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⚠️注意⚠️
これは完全な二次創作です
捏造しかありません
※shpが暴行(脅迫)を受けるシーンあり
大丈夫な方のみどうぞ>>>>
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wrwr国…それは軍事国家
国土は小さく、人口も多くはないが、武力にいたっては世界の上位に君臨するほど。
wrwr国の軍兵たちは戦争をするため、今日も世界各地を回る。
…しかし、ただの戦争ではない。
彼らは弱きを助け強きを挫く…それを信念に闘っている。
その国の総統は、強いカリスマ性をもって国民を、軍兵を、世界をまとめあげる。
彼に惹かれるものは、皆その国に集う。
───彼に忠誠を尽くすため───
そこで自分は筆を置いた。
「報告書書き上げたっけ…」
自分の愛用PCを立ち上げ、マウスを動かし確認する。
「うわ、今日までの終わってない、」
時計を見るも長針と短針は、無情にも重なり合おうとしている。窓の外は闇が広がっている。
「やっば!まじ自分なにしてんねん…!」
キーボードを一心不乱に叩き、文字の羅列を目で追い、誤字脱字を確認して提出する。
…どうも明日は赤いマフラーの彼にどやされそうだ。
「ショッピくーん」
遠くから自分を呼ぶ声
「…なんすか??」
少々顔を顰めてそうかえす。
「そんな顔しとるってことはわかっとるよな??」
「いやぁ、なんの事やら。」
「…はぁぁぁぁ………」
深いため息をつき、俯く彼。黒縁眼鏡が少しずり落ち、目元の隈がよく見える。
「まぁ、次は気をつけてな?あのクズよりはましやわ」
「どうもっす」
「褒めてへんからな?」
そう言って最後に凄んでくる彼。
自分は知らんぷり。
この軍に来てからもう6年、幹部の職について1年、自分は今日も総統に忠誠を尽くす。
また、あの日の彼を探している。
(まぁ、どんな人やったか、はっきりと覚えてないけど…)
あの日の彼とは、自分が軍に入隊して数ヶ月のこと───
「うぜえんだよお前!!!」
そう叫んだスキンヘッドの一般隊士は、自分を軍人寮の廊下の壁に叩きつける。その後ろでは、2人の隊士がにやにやと下卑た笑いを浮かべている。自分はただ訓練をこなしただけだ。───途中、絡んでくる輩を雑にあしらったが。
「はぁ、教養のなってない人ばかりですね。そんなに叫びたいなら動物園でどうぞ。」
…こうやって煽れば面白いぐらいに目の前の彼の顔色は変わる。でも唾は飛ばすなや。
「なんだと!!?」
あ、声に出てしまっていたらしい。激昂した相手が自分の胸倉を掴み上げる。相手は自分よりも図体が大きいので、掴みあげられると地面から少し浮く。
「やめてくださいよ。軍服が伸びるじゃないですか。」
こんな時でも舐められないよう強気になるのは、小さい頃の名残かもしれない。しかし、今回は相手が悪かった。
「お前、そんな舐め腐った態度とってるとわかってんだろうなぁ?」
突然、廊下の中央に投げ飛ばされる。咄嗟に受身は取れたが、途端に自分を投げ飛ばした奴が、仰向けに倒れる自分に馬乗りになる。もちろん重くて息が詰まる。
「ぐっ……どいてくださいよ。」
必死に睨み、ドスを効かせた声で焦りを悟らせないようにする。しかし、相手に退く気配はなく、抵抗を試みるも取り巻きたちに腕を押さえられる。
「歯ぁ食いしばれよ!」
そう叫び、怒りで真っ赤な彼は拳を握る。嗚呼、これから自分は殴られ、再起不能にされるのか、と厭に冷静な頭で考える。
せめて、痛みを和らげようと、ぎゅっと目をつぶった。
「…………??…」
