コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
エンジェル「あー疲れたーあれみんなもう寝たかな…まぁいいや俺も寝よ」
…とは言いつつ最近寝れてないな…
首に冷たいものが当たる
エンジェル「うわ!冷たッ!?」
シャット「“フフッ笑 おかえり。エンジェル”」
エンジェル「あ、ただいま…その声って」
シャット「“私のラジオボイスです。疲れたでしょ?飲み物どうぞ”」
エンジェル「ありがとう。」
シャット「“今日スタジオに行ったんですが気づきませんでした?”」
エンジェル「え?来たの?」
シャット「“えぇ、時々ムーサっていうモデルの子を見に行っててその時ついでに見に行ったんです。”」
エンジェル「そうなんだ気づかなかったよ。ごめん」
シャット「“いえ、いいですよ。”」
エンジェル「そのムーサって子のマネージャーでもやってるの?」
シャット「“えぇ、私が推薦したので。”」
エンジェル「そうなんだ初耳」
シャット「“まぁ、マネージャーと言ってもほとんど何もしませんがね”」
エンジェル「そうなんだ。聞いたことないかも」
シャット「“ならヴィンテージは?”」
エンジェル「あー知ってるでもあいつもう居ないんだよな。なんで知ってるの?」
シャット「“…さぁ”」
エンジェル「まぁ、いいやあいつ嫌いだし先輩なのはあってるけど偉そうにしてて嫌い」
シャット「“えぇ、私も今は嫌い”」
エンジェル「知り合いなの?」
シャット「“知り合いだけど…今は何も思ってない”」
エンジェル「ふーん…いつ寝るの?」
シャット「“あなたが寝たら。”」
エンジェル「俺最近寝れないからまだ寝ないよ」
シャット「“私は暇なので”」
エンジェル「まぁ、いいや俺の話聞く?シャットの話も聞くし」
シャット「“いいですよ。ラジオ司会者は相談とかも乗るので”」
エンジェル「うーんと…下ネタあり?」
シャット「“大丈夫ですよ。”」
エンジェル「ヴァレンティノってさSMプレイばっかりしてきてさしかもきついし痛いし」
シャット「“…SM…?”」
エンジェル「あ、知らない?」
シャット「“ヴァレンティノと話すとその話が出てくることはあります”」
エンジェル「そうなんだね。でさぁ使う薬も俺好みじゃないから嫌なんだよ」
シャット「“なるほど”」
エンジェル「それで契約してなければ逆らえるんだけど逆らったら殴られるは蹴られるは命令してくるは嫌なんだよ。」
シャット「“あら、契約してたんですね。契約でもそこまでするんですか”」
エンジェル「うん。多分俺は部下と上司だからね」
シャット「“そうですね。”」
エンジェル「シャットはなんか話ある?人にできるような」
シャット「“人にできる話?ありますけど…どういうのがいいですか?”」
エンジェル「じゃあ…アラスターの話」
シャット「“アラスターの話なんかして楽しいですか?”」
エンジェル「そこまで言う?」
シャット「“…あ、恋バナってことですか?”」
エンジェル「そう!なんかある?」
シャット「“恋バナ…ないですね。”」
エンジェル「え?ないの?」
シャット「“はい”」
エンジェル「じゃああとなんの話あるだろ」
シャット「“一応なんでも答えられますが”」
エンジェル「なら…苦手な事何?」
シャット「“苦手なこと?”」
エンジェル「シャットって好き嫌い無さそうだからあるのかなと思って」
シャット「“食べ物の話ですか?”」
エンジェル「いや、全部」
シャット「“嫌い…さっき言ったヴィンテージです”」
エンジェル「やっぱ知り合いなんだね」
シャット「“…あまり人に言わないでくださいね”」
エンジェル「うん」
シャット「“元彼なんですよ。ヴィンテージは”」
エンジェル「そうなの!?」
シャット「“すごい前の話ですからね。未練も無いです今はすごく嫌いで”」
エンジェル「そうなんだ他には?」
シャット「…“ダンスとか、”…歌とか」
