいんとくん、推しとの距離感を大事にしてるのがめっちゃ伝わってきた〜!推し活あるあるすぎて共感しかない😭✨ しにがみくんとのやりとりもほっこりするし、カフェのバイトくんが「らっだぁ」って気づいて話しかけてきたシーンは運命感じちゃったよ…!続きが気になる展開すぎるから早く読みたいよ〜!推し変フラグかな…?🥺💕