しかし、いくら待っても痛みは来ない。変な緊張のせいで聴覚が馬鹿になっていたが、だんだんと落ち着きを取り戻してくると、なにか周りが騒がしい。
「わ、悪かったから!もう許してくれ!!」
あの男の声がそう叫ぶ。何事かと目を開けると、自分の身体の右で頬を腫らし、さっきとは打って変わって青ざめた表情の彼と、それを見下ろす黒髪の男がいた。
「お前らわかってんのか??軍兵が、一般人じゃないにしろ、他人に感情的な暴力を振るうのはご法度だ。この状況、どう説明をつけるつもりだ?」
名前も知らない黒髪の軍人が男を詰める。詰められている男は「あの…その……」としどろもどろになっているが、さらに彼が男に詰問する。
「このことを上に報告するとどうなるだろうなぁ?そりゃお前は除隊しなければならなくなるだろうなぁ。それだけでなく、社会的地位も無くすだろう。…他人事のようだがお前ら2人も同罪だからな??」
「……だが証拠がない!!証拠がなければ上に報告できない!!ざまぁみろ!!!」
男が急に強気になってそう叫ぶが、彼は依然として冷たい目を3人に向けている。
「証拠??あるに決まっているだろう。」
そう彼は言い、スマホを取り出し、ある動画を再生する。それは先程のごたつきの一部始終を収めた動画だった。3人の男の顔が紙よりも白くなる。
「す、すみませんでした!!!俺らが悪かったんで、どうかそれだけは!!…上に報告することだけはやめてくれませんか!!?」
急に態度を変える男たちだったが、そんな彼らに黒髪の彼は告げる。
「…じゃあ、お前らが自ら軍を抜けるというのなら考えてやらんこともない。」
「そ、そんな………」
「これでもかなり譲歩した結果だが??まだ文句があるというのなら、この話はなしだな。」
「わ、わわかりました…!!自ら軍を抜けますので…!どうかそれだけは………!!」
事は淡々と、当事者の自分が介入するまでもなく進んでいく。あまりの結果に目を見開いていると、黒髪の彼が振り返った。その時、彼の顔は蛍光灯の光で逆光になって見えなかった。しかし、彼が笑みを浮かべたことだけはわかった。
「災難やったな、大丈夫か?一応、医務室で怪我がないか確認してきたらどうや??」
先程との温度差に驚く。
「いや…でも、自分が起こしたことですし……」
「気にせんでええから行ってこい!怪我の有無で証拠が増えるかもしれん、ほら行け行け!!」
「あ、ありがとうございます………」
そう言って自分は医務室へと向かった。
あの後自分は軽い打撲を負っていたが、それを確認するように黒髪の彼が来ることはなく、それきり彼ともあの男たちとも出会うことはなかった。
───(声ももう大分忘れてきてしもたけど…)
こんな状態で彼を見つけ出すことはできないと思っているが、どうしても聞きたいことがある。
───(なんで自分を助けてくれたんや…)
───彼はまだ知らない。もう既に黒髪の男と出会っていることを───
トントンさんに注意をうけた夜、、、
「さぁ、のめ!!!!!歓迎祭じゃぁ!!!」
バリトンボイスが食堂に響く。幹部たち、一般兵たちがよく食べ、よく騒ぎ、よく飲む。
今日は新しく幹部となったチーノの歓迎会だ。視界の端には食害をして不敵に笑う緑パーカーの彼がいる。既に、鬱先生が青さを通り越して白くなっている。草。自分は被害を被らないようにそっと離れ、本日の主役、チーノに後ろから近づいた。
「チーノ、っすよね?」
「え?あ!幹部のショッピさんですよね!!本日幹部に昇格となりました。チーノでございます!よろしくお願いしますね!!」
そう言い、恭しくお辞儀をした彼はにこりと愛想のいい笑いを浮かべた。どこか食えない新人だ。