エンジェル「そうなの?得意そう」
シャット「特にダンスはアラスターに強制にさせられるからどうすればいいか分かんないです」
エンジェル「なるほどね歌はなんで?」
シャット「人に合わせて歌うのが嫌なんです。1人のときならいいんですが」
エンジェル「そういう事ね。つまり人に合わせるのが苦手ってこと?」
シャット「はい…あれいつの間にか…マイクの充電が…まぁ、いいや」
エンジェル「他に苦手なものある?」
シャット「私すごいありますよ。」
エンジェル「全部聞きたい」
シャット「えっと…触られるのが苦手で」
エンジェル「そうなの?」
シャット「少しはいいんですが擽られるのが大の苦手で」
エンジェル「そういう事ね。多分それ慣れてないからじゃない?」
シャット「…確かに…人と交流なんて苦手ですからね」
エンジェル「多分それ人と交流とかじゃなくて人間不信ってことじゃ?」
シャット「…そうなんですよね…私本当に人間不信でした」
エンジェル「多分そういうことだと思うよ」
シャット「他に何か聞きたい事ありますか?」
エンジェル「んー…」
シャット「ないならほかの話を聞きますが」
エンジェル「いや、俺もこれ以上話ないからな」
シャット「……」
エンジェル「やっぱアラスターの話してよ」
シャット「ないですよ。」
エンジェル「アラスターの好きなとこは?」
シャット「質問してくれるのですか?」
エンジェル「うん!それで答えて」
シャット「…一緒にいてくれるとこ…とか」
エンジェル「そうなんだ!じゃあ好きになったの何年前?」
シャット「そんな昔のこと覚えてないですよ。」
エンジェル「じゃあ結構前から好きなんだ」
シャット「正直好きになった年数は誰にも負けません」
エンジェル「確かに笑」
シャット「…あなたは優しいんですね笑」
エンジェル「そう!俺はとっても優しいの」
シャット「優しさって意識して出せるものでは無いんですよ。無意識に出せるのが本当の優しさなんですよ。」
エンジェル「……」
シャット「…ん?」
エンジェル「すごいこと言うなって思って」
シャット「そうでしょ?」
アラスター「2人で楽しくお話してるところ悪いんだけど、シャット少しいいかな?」
シャット「あ、はい。ちょっとまっててください」
エンジェル「なに?アラスター嫉妬?」
アラスター「シャット早く」
エンジェル「あらま怒らせちゃった」
シャット「どうしました?アラスター」
アラスター「起きたらいないから探したんですよ。」
シャット「あーすみません」
アラスター「あなた夜寝ないのに朝は起きないんだから早めに寝てください」
シャット「すみません笑」
アラスター「…変なことされてませんか?」
シャット「え?はい相談乗ってあげただけですよ。リクエストが来たんで」
アラスター「そうですか…何かあったらなんでも言ってください」
シャット「ありがとうございます。」
アラスター「……」
シャット「すみません。エンジェルお待たせしました。」
エンジェル「いいよ。別に嫉妬してた?」
シャット「さぁ…?分かりません」
エンジェル「アラスターと両思いなんだよね?」
シャット「えぇ…まぁ…」
エンジェル「それも人に言っていい話?」
シャット「えぇ、あの人すぐバラすので」
エンジェル「あー確かに」
シャット「まぁ、付き合ってもないのにそんなに喜ぶことか分かりませんけどね」
エンジェル「どんな感じでお互い好きってわかったの?」
シャット「えっと…アラスターから言ってくれて…」
エンジェル「まじ?以外に積極的なんだね」
シャット「まぁ…嬉しかったですし…笑」
エンジェル「アラスターにも同じこと聞いたけどアラスターは気づいてたんだね」
シャット「なんで気づいてたのか…」
エンジェル「なんか行動で分かるって言ってた」
シャット「…何を分かってるのか好きになった理由すら聞いてないのに…」
エンジェル「聞いてみたらいいのに」
シャット「…いつかね…すみませんやっぱり私寝ますね。疲れました。」
