コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あれから数年、僕はこの小さな町を出ることになった、
澁澤君は…____
……澁澤君は、また…僕から離れたよ、何も言わず
忽然と…
僕が引っ越す…横浜、、
其の場所に彼はいるのかもしれない…
中島敦
故、人虎……君は今何をしている?
院長からの暴力を受けている?
まだ、自らの異能に気付かず、虎に追われている?
澁澤君を殺した事は…とっくに忘れた…?
ガタン ゴトン…
電車が走る
其処に映るは…ハイカラな港街
横浜…
綺麗な海がある街
賑やかな街
そして、目に映るは…高層ビル
……ポートマフィアの、ね
一度澁澤君と、横浜には来たことがあったのだ…
その時の記憶はあまりないのだけれどね…
あの時手を差し伸べて…くれたのは澁澤君、
あの時の手は暖かった…
電車は1つ前の駅に停まり
人を乗せた
「やぁやぁ其処の君相席しても大丈夫かな?」
紲苗「ぁ…はい、大丈夫ですよ」
「君には感謝するよ!」
「あ…!居ました、__さん先に行かないでください、!」
「良いじゃないか~、遅く来れば帰る時間も遅れる!」
面白い人達、
そう…思いながらも電車の外を見ていた
横浜駅
「君も同じ駅なのかい?」
紲苗「…はい、実は今日横浜に越してきまして…」
「ついて行ってもいい?」
「ちょちょちょ、__さん?!知人でもない女性の自宅にお邪魔は駄目ですよ?!」
「えー!じゃぁ、うちにお茶だけでもしにこない?きっと気にいるから〜!」
「__さん…また、無茶言って」
紲苗「ハハ…元気な方ですね、御茶ぐらいなら大丈夫ですよ」
そう言い、__さんという方に着いて行った
僕を連れて行った彼らは”武装探偵社”と名乗った
あぁ…、異能力者集団か、
と思い…少しお茶をしてから新居地へと向かった
面白くて変わった人が居た…でも、
僕は武装探偵社を好きにはなれないかもしれないね…
いったであろう…?
僕は異能が大嫌いだ…
異能を持っていない、名探偵と名乗る彼や…長髪の黒髪女の子、
異能を持っているが…僕がただ、愛したい…それが、澁澤君…そして
大好きで大嫌いな、アイラ…
……本当に理解してくれる人、
僕みたいな迷い犬を救済してくれる人…
白紙の文学書
故、本
僕は其れ等を探し求める
−−−−−−−−−−−−其の弐−−−兄のような、
横浜に慣れ始め…約1週間という所だろうか、
高校にも通い始めた
ある日
何故か眠れなくて、僕は夜の街を歩いていた
まだ、賑やかで明るくて僕には少し向かなかった…
帰ろうとしていたところ、誰かに腕を引っ張られ…
路地につれていかれた
通り魔と言うやつだろうか
そう言えば最近NEWSでみた、
通り魔が連続で行われていると、
警察は操作を続けて居るらしいけど
路地に連れて行かれ、殴られ蹴られ
時にはナイフが皮膚に掠った
痛みなんてよく分かんなかったし、只死ぬなんて怖くなかった
思えば、死にたくて…外へ出た
川に行って、橋を飛び降りようとした
でも誰かに止められた気がして
帰ろうとして…嗚呼、結局何がしたいんだろう…笑
ポタ…、ポタ……
血が垂れる音
其の路地には、包帯を女の子が1人
血まみれで倒れていた
脈を触れば、死にかけの状態
呼吸も既に浅かった
私はふと、こう思った
彼女を助けなければ、死ぬ
只、この子は死ぬことを喜ぶのだろうか、
……君の死を、私に譲って欲しい…
死にたがりの私…そして目の前でぐったりとしている少女
私は少女を抱え、自室へと帰った
僕が助けられた人…いや僕を助けてくれた人それは
太宰治…彼は異能力者、
だけど…異能力を無にする能力
故にいうと…この世に異能力者が居なければ
異能無効化を持っている只の『一般人』となされるであろう…
いや、そもそもが一般人ではないのか、
異能力を持っているものが特別?
異能を持ってないから、雑用?
意味分かんない
異能があっても異能がなくてもただの一般人
これを犯罪に例える
僕は
犯罪者でも唯の一般人と理論を上げるだろう
犯罪を犯した彼らも僕らと同じ人間
僕らと同じように生きている人間なのだから
皆違って皆いい…僕が大好きな先生
みすゞ先生のお言葉だ、
皆、それぞれ違うものを持つでも
違っても、良いんだよ
そんな意味だ…
彼に出会い、僕は一変とした
此れから、人生の2度目が始まりそうだ…
そう、人生二度目の1頁目が捲られる
退屈で、
死にたがりな僕の人生
は今日も1頁を、巡ります
えー、最後ヤケクソで馬鹿長くしましたすいません
そして、過去編終了お疲れ様です!
ありがとうございました!
次章は死の家の鼠編+DEAD APPLE編と致します!
ここまでよんでくれてありがとおお!
此処でアンケートです
また次章でおあいしましょう!ではてまは!