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#保科宗四郎
いゆ
786
#原作無視、キャラ崩壊、口調迷子
Sara
1,191
ひなの
2,260
鳴「お前と出会ったからだ、保科」
保「……え?」
宗四郎が石のように固まった。…そんなに驚くか?
保「え、どゆこと。僕と会ったからって…え?」
まともな文章になってない。珍しい。あの宗四郎がこんなに動揺するなんて。
鳴「どうゆうことって、そのままの意味だ」
保「いや、やから、なんで僕と会ったっていうのが、真面目になる理由になるん?」
ボクは躊躇った。今言うのかどうか。だが、天秤は一瞬で傾いた。
鳴「…入学式に、お前に一目惚れしたからだ」
保「……は?」
本日2度目の宗四郎の間抜け面。
保「いや、まてまてまて。僕なんかしたっけ、入学式ん時」
鳴「いや、特になにもしてない。一目惚れだ、つってんだろ」
宗四郎は、どこか納得いかないような顔でボクを見てくる。…しょうがないな。全部言ってやるか。
鳴「…お前が友達と笑ってた顔を見て、あんな顔するの、ボクの隣だけがいいって思った」
宗四郎がポカンとしてる。……可愛いな。…こんな顔、ボク以外に見せないでほしい。
鳴「…重いか?」
保「何が?」
即答してきた。もうだいぶ回復したみたいだな。
鳴「ボクの隣だけがいいっていうの」
保「…全然重ない。僕は嬉しいで?弦くんがそこまで僕のこと好きってことやから」
鳴「なっ…!そうは言ってない!」
保「けど、そういうことやろ?」
鳴「うっ…それはそうだが…」
保「ほら、認めた〜」
鳴「認めてなんかない!」
これ以上喋っていると負けそうな気がして、ボクは無理矢理話題を変える。
鳴「…宗四郎は、なんでボクが好きなんだ?」
保「ふぇっ!?僕は…」
珍しく言い淀んだ宗四郎は、意を決したようにボクの方を見て、こう言った。
保「…僕、ドMなんかもしれん」
鳴「……は?」
何言ってるんだコイツは。ボクがそう思っていると、宗四郎が再度口を開く。
保「…弦くんに殴られてるとき、ちょっと痛かったけど、嫌やなかった。それで…気ぃ付いたら、目で追ってた」
鳴「……そうか」
保「…うん」
それから数分間、ボクたちの間に会話はなかった。…アイツが来るまでは。
突然大きな音をたてて、ドアが開けられた。
一「宗四郎〜!!」
ソイツ_保科宗一郎は、ボクたちの姿が目に入ると、一直線に宗四郎の胸に飛び込んだ。
…普通逆だろ。
保「え!?兄貴!?ちょっ…みんな見てるから、離れて!」
一「え〜?良いやん別に〜減るもんやないし〜」
確かに宗四郎の言う通り、かなり周りの人の注目を集めている。だが、宗一郎はそんなことお構いなし。
宗四郎は必死に宗一郎を引き剥がそうとしている。宗一郎の馬鹿力の前には蚊のようなものだが。
ボクはというと…
鳴「…おい、クソ兄。宗四郎から離れろ」
と、宗一郎に対する怒りしかなかった。
一「なんでや?」
ニコニコと、とてつもなく腹が立つ笑みを浮かべたまま返してくる宗一郎の挑発に、ボクはまんまと乗ってしまう。
鳴「…宗四郎はボクのものだ」
怒りに身を任せて、とんでもないことを言ってしまった。
保・一「……は?」
一「はあぁ〜〜!?宗四郎が鳴海くんのもんやと!?んな訳ないやろ!宗四郎は俺のや!」
鳴「いや、それこそないだろ。宗四郎はボクのだ」
一「はぁ〜!?宗四郎!どっちや!」
ボクと宗一郎は同時に宗四郎の方を向く。
宗四郎は少し考えて、こう答えた。
保「僕は誰のもんでもないけど、兄貴のなんは嫌やな」
コメント
6件

2人がお互いに好きになったきっかけが知れてよかったです!宗一郎の扱いが雑なのもちょっと笑っちゃいました😆次回も楽しみにしてますね!
ひなのさん、第15話読み終わりました! 鳴海くんがついに「一目惚れした」って言っちゃった…!そして「ボクの隣だけがいい」っていう告白、重いとか言われたらどうしようって心配するところが高校生っぽくて可愛いですね。でも宗四郎が「全然重ない」って即答したのが、もう信頼関係の証みたいでじんわり来ました。 最後の宗一郎兄さん乱入からの「宗四郎はボクのものだ」発言、思わずニヤけました。そして宗四郎の「兄貴のなんは嫌やな」…この返し、めっちゃ好きです。笑