「そんな敬語じゃなくていいで?わいも幹部になって1年やし、多分入隊したんはほぼ同時期やろ。」
「あ、じゃあタメで!!よろしく!」
「よろしく」
そう言って握手を交わす。
そこに酒臭いニット帽の男が近寄る。シャオロンさんだ。
「チ〜ノ〜〜!!ようのんでるかぁ〜〜〜??お前めがねぐるっぐるやなぁ〜〜〜笑笑」
「飲んでますよぉ〜!シャオロンさんベロッベロですね〜!」
「あぁぁ〜??なんやて〜???先輩の酒は飲めへんってぇ〜〜??」
「あ、話通じひんようですね!!!そんな絡み酒やと人気出ませんよぉ?」
「うっ……………」
こいつ……やるなぁ。シャオロンさんの扱い方をわかってる………。シャオロンさんもチーノの言葉が胸に刺さったのか、その場から離れていった。どうもトイレに向かったようだ。
「すごいなチーノ。」
「え?そうかなぁ///」
「褒めてはないで」
「えぇ!!!」
「まあ、慣れてきたようでよかったわ」
その後も、自分たちは楽しく駄弁り、飲み明かした。そろそろお開きとなりそうなところで、1人の男の声が大きく響いた。
「え!!コネシマさん、黒髪やったん!!!?」
あまりに響いたもので、多くの視線が発生源へと向けられる。
「いや、金髪が地毛や!!それは一般兵の時やな!さすがに、上の職についてへんのに金髪やと色々目立つ思て!!」
あまりの声の大きさに自分は席を立ち、彼の方へと向かった。
「クソ先輩うるさいです。」
そう言ってフォークを振りかぶるも、いつものように避けられる。
「ぅおおぉい!!!あぶないやろしょっぴぃぃぃ!!!」
「うるさいコネシマさんが悪いです。」
「追撃すな!!!」
いつものやり取りをしていると、
「お前もコネシマさんの一般兵の時の写真見に来たんか??」
と、先程大声をあげていた幹部の男が声をかけてくる。
「……まあ、一応見ておきますわ。」
「なんや!ショッピも俺の若い頃が気になるんか??」
「ほんまにうるさいです。コネシマさんの弱みを握ろうと思ったんですよ。」
「なんやとぉ!?」
やかましいクソ先輩は無視して、男に差し出された写真を見た。それを見た自分は目を見張った。
「な?めっちゃ変やろ??」
「変ってなんやねん!!」
そんな話し声も聞こえないほどに写真に見入る。
「……これほんまにクソ先輩っすか?」
「せやで〜!やっぱ変やんな!?」
「だから変ってなんやねん!!」
「……変っすね。」
「やろぉ〜!」
「おいこらしょっぴぃ!!!」
「じゃあわいは戻りますわ」
「おぉ、じゃな〜」
「まてぇしょっぴ!!」
先輩の声も無視してその場を去る。
…いや無視したのではない、周りの音が耳に入らないほど自分はあの写真に衝撃を受けたのだ。
チーノがいる席に戻ったことは覚えているが、何を話し、どうやって自室へと戻ったのかはほとんど覚えていない。
2019年3月10日(日)
今日は新しく幹部になったチーノの歓迎会をした。そこで、成り行きでクソ先輩の若い頃の写真を見せてもらった。衝撃的すぎて、ワイはそれからの記憶がほとんどない。
───まさか、“彼”の正体は『彼』だったのか?───
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こんにちはかいらいです
今回でちょっと進んだかな?終わり方がわからん
ってか最近やっと定期テスト終わったんですがまだ色々テストさせられてストレス溜まりまくりです………
あ〜自由にアニメ見て暮らしたい…
ズートピア2みたいなぁ………
そういえばミルサブ映画2月にするって聞きました??
最高っすね💕︎👍
もっと遅いと思ってたからめっちゃ楽しみ
楽しみがあると色々頑張れますね😊
…課題頑張ろ…