蘭「○○!!」
「お姉ちゃん」
蘭「大丈夫なの!!?」
「うん、明日手術だよ」
葵「しゅーちゅ?」
「手術だよ〜」
葵「しゅーちゅってなにー?」
「お医者さんが悪いところを治してくれるんだよ〜」
葵「○○ちゃん悪いところあるのー?」
「そうなの〜」
葵「痛いの痛いの飛んでけ〜」
「葵ちゃん優しいね〜、ありがとう!」
蘭「○○、大丈夫だからね」
「うん、ありがとう」
京「○○〜」
「きょも〜。樹くんも!」
樹「○○ちゃん!大丈夫!?」
「すみません、ご心配おかけして、、」
京「ねぇ、大丈夫なの、?」
「きょものそんな心配そうな顔初めて見たかも〜、w」
京「もう!!」
「ごめんw」
樹「ゆっくりでいいから、無理しないで。」
「ありがとうございます」
コンコン
「はー」
廉「○○!!」
ギュッ
「ねぇ、返事してない」
廉「大丈夫なんか!?」
「うんうん、大丈夫だよ〜」
「海ちゃんは?」
海「○○ちゃん!」
廉「あ、来た」
海「もー廉!病院の中走っちゃダメでしょ!」
「え!?」
廉「はーい」
「はぁ、海ちゃんいつも子守りありがとうね」
廉「はぁ!?子供ちゃうし!」
「うんうん」
廉「てか○○返信雑すぎん!!?」
廉「一言やで!?一言!!」
「だってあんなに来て返信するの面倒くさくなったんだもん」
廉「はぁ!?」
「いや、40だよ?」
海「おー、やっぱ○○ちゃん愛されてるね〜」
「ううん、廉だけで40。」
海「え!!廉どんだけ送ったの!w」
「ほんとだよねぇ」
廉「だって心配やったんやもん!○○全然既読付けへんし。」
「バグで通知来てなかったの」
廉「ほんまにどんだけ心配したことか。。」
「すみません」
「皆さんにあれだけ心配かけちゃってるから、なにふぁむ達も心配かけちゃってるよね、、」
「インスタ更新しようかな、そしたら安心するかも、?」
コンコン
マネ「○○さん調子はどう?」
「あ、マネ!ちょうど良かった」
マネ「はい?」
「インスタ更新したらだめかな?」
マネ「いや、あなた、今活動休止中。」
「んん、、」
マネ「とにかく大人しく!しててよ??」
「はーい」
マネ「絶対よ?」
「分かった、」
「って言ったけど。」
涼「んー?」
「にぃ。私をにぃのインスタに載せて」
涼「いいけど、、○○はいいの?」
「マネにはダメって言われたけど、、」
涼「安心させたいってことね」
「さすが!よく分かってるねぇ〜」
涼「どんな写真撮る?」
「ん〜、、どんなのがいいだろ」
涼「あ、肩に頭乗せて」
「こう?」
涼「んでちょっとだけ髪が見えるっていう。」
「匂わせね」
涼「勘違いされたらやだけどw」
「あ、じゃあ私これ付ける」
涼「指輪?」
「うん、恭平からもらったやつ。」
涼「あー、ペアリングね。じゃあ○○が俺をバックハグしてさりげなく指輪映すか。」
「お願いしていい〜?」
涼「任せなさい」
涼「んー、もうちょい手上かも。」
「…ねぇ、にぃがされたいからとかじゃないよね?」
涼「まっさか!そんな訳ないよ〜w」
「ふーん?」
ずーっと手が上下に動いてるんだけど。結局上か下、どっちなの。w
涼「じゃあこれ投稿するね」
「文章はにぃに任せる」
涼「りょーかい」
涼「こんな感じでどお?」
「ん!いい!」
涼「じゃあ投稿するわ」
「お願いします!」
Ryosuke_yamada.official
📷
愛しのあの子と。︎🤍
涼介Side
涼「ん。投稿完了〜」
「ありがと〜、、」
コンコン
「はーい」
『○○ー、』
『あ、山田くん』
涼「お邪魔だったかな、w」
「??」
あれ、その顔、まさか、、
「ねぇ、にぃ、?」
涼「んー?」
「耳貸して?」
そう言われて耳を近づけると、小声で話しかけられる。
「この人、だぁれ、?」
涼「ん、後で話すな。」
涼「高橋、ごめん、○○明日手術だから面会もう終わるんだ。」
『あ、そうか、、』
『○○、頑張ってな』
「うん、」
涼「本当に思い出せない?」
「、、あの人が部屋に入ってきた時の匂いね、」
涼「うん」
「何か、落ち着くっていうか、好きな匂いというか。。感じたんだけど、、」
涼「○○。」
「?」
涼「右手につけてるの何か分かる?」
「…指輪、?」
涼「そ。」
涼「それ見て何か思い出せない?」
「…恭平とのペアリング、」
涼「そうだよ」
「え、?私、恭平を忘れた、の、?」
そう呟いた○○は、青い顔。もう、雰囲気で分かる。○○は自分を責めてるんだ。
涼「○○、自分を責める必要は無いんだよ。○○のせいじゃなくて、腫瘍のせいだから。」
「でも、っ、!」
涼「大丈夫。○○は明日のことだけ考えて」
涼「いつでも連絡してきていいからね」
「うん、」
○○、大丈夫かな、、
心配とは裏腹に、インスタのコメントは安心の声で溢れてる。
kon*******
今日も顔面偏差値高め!!○○ちゃんとの匂わせ︎💕高橋くんとのペアリング!!
sor*******
○○ちゃんだ〜!!
兄妹でゆっくり休んでね🍵
gon*******
○○ちゃん、いつでも待ってるからねー!
○○Side
私、恭平を、、忘れたくない人を忘れた。何で、?にぃも、メンバーも、大事な人達なのに。
藍「○○。調子は?」
「藍沢先生、」
藍「何だ」
「お願いがあります」
藍「お願い?」
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