テラーノベル
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団体様本人様一切関係ありません
名前伏せてません
knsrです
ちょっとsrpがぐいぐい行くかも
地雷の方注意してください
慌てすぎて前書き忘れてました( ˊᵕˋ ;)💦
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[はい、おまたせ]
『本当に奏斗が作ったの…これ…』
[セラフに食べさせたくて頑張ったんだから!]
『…うん……嬉しい』
セラフの目の前に置かれたのは綺麗な丸にふんわりと乗ったクリームと程よく粉砂糖のかかっているパンケーキ
奏斗がどうしても食べさせたいと雲雀にお願いしてふわふわパンケーキのコツを伝授してもらい完成したセラフの為だけの逸品だ
『写真撮っていい?』
[好きなだけ撮っていいよ]
『俺の宝物だよ、ありがとう奏斗』
スマホで綺麗に撮ったパンケーキを見てセラフには笑みがこぼれる
そんなセラフを見る奏斗は少し頬を赤くして幸せそうだった
[あっ、後ね…これもあるんだよ]
『何か高そうじゃないそのはちみつ……』
[常連さんがくれてさ、これかけたら美味しくなるかなって]
『ありがたく使わせてもらうよ』
少しだけ小ぶりの瓶を開けてスプーンで掬いパンケーキにかける、すると照明に反射してキラキラと琥珀色に輝く
『めちゃくちゃ綺麗』
[ね、僕も写真撮って良い?]
『ん、いいよぅ』
[ありがと]
奏斗もスマホを取り出して写真を撮る、ちゃっかりセラフも一緒に
『俺も撮ったでしょ?』
[これは僕の宝物だからね]
『パクんなよ~』
[いいから早く食べな!あーんでもしてやろうか?]
『恥ずかしいから自分で食べる』
[ちぇー]
恥ずかしそうに言ったセラフは綺麗にひと口、またひと口と口に運んでいく
[どう?]
『…………すごく美味しい』
[良かった、セラのその顔がみたかったんだよ僕は]
『無くなるの勿体ないなぁ…レジンとかで固めて取っておけばよかったかな…』
[そこまでしなくてもいつでも作ってあげるってw]
『ホント?』
[ホント!]
『じゃあいいや』
手は止めずに冗談なのか本気なのか分からなくなる様な事も相変わらず口にしながらキレイに食べ終わった
『ご馳走様でした、本当に美味しかった…ありがとう奏斗』
[ん、お粗末さまでした!]
『お皿片付けちゃうね』
[いいよ、僕がやるよ]
『ダメこれくらいは俺がやるから』
[強情!]
『奏斗に言われたくない』
やいのやいのと言い合いを少しだけするけど我慢できずにすぐ笑い合う
『ね、奏斗』
[ん?な、に…?]
椅子から立ち上がりお皿を持って移動しようとしたセラフは奏斗の隣りで立ち止まりお皿を一旦テーブルに置いた
そしてはちみつの瓶に入ったスプーンを取り出して親指で掬い手を頬に添えてそのまま奏斗の唇へ口紅をつけるようになぞる
『綺麗だよ奏斗』
[ちょ…何してんの…]
『んーー俺からのささやかなお返し、今はこれしか出来ないから』
[んぅ…!]
そう言ってはちみつを塗った唇にキスを落とす
ちゅっと最初に優しく触ってから塗ったはちみつを食べるようにちゅうっと音を鳴らし最後に口開けてとノックをしてからいつもするような深い甘いキスをする
[っえ……えぇ…セラからしてくれんの……?]
『言ったじゃんお礼だって……夜も俺の事奏斗の好きにして良いよ?』
[……は?おま…何言ってんのか自分でわかってんの?]
『分かってるよ、俺は奏斗とえっちしたいって言ってんの』
[………抱き潰すかんなお前………]
『うん、期待してる……奏斗大好き』
[ん゛も~!!!ほんっと何なの!??僕も!!!大好き!!!愛してる!!!]
奏斗を抱きしめてすりすりと身を寄せて愛を伝える
奏斗も愛おしいくて尊い恋人に若干キレながらも愛を伝えた
俺たち死ぬまでずうっと一緒だよ?って奏斗耳打ちをしてからもう一言
『俺今日えっちな下着履いてるんだ』
この言葉も耳打ちして理解し終わった奏斗が大声を上げながら椅子から転げ落ちるまであと数秒のこと
コメント
4件
ぁ、ぇ、お、ぇ????訳・とても素晴らしい作品です。土下座します、ありがとうございます!!!!
ガタンッゴトガタッ(奏斗と共にオタクが椅子から落ちる音)