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なにわの姫

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なにわの姫

82 - 74.2日目

♥

30

2024年12月06日

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蘭「○○!!」

「お姉ちゃん」

蘭「大丈夫なの!!?」

「うん、明日手術だよ」

葵「しゅーちゅ?」

「手術だよ〜」

葵「しゅーちゅってなにー?」

「お医者さんが悪いところを治してくれるんだよ〜」

葵「○○ちゃん悪いところあるのー?」

「そうなの〜」

葵「痛いの痛いの飛んでけ〜」

「葵ちゃん優しいね〜、ありがとう!」

蘭「○○、大丈夫だからね」

「うん、ありがとう」



京「○○〜」

「きょも〜。樹くんも!」

樹「○○ちゃん!大丈夫!?」

「すみません、ご心配おかけして、、」

京「ねぇ、大丈夫なの、?」

「きょものそんな心配そうな顔初めて見たかも〜、w」

京「もう!!」

「ごめんw」

樹「ゆっくりでいいから、無理しないで。」

「ありがとうございます」


コンコン

「はー」

廉「○○!!」

ギュッ

「ねぇ、返事してない」

廉「大丈夫なんか!?」

「うんうん、大丈夫だよ〜」

「海ちゃんは?」

海「○○ちゃん!」

廉「あ、来た」

海「もー廉!病院の中走っちゃダメでしょ!」

「え!?」

廉「はーい」

「はぁ、海ちゃんいつも子守りありがとうね」

廉「はぁ!?子供ちゃうし!」

「うんうん」

廉「てか○○返信雑すぎん!!?」

廉「一言やで!?一言!!」

「だってあんなに来て返信するの面倒くさくなったんだもん」

廉「はぁ!?」

「いや、40だよ?」

海「おー、やっぱ○○ちゃん愛されてるね〜」

「ううん、廉だけで40。」

海「え!!廉どんだけ送ったの!w」

「ほんとだよねぇ」

廉「だって心配やったんやもん!○○全然既読付けへんし。」

「バグで通知来てなかったの」

廉「ほんまにどんだけ心配したことか。。」

「すみません」




「皆さんにあれだけ心配かけちゃってるから、なにふぁむ達も心配かけちゃってるよね、、」

「インスタ更新しようかな、そしたら安心するかも、?」


コンコン

マネ「○○さん調子はどう?」

「あ、マネ!ちょうど良かった」

マネ「はい?」

「インスタ更新したらだめかな?」

マネ「いや、あなた、今活動休止中。」

「んん、、」

マネ「とにかく大人しく!しててよ??」

「はーい」

マネ「絶対よ?」

「分かった、」


「って言ったけど。」

涼「んー?」

「にぃ。私をにぃのインスタに載せて」

涼「いいけど、、○○はいいの?」

「マネにはダメって言われたけど、、」

涼「安心させたいってことね」

「さすが!よく分かってるねぇ〜」

涼「どんな写真撮る?」

「ん〜、、どんなのがいいだろ」

涼「あ、肩に頭乗せて」

「こう?」

涼「んでちょっとだけ髪が見えるっていう。」

「匂わせね」

涼「勘違いされたらやだけどw」

「あ、じゃあ私これ付ける」

涼「指輪?」

「うん、恭平からもらったやつ。」

涼「あー、ペアリングね。じゃあ○○が俺をバックハグしてさりげなく指輪映すか。」

「お願いしていい〜?」

涼「任せなさい」


涼「んー、もうちょい手上かも。」

「…ねぇ、にぃがされたいからとかじゃないよね?」

涼「まっさか!そんな訳ないよ〜w」

「ふーん?」

ずーっと手が上下に動いてるんだけど。結局上か下、どっちなの。w


涼「じゃあこれ投稿するね」

「文章はにぃに任せる」

涼「りょーかい」


涼「こんな感じでどお?」

「ん!いい!」

涼「じゃあ投稿するわ」

「お願いします!」


Ryosuke_yamada.official

📷

愛しのあの子と。︎🤍



涼介Side

涼「ん。投稿完了〜」

「ありがと〜、、」

コンコン

「はーい」

『○○ー、』

『あ、山田くん』

涼「お邪魔だったかな、w」

「??」

あれ、その顔、まさか、、

「ねぇ、にぃ、?」

涼「んー?」

「耳貸して?」

そう言われて耳を近づけると、小声で話しかけられる。

「この人、だぁれ、?」

涼「ん、後で話すな。」

涼「高橋、ごめん、○○明日手術だから面会もう終わるんだ。」

『あ、そうか、、』

『○○、頑張ってな』

「うん、」


涼「本当に思い出せない?」

「、、あの人が部屋に入ってきた時の匂いね、」

涼「うん」

「何か、落ち着くっていうか、好きな匂いというか。。感じたんだけど、、」

涼「○○。」

「?」

涼「右手につけてるの何か分かる?」

「…指輪、?」

涼「そ。」

涼「それ見て何か思い出せない?」

「…恭平とのペアリング、」

涼「そうだよ」

「え、?私、恭平を忘れた、の、?」

そう呟いた○○は、青い顔。もう、雰囲気で分かる。○○は自分を責めてるんだ。

涼「○○、自分を責める必要は無いんだよ。○○のせいじゃなくて、腫瘍のせいだから。」

「でも、っ、!」

涼「大丈夫。○○は明日のことだけ考えて」



涼「いつでも連絡してきていいからね」

「うん、」



○○、大丈夫かな、、





心配とは裏腹に、インスタのコメントは安心の声で溢れてる。


kon*******

今日も顔面偏差値高め!!○○ちゃんとの匂わせ︎‪💕高橋くんとのペアリング!!


sor*******

○○ちゃんだ〜!!

兄妹でゆっくり休んでね🍵


gon*******

○○ちゃん、いつでも待ってるからねー!




○○Side

私、恭平を、、忘れたくない人を忘れた。何で、?にぃも、メンバーも、大事な人達なのに。


藍「○○。調子は?」

「藍沢先生、」

藍「何だ」

「お願いがあります」

藍「お願い?」

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