エンジェル「そっか、おやすみ」
シャット「おやすみなさい…」
アラスターの部屋
シャット「…アル…」
アラスター「…?、ん?」
シャット「…いや、なんでも…」
アラスター「そう?話していいですよ」
シャット「…あの…なんで私の事好きなんですか、?」
アラスター「あれ、話したことありませんでしたか?」
シャット「覚えてないです。」
アラスター「…んー…ただの一目惚れですよ…」
シャット「…そうですか…」
翌朝
アラスターの部屋
コンコン
エンジェル「シャット?…寝てる?」
シャット「……💤」
エンジェル「…起きるまで待つか」
数時間後
アラスター「…あれ?エンジェルどうしましたか?」
エンジェル「いやー話したいことあるから来たけど起きないからさ」
アラスター「シャットはそう簡単に起きませんよ」
エンジェル「どーしよかな…」
アラスター「いいですよ起こします。シャル、起きてください」
シャット「ン?…」
アラスター「エンジェルが話したいことがあるそうです。」
シャット「はァい。分かりました。」
エンジェル「あーえっと…」
アラスター「大丈夫です私は出ますので」
エンジェル「ごめんねアラスター」
アラスター「いえ。」
シャット「…それで?なんですか?」
エンジェル「昨日アラスターがシャットのこと好きな理由聞いた?」
シャット「あー聞きましたよ。」
エンジェル「なんだった?」
シャット「一目惚れって言われました。」
エンジェル「そうなの!?」
シャット「疑うなら本人に聞いてください」
エンジェル「おっけー」
エンジェル「あ、そういえばなんでシャットはアラスターのこと好きなの?」
シャット「え?」
エンジェル「いや、アラスターが一目惚れならシャットも一目惚れかなって」
シャット「いえ違いますよ。」
アラスター「失礼な…」
シャット「あら、お聞きになられましたか。」
アラスター「即答しないでください。見た目がダメみたいな感じじゃありませんか」
シャット「いえ、好きになったのは見た目じゃないので」
アラスター「私はあなたを好きになった理由を言ったのであなたも言うべきでは?」
シャット「嫌です。」
アラスター「言いなさい。」
シャット「言いたくないです。なんであなたに言わないと?」
エンジェル「…じゃあ俺はこれで…」
アラスター「さぁ、言いなさい」
シャット「んーッ💢」
アラスター「では契約は解除しますか?」
シャット「嫌です!なんでそんなこと!」
アラスター「なら言ってくれないとー」
シャット「いい加減に!」
アラスター「いいんですかー?」
シャット「…もう…誰にも言ったことほとんどないのに…」
アラスター「いいですよ。あなたの初めては全て私ですから」
シャット「卑猥な言葉に聞こえるのでやめてください。」
アラスター「言ってません。早く言いなさい」
シャット「…えっと…」
アラスター「んー?」
シャット「、好きなのに、理由はいらないと思います!」
アラスター「…oh…ok」
アラスター「それで本当は?」
シャット「ッ、えー…」
アラスター「あるでしょ?」
シャット「ん…いや…その…驚かないでくださいね?」
アラスター「えぇ、もちろん」
シャット「…その…最初私に話しかけてくれたでしょ?」
アラスター「えぇ。」
シャット「私話しかけられるのが慣れてなくて…でもあなたは毎日話しかけてくれたのが嬉しかったんです。」
アラスター「…別に驚きませんが?」
シャット「逆に私はあなたから一目惚れという単語が出てくるなんて思ってなかったです。」
アラスター「まぁね。」
シャット「…私は…あなたにあなたの声が好きだと思われたかったんです。」
アラスター「…?」
シャット「あなたの声が居心地がいいんじゃなくてあなただから居心地がいいんですよ。」
アラスター「……」
シャット「…まぁ!私はあなたの何もかも好きですよ!」
アラスター「そうですか!」
シャット「……」