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うぉーたーさーばーです
あんだけフォロー解除して言ってるのに
フォロー解除してくれてる人少ないの感激
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トコトコトコ あれから3時間はもう歩いてる。
『やばいな…携帯の充電が切れそう』
ランダは自分ではなく、携帯が最優先。
『おっ、あれ街じゃね!?』
遠くにオレンジ色の街を見つけました。
『彼処なら充電器あるかなぁ〜!!』
そうして前に進んでいたランダ。
しかし、自分が『死の森』の中に居るのを知る由もありませんでした。
『あっれ〜…迷っちゃったのかなぁ』
死の森、それは迷路のようになっていて
入ったら絶対に出られないと言われる森。
『インターネット圏外だし…最悪』
そんな時、草むらが揺れました。
『!?何かいるのか…!?』
『お前、誰だ』
『えっ!?何処!?誰!?』
『上だよ、上』
そこには、狐の仮面を被った一人の少年が木の枝に座っていました。
『お前、神社に何か用でも?』
『神社…?あっ、そうだ俺迷っちゃって…』
『…付いてこい』
そうして少年は走り始めた。
『あっ、ちょっと!!待ってよー!!』
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気が付くと、古錆びた神社にいました。
『ようこそ、絹綿神社へ』
さっきの少年の声。しかし、狐の仮面は付けておらず、素顔のままでした。
『絹綿神社…?』
『絹綿神社…昔破壊神から世界を護った神社の事。知らないのか?これだから現代っ子はよぉ…』
『…(こいつ…調子乗り過ぎだろうが)』
『羽衣、そんな事言うなや』
『(羽衣…?もしかして、こいつの名前?)』
『しっ、師匠…』
『お前も元々は知らなかっただろう?絹綿神社の歴史なんて…』
『(知らなかったんかい)』
竹の匂い、どこか懐かしい気がする。
『さっきはすまんかったな少年、私はキュウメイ。絹綿神社の管理人や。』
なんかめちゃくちゃ偉い人オーラ出てる。
『俺はランダって言います』
『ランダ君、なんで君は絹綿神社に来たんだ?何か用があったんやろ?』
キュウメイが問いかける。
『じ、実は羽衣さんが案内してくれて…』
羽衣は冷や汗をかき始めた。
『羽衣…?あれだけ絹綿神社に用がない奴は通すなって言ったやろ?』
『…すいません師匠…』
『あっ、でも!!羽衣さんのおかげで助かりました!!俺迷ってて…』
『…そうなんか、今回はたまたまランダ君が優しかったから良かったけど、次は許さんぞ羽衣』
『すいません…』
羽衣はキュウメイに何度も謝った。
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❏キャラ紹介
名前 羽衣 ♂
どこからともなく現れる神出鬼没の奴。
天ぷら好きで食べただけで店が分かる。
元実験体で、大好きな親友を失った。
みんなとは違う身体を持つ。
基本的に無表情でよく分からん奴。
名前 キュウメイ ♂
羽衣の師匠であり絹綿神社の管理人。
男性だが、美貌過ぎて女と間違えられる。
破壊神を封印した超絶凄い人。
実験体だった羽衣を救った人物。
甘い物がとにかく苦手。天ぷらは好き。
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『拝啓、本当の幸せを求める君へ_。』
次回『幸せを求める君となら